ちょっと宣伝」カテゴリーアーカイブ

ちょっと宣伝、前後編マンガ(ショタ系?)描きました

Aikoku 11月21発売の『バディ 1月号』に、16ページのマンガ描きました。
 タイトルは『哀酷義勇軍(前編)』。因みに後編は、来月に出る同誌2月号に、やはり16ページで掲載予定です。
 内容は、ショタ……って言っていいのかな、これは。いまいちショタなるものの定義が曖昧なので、自分では判断が難しいんですが、このテの主人公(左上画像参照)を描くと、周囲から「ショタ」と言われがちですから、ここは思い切って「ショタ凌辱モノ」と言い切ってしまおう(笑)。
 でも個人的には、ショタというには、ちょいと「幼さ」に欠ける気がします。まあ、以前描いた『TRAP』や『非國民』と、同系統の主人公だと思ってください。デフォルメも、ちょいと少年マンガ寄りに振ってます。
 期せずして、ここんところラブい話を続けて描きましたが、今回は凌辱モノなので、ラブのひとかけらもありません(笑)。
 よろしかったら、来月の後編と併せて、ぜひお読みくださいませ。
『バディ 1月号』(amazon.co.jp)
 で、この号ですが、マンガ以外にも、私のインタビュー記事も載っています。「バディ創刊14周年スペシャル企画」と銘打った「Hello! GAY MAGAZINE」という特集の一環。
 インタビューイは他にも、『G-men』初代編集長だった長谷川(ピンクベア)博史さんとか、元『バディ』スーパーバイザーにして『ファビュラス』編集長だった小倉(マーガレット)東さんとか、『Queer Japan』と『QJr』編集長の伏見憲明さんとか、『薔薇族』編集長の伊藤文學さんとか、もう錚々たる面子。編集長とかの肩書きを持っていないのは私だけなので、何だか肩身が狭い感じ(笑)。
 これらのインタビューは、それぞれの経験からくる内容が興味深いですし、その他にも、バディ執筆陣による一言コメントとか、読者アンケートとか、ゲイ雑誌の歴史の簡単な総括とか、「ゲイ雑誌とは何ぞや、ゲイ雑誌の今後は、ゲイ雑誌は必要か否か」等々、ゲイ雑誌というカオスのありように、様々な角度から踏み込もうとしている、なかなか意欲的な特集号です。
 そちらも併せて、よろしかったらぜひお手にとってみてください。

ちょっと宣伝、読み切りマンガ(白熊系)描きました

Bakubaku 11月17日発売の『肉体派 vol.7』(オークラ出版)に、8ページの読み切りマンガ描きました。
 タイトルは『長夜寞々』。「ちょうやばくばく」と読みます。タイトル&左上のイメージからもお判りの通り、先日発売された単行本『ウィルトゥース』に収録された短編『雪原渺々』の続編。白ヒゲのオジイチャン再び、です(笑)。
 いや、実は前の『雪原渺々』を描いたとき、このオジイチャンはもうちょい描いてみたいな〜、なんて思っていたいたんですが、今回の特集が「性感帯」だったので、上手い具合に再登板させることができました。
 オジイチャンを可愛く描きたいという目的は変わらずで、幸いなことに、下描きをFAXした担当編集さんからも、消しゴムかけをしてくれた相棒からも、「可愛い、可愛い」と好評です(笑)。
 よろしければ、お読みくださいませ。
肉体派 vol.7 (amazon.co.jp)
 さて、それはそれとしてこの二週間ほど、インタビュー記事の校正、依頼された某誌アンケートの回答、単行本三冊相当の本文校正や表紙周りの作業などが、次々とダンゴ状態で続いていて、何だかあわただしい状態。
 最初に世に出るのはインタビューで、今月21日発売の『バディ』1月号に掲載予定。この号には、マンガも16ページ(前後編の前編)描いてます。次が単行本『外道の家(上巻)』で、これは今月末に発売予定。そして、お待たせしました、『君よ知るや南の獄』の単行本も、そう遠くないうちにお届け出来ると思います。お楽しみに!

