個展初日、無事終了しました

 昨日からスタートの田亀源五郎個展「WORKS」、初日が無事終了しました。
 開場時間を過ぎてまもなく、最初のお客様がいらして以来、クローズの時間が過ぎるまで、会場内にお客様がいらっしゃらない時間は全くのゼロ。本当に有り難い限りであります。ご来場くださった皆様、改めてありがとうございました。

 今回の個展は入場料があることもあり、出来るだけコンテンツをお楽しみいただけるように、壁面だけでも40点の作品を展示しております。
 デビュー間もない頃「さぶ」誌に掲載されたものから始め、知っている人は知っている『嬲り者』連載完結時に記念で自主製作したイラスト集の原画から、「ジーメン」表紙絵や同誌掲載の『淫画シリーズ』や『朱金昭』再録連載の挿絵、珍しいところでは「薔薇族」で連載した『Bear’s D.N.A』シリーズからの作品まで。
 また壁面展示とは別に、テーブルにクリアファイルを6冊ほど用意して、そちらの方でも200点以上の作品を閲覧できるようにしてあります。
 椅子も用意してありますので、『銀の華』や『君よ知るや南の獄』などマンガの原画、イラスト用の下絵(うち何点かは完成品を壁面展示で見ることができます)、フランスで制作されたエスタンプ用の白描(未着彩の毛筆による線描)、徒然に描いたスケッチなどの他に、『外道の家』単行本カバーイラスト用の下絵と白描を見比べたり、『GOKU』こと『君よ知るや南の獄』仏語版単行本のカバーイラストの原画などを、ゆっくり座ってご覧いただけます。

 さて、お祝いのお花をいくつかいただいたので、せっかくなので画像付きでご披露しませう。

 まず、傑作ゲイマンガ『ミルク』でお馴染み、現在は「バディ」で『下宿のお兄さん』を連載中のマンガ家、野原くろ先生と、ゲイ雑誌やクラブイベントのフライヤー、バンド「体育cuts」のCDジャケなどでお馴染みのイラストレーター、KeiCHANG先生からいただいたお花。
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 マンガ家で、現在『あおばチャンネル』を「バディ」で連載中の、犬義先生。
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 ゲイ雑誌「バディ」編集部さん。
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 BLマンガアンソロジー「肉体派」編集部さんと、長年の友人R(♀)。Rは。花屋さんにこのフライヤーを持参して、「この絵のイメージでアレンジメントお願いします」と頼んだそうで……いつもながらいい度胸だわぁ(笑)。
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 ゲイショップ「BIG GYM」さん。
vanilla_hana_biggym

 次に、初日に来てくれたお友達関係もちょっとご紹介。

 まずは「さぶ」時代からの盟友、高畠次郎アニキ。じろちゃんと会うのは、下手したら20年ぶりくらいかも。顔出しNG、大きめに修正いれてくれろとのことだったので、リクエスト通りにしたら、何だか不気味なことに……(笑)。
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 初期の「バディ」や「ジーメン」で一緒に頑張っていた、上条毬男くん。マリオちゃんと会うのも、すっごい久しぶり。これまたリクエスト通りに修正入れたら、顔と身体の向きが反対で不気味な結果に(笑)。
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 このブログでも、個展やグループ展などをご紹介している、画家の奥津直道さん。
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 非ゲイ関係で、最近twitterを通じて知己を得た、写真家の松代守弘さん。
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 フランスのジャーナリスト、アニエス・ジアール。アニエスはフランスの個展では毎回オープニングに来てくれているけれど、今回はちょうど日本に長期滞在中だったので、今のところ私の個展のオープニングをコンプリートしている唯一の人物かも(笑)。
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 九段下にある成山画廊の、成山明光さん。拙著『日本のゲイ・エロティック・アート』の編纂時から始まり、色々とお世話になっています。
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 Gold Fingerのちがちゃん。ちがとはホント長〜い付き合い。お互いにまだ若い頃は、一緒に夜遊びしたあとタクシー代を節約しようと、終電後の明け方に乃木坂から渋谷まで歩いたりしました(笑)。
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 最後に嬉しいサプライズ、金子國義先生。もちろん私は初めてお会いしたんですが……もう緊張して、ロクにお話しもできず(笑)。
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 そんなこんなで個展は無事スタートしました。
 皆様、どうかお気軽にお立ち寄りくださいませ!

個展、いよいよ明日が初日です

 ここでお知らせした、銀座ヴァニラ画廊での「田亀源五郎個展 WORKS」、いよいよ明日からスタートです。
 昨日、無事搬入も済ませて、今日は事務的なアレコレを片付けながら、明日の初日に備えるのみ。
 初日は終日会場にいる予定なので、ウィークデイではありますが、お時間のある方は、ぜひオープニングにお越しください。その他の日に関しては、随時twiterで「今日は行きます」とか「今います」とかお知らせする予定なので、御参考に。
 では、明日から二週間、皆様のお越しを心からお待ちしております。