ちょっと宣伝、単行本『ウィルトゥース』発売です

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 明日10月12日、オークラ出版さんから単行本『ウィルトゥース』が発売されます。収録作品は「雄心〜ウィルトゥース」「雪原渺々」「誰にも言えない」の三本。
 版形は、一般の青年コミックなんかと同じB5版。これまでの私の単行本と比べると、一回り小さなサイズ。お値段も、648円+税というお手ごろ価格。
 装丁の方も、アクアコミックスというレーベルなので、その基本フォーマットは決まっているんですけど、その中での自由度はけっこう高かったので、デザイナーさんにお願いして、カバーの折り返しとか口絵とか、いろいろ楽しんで凝らせていただきました。

 表題作でもある『雄心〜ウィルトゥース』は、古代ローマを舞台にした、二人の剣闘士のお話。アンソロジー「激男」で連載していたものの、諸般の事情で中断してしまった作品です。自分では、かなり「意欲作」のつもりでしたから(まあ、どこがどう意欲的なのかは、言わぬが花ですけど)、未完になってしまったときは、本当に悔しかった。
 それを今回、最終章を描きおろし、無事完結させることができました。他にもちょこちょこ手を入れていて、総加筆枚数は42枚、総計は124ページという、内容もヴォリュームも、読み応えのある中編になったと思います。
 繰り返しになりますが、とにかく、無事に完結できたこと、そして単行本として世に出せたことが、本当に嬉しい。しかも、中断〜未完といった経緯も、今となっては災い転じて福となった感があり、連載の制約から離れた描き降ろしという形で完結させることによって、当初予測していた以上に、作者として満足度の高い作品になりました。

 同時収録の『雪原渺々』は、アンソロジー「肉体派」に描いたもので、日露戦争を舞台にした軍人もの、『誰にも言えない』は、雑誌「Super SM-Z」に描いた、現代もののソフトSMです。
amazon.co.jpで購入

ちょっと宣伝、レディースコミック描きました

Rakujitsu レディコミ描きました。今月24日発売、ぶんか社『ほんとうに怖い童話』11月号掲載の、「落日〜西太后と東太后」です。
 タイトルからもお判りのように、今回は実在人物伝で、西太后というネタも、クライアント様からのご指定でした。近世の実在人物を描くのは初めてですし、同時にレディコミ的な必須要素も満たさなければならないので、今まで私がやってきたマンガのお仕事とは、かなり勝手が違いまして、新鮮でもあり、同時に難しくもありましたね。
 一番の難関は、どこまでを史実に沿って、どこをアレンジするかという匙加減。そういった条件下で、とりあえずは何とか、作品としての独自性も出せるように頑張ってみました。いちおう、オリジナルのアイデアも盛り込んでみたので、史実をご存じの方は、そこいらへんの差異もお楽しみいただければと思います。
 それと、描いていて面白かったのは、これ、ゲイマンガでも何でもないんですが、内容が「女の戦い+エログロ風味」なので、ゲイものじゃないのに、でも何となく「オカマっぽい」んですよね(笑)。そんなせいもあって、昔の少女マンガみたいな「白目!」みたいな演出を、パロディとしてではなく、マジに使えたのが嬉しかった(笑)。まあ、流石に「……おそろしい子!」まではやってませんけどね、そこまでやるとギャグになっちゃうから(笑)。
 この11月号、特集が「毒婦たちの犯罪史」ってとこからして、オカマウケしそうであります。ノンケ女性だけではなく、オカマテイストの持ち主を自認するゲイの方々も、よろしかったらお読みくださいませ。

ちょっと宣伝、ショタもの2連発

Pico_badi_1 企画でショタもの描きました。
 どーゆー企画かと言いますと、日本初の少年愛アニメこと、アダルトアニメーション『ぼくのぴこ』シリーズの主人公を使って、「俺のぴこ」を描くっていう内容です。
 お話しを持ってきてくださったのは、三代目葵マリーさん。初めてお会いしたのは昨年暮れで、今年の初夏頃から具体的な打ち合わせをして、雑誌「バディ」さんでカラーイラストを、雑誌「お尻倶楽部」さんでショートコミックを描くことになりました。

 まず、「バディ」のイラストの方は、「競り市」というリクエストをいただいたので、地下組織のオークションみたいなノリで描かせていただきました。左上の画像がその一部ですけど、ちょいとエロゲっぽいタッチを意識してみました。
 次に、「お尻倶楽部」のコミックの方ですが、こちらのリクエストは「初老の男性と絡ませて欲しい」とのことでした。で、まあ「お尻倶楽部」だから、こりゃやっぱりお尻メインでいくのが良いだろうな〜と判断して、エロオンリーの肛虐モノにしました。版元の三和出版さんのサイトで、ちょっとだけサンプルが見られます。
 というわけで、よろしかったらどちらもよろしく。amazon.co.jpで買えます。
バディ10月号
お尻倶楽部9月号
「バディ」の方は、イラスト以外にもマンガ『外道の家』を連載中です。長年続けてきましたが、いよいよ12月号で最終回。もういっぽうの「お尻倶楽部」の方は……う〜ん、ちょいとゲイには敷居が高いかも(笑)。でも、こーゆーのを描くことはなかなかないので、お好きな方でしたら、ハードルを跳び越えて、ぜひ!

 ちなみに、元祖「ぴこ」ってのはどんなかといいますと、公式サイトをご覧になっていただければお判りになりますが、実際はもっとフェミニンな感じで、「オンナノコみたいなオトコノコ」です。ただ、私にはそーゆーのは描けないし(っつーか、そーゆーニーズなら、そもそも私んとこに話は来ないでしょう)、打ち合わせで「髪型だけ守ってくれれば、あとは俺流アレンジ可」とのことだったので、私が描いた「ぴこ」はだいぶ男っぽくなっちゃいました。
 私の場合、ショタっ気というと、少年マンガの主人公みたいな、腕白坊主だのヤンチャ坊主だのといった感じのキャラに惹かれるので、そういう意味では、第二弾の『ぴことちこ』に出てくる「ちこ」くんの方が、オトコノコっぽさが強いので好みですね。
 あと、ショタ同士のカラミよりも、ショタと大人のカラミの方が好みなので、理想を言えば、『ぼくのぴこ』に出てくる大人キャラ「もっくん」と、「ちこ」が絡んでくれるのが一番(笑)。あ、「喫茶店のおじいさん」と「ちこ」でもいいけど(笑)。
 というわけで、元祖アニメーションの方もよろしく。セクシュアリティ的な差異は別にしても、どちらも情緒的な演出が効いていて、なかなかの佳品です。
ぼくのぴこ/DVD
ぴことちこ/DVD

ちょっと宣伝、読み切りマンガ描きました

Shinkeiseiien 8月18日発売のコミック・アンソロジー『肉体派 vol.6』(オークラ出版)に、16ページの読み切りマンガ描きました。
 今回の特集は「ギャップ」ということだったので、ホームレス(イケメン)×会社重役(ヒゲ)という組み合わせに挑戦。プロット段階では、陵辱系にしようとか思っていたんですが、ネームを進めていたら、なぜかまたもや、けっこうラブい話になってしまいました(笑)。
 タイトルは『神経性胃炎』。よろしかったら、お読みくださいませ。
amazon.co.jpで購入
 ちなみにこの号で、10月発売予定の単行本の広告が初お目見えです。現在、表紙のラフ出しやら本描きやら、カバー関係の作業を進行中。

夏の予定、追加

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 8月6日〜12日、新宿のコミュニティセンターaktaと、上野のコミュニティスペースNETYで同時開催される、『ぼくたちの未来展(akta)』と『台東区男色春画展(NETY)』に、それぞれ作品を出展します。
『ぼくたちの未来展』には、ぷれいす東京発行の小冊子『Living Together LETTERS』に収録された一文をモチーフにした、描きおろしの非エロ絵1点を出します。
『台東区男色春画展』には、先日のフランスでの個展用に制作した連作『七つの大罪』から、「怠惰 Acedia」と「淫欲 Luxuria」の2点(本邦初公開)を出品します。
 どちらも入場無料ですので、ぜひお立ち寄りを!

夏の予定、いろいろ

 7月と8月、私が関っているイベントが幾つかありますので、まとめてご紹介。

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7/20(金)〜24(火)「関西 Queer Film Festival
 私が自主制作している3DCGアニメーション"Desert Dungeon (act 1 ~ 9)"が、
映画祭初日の7/20(金)、オープニング・プログラム<タイヘン×ヘンタイ>(19:30〜)で上映されます。
 初公開パートも含まれていますし、でっかい画面で見られる貴重なチャンスですので、ぜひご覧くださいませ。

Tagamemanga
8/9(木)「トークセッション・田亀マンガとゲイシーン
 7/15(日)〜8/31(火)の期間、ジュンク堂書店新宿店で開催される「パレード応援ブックフェア」の一環として、8/9(木)にジュンク堂書店新宿店・8F喫茶室にて、トークショーに出演します。トークのお相手は、ドラァグ・クイーンのエスムラルダさん
 入場料1000円(ドリンク付き)、定員30名、電話予約可。トークの後は、サイン会の時間もあるそうです。
 皆様、お誘い合わせのうえ、お出でくださいませ。

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8/11(土)「第六回東京プライドパレード
 代々木公園イベント広場で開催される「東京プライドパレード(旧・東京レスビアン&ゲイ・パレード)」、今年も公式缶バッジのイラストで参加させていただきました。
 グッズの売り上げは、貴重な運営資金。ささやかな応援の気持ちを込めて、ぜひお一つ……と言わず、じゃかすか買ってくださいな。

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8/8(水)〜29(水)「3rd InDPanda international short film festival
 香港で開催される、国際短編映画祭"InDPanda"(「インディペンデント」と「パンダ」を引っかけたネーミングですな)の、<4 Enigmas Among Boyz>というプログラムで、拙作"Desert Dungeon (act 1 ~ 9)"が上映されます。8/14(火)と8/23(木)の二回。パンフレットを見ると、中国語題名は「沙漠土牢」となってます。……まんまですな(笑)。
 まあ、さすがにこれは、ぜひ来てくださいとは言いづらいですけど、もし機会がある方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
 ちなみにこれはゲイ映画祭ではないので、上映される作品のジャンルも本数も半端じゃなく多いですが、ゲイ関係だと、私も去年イベントで上映した「巨根伝説・美しき謎」と「愛の処刑」が、<三島先生、これ貴方でしょ?>っつープログラムで上映されるらしくて、ビックリ(笑)。

関西クィア映画祭で”Desert Dungeon”上映

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 前にここここで書いた、趣味でシコシコ自主制作している3DCGアニメーション "Desert Dungeon" が、7月20日から24日まで大阪で開催される関西クィア映画祭で、上映されることになりました。
 日時は7月20日(金)19:30から、同映画祭のオープニング・プログラム「タイヘン×ヘンタイ」の中で上映されます。チケットや場所等の詳細は、関西クィア映画祭の公式サイトをご覧ください。前売りは6/10(日)から発売開始だそうです。

 この "Desert Dungeon"、昨年11月にも渋谷のアップリンク・ファクトリーにて、『日本のゲイ・エロティック・アート vol.2』刊行記念イベントの一環として上映されました。そのときのバージョンは、act 1から6までの合計約20分でしたが、今回の関西クィア映画祭では、それに未発表分も含めた act 7から9までを追加した、約30分バージョンでの上映になります。
 基本的にひたすら趣味で制作して、自分のサイトで公開してきたシリーズですが、容量の問題から小さいサイズでの公開でしたし、しかもサーバ負荷の問題から、過去のactは順次公開終了せざるをえない状況。こうしてパブリックな場での上映機会をいただけるのは、本当に嬉しい限り。お招きくださった同映画祭スタッフの方には、感謝感激であります。
 で、この作品、実は現在もう一つ、海外のインディペンデント映画祭からもお誘いを受けております。まだ調整中でどうなるか判りませんが、これも実現してほしいもの。

 で、お話しをいただいたときに「予告編とかはありますか?」とのお問い合わせがありまして、そんなものはなかったんですけど、せっかくだからいい機会なので作ってみました。

 例によってiMovieで制作したもの。YouTubeの規制に引っかからないよう、念のためにマスクをかけました。BGMは、前に作った "Memnon" という自作曲を、尺に合わせてエディット。

 そんなこんなで皆様、よろしかったらぜひご来場くださいませ。
 あ、それと映画祭ではボランティア・スタッフの募集もしているそうです。
 どんなイベントでも、人手不足や資金難はつきもの。更にこーゆーイベントって、スタッフとして参加すると、お客さん視点とはまた違った楽しさがあるものです。興味のある方は、尻込みしていないで、じゃんじゃんお手伝いしちゃいましょう。

ちょっと宣伝、読み切りマンガ描きました

Byoubyou 5/18発売の「肉体派−筋肉系コミックアンソロジー (vol.5)」(オークラ出版)に、読み切りのショート・コミックを描きました。
 アンソロのお題が「制服・ユニフォーム」だったので、明治時代の軍服モノを描きました。左の二人がメインキャラです。
 8ページのショートなので、読み応えとかはアレですが、けっこうラブい話です。こーゆー話を描いたのは久しぶりかも。
 タイトルは『雪原渺々(せつげんびょうびょう)』。よろしかったら、お読み下さいませ。
amazon.co.jpで購入