東京プライドパレードの缶バッヂ到着

TokyoPrideCanBadge2010
 8月14日に開催される、第7回東京プライドパレード。(公式サイトはこちら)
 今回も、会場で販売されるチャリティ缶バッヂで、ご協力させていただきます。
 この私の缶バッヂは、実際に身につけるにはちょいと度胸がいる図柄ですが(笑)、まあ私の場合、コンセプト優先でデザインっぽいものにしたり、もっと無難でファンシーな絵にするよりも、こういった一目で「田亀!」と判る図柄にした方が、おそらく売り上げという点で貢献できるかと思っての判断です。
 こういったLGBTのようなセクシュアル・マイノリティのプライド・パレードというのは、営利目的で開催されるイベントではなく、また、海外のプライド・パレードとは異なり、日本では一般の企業や地方自治体が後援してくれるということも、あまりありません。
 そんな中で、缶バッヂ等グッズ類の売り上げは、全てパレードの貴重な運営資金になります。パレードに参加される方、パレード見物に行かれる方は、ぜひ、他の方々のイラストやデザインの缶バッヂと併せて、まとめてお買い上げくださいませ。
 実際に身につける用に、他の方のもっとオシャレでカワイイやつを買い、コレクターズ・アイテムやこっそりしまっておく記念品として、私のバッヂも買う……というのが、オススメなチョイスかと(笑)。

ちょっと宣伝、8月9日(月)から、銀座で個展をやります

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 8月9日(月)から、銀座のヴァニラ画廊で個展をします。
 日本国内では、以前小規模な原画展などは何回か行っていますが、本格的な個展をするのは初めて。
 ここのところ猛暑続きで、お出かけも億劫でしょうが、お時間がございましたら、ぜひお出でかけください。
「さぶ」時代の初期作品から出来たてほやほやの新作まで、幅拾いラインナップを揃えてお待ちしております。……夏場に見るには、いささか暑苦しい絵が多いとは思いますけど(笑)。
 また、14日(土)にはトークイベントもありますので、よろしかったらそちらもどうぞ。

田亀源五郎個展「WORKS」
己の感じる男のエロティシズム、フェティシズム、サドマゾヒズムをテーマに、20年以上活躍してきたゲイ作家・田亀源五郎による、日本国内では初となる本格個展。初期作品から最新作まで一挙に展示。既に海外からも高い評価を受けている、パワフルなゲイ・エロスの世界をお愉しみください。
2010年8月9日(月)〜8月21日(土)
入場料/500円・お土産(今回の個展用に制作したオリジナルのエクス・リブリス[Ex Libris 蔵書票]になります)付き
<会場>
ヴァニラ画廊
104-0061 東京都中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビル4階
電話/03-5568-1233
http://www.vanilla-gallery.com/
<営業時間>
12:00〜19:00(平日)
12:00〜17:00(土・祝日)
日曜のみ定休
急遽、日曜も営業していただけることになりました!
というわけで、8月15日(日)は12:00〜17:00の営業となります。
<特別トークイベント>
8月14日(土)17:00〜
入場料1,500円
「ゲイアートシーンの現在と未来」×「男と男のエロス」
ゲスト/ポット出版社長 沢辺均・AVライター 雨宮まみ
<田亀源五郎プロフィール>
1964年生まれ。多摩美術大学在学中、ゲイ雑誌や耽美雑誌に別名義による作品を発表しつつ、卒業後の1986年にゲイ雑誌「さぶ」で本格デビュー。以降アート・ディレクターをしながら、マンガ、イラストレーション、小説等を発表、1994年からは専業作家となる。マンガ単行本多数。アーティストとしても、主に海外で個展や企画展などの開催多数。また、過去の日本のゲイ・アートの研究にも取り組んでおり、編纂画集の出版や企画展なども開催。
http://www.tagame.org

キラキラ表紙、こんな感じでした

「バディ」9月号が届いたので、件のキラキラ加工表紙はこんなですよ〜、ってな写真をアップ。
badi9cover
 事前に想像していた以上に、現物の「ショッキングピンク+キラキラPP貼り」は効果的!
 この号、ちょうど裏表紙も東京プライドパレード(8月14日)のPRで全面イラストなので、ちょっと今までのゲイ雑誌にはないイメージになっている感じ。もちろん、過去のゲイ雑誌はイラストの表紙が基本ではありましたが、そういったものとはイラストの方向性自体が異なっているので。何となく、「オカマなテイストのサブカル雑誌」みたいな感じで、新鮮(笑)。
 というわけで皆様、一家に一冊、ぜひお買い求め下さいませ(笑)。
Badi (バディ) 2010年 09月号 [雑誌](amazon.co.jp)

ちょっと宣伝、短期連載「長持の中」スタート&掲載号のバディ9月号は田亀源五郎特集です

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 明日発売の「バディ」9月号から、ショタ系責めマンガ『長持の中』、短期連載スタートです。
 話数は、長くても全六回くらいで収める予定。
 ゲイショップなんかでは、もう先週末くらいから店頭に並んでいるようで、いつもだと同じ頃に私の手元にも掲載誌が届くんですが、今月はどういうわけか未だ届かず。連休のせいかな?
 さて、この『長持の中』(あ、念のため、「ながもちのなか」って読みます)ですが、昔から温めてたショタ系のネタで『おもちゃのくに(仮題)』ってのがありまして、スケッチ・ブログの方にそのイメージで描いたラクガキを何枚かアップしたこともあるんですが、そのイントロ部分をアレンジし直したものです。
 主人公の年齢をオリジナルのネタより引き上げた(そのままだとゲイ雑誌での掲載は無理なので)ことと、イントロ部分だけでも完結できるように構成をいじったりしておりますが、基本部分は以前から「いつか描きたい」と思っていたネタなので、自分でも楽しく張り切っております(笑)。

 さて、この「バディ」9月号ですが、記事タイトルにも書きましたように、メイン特集が「田亀源五郎」です。
 というわけで、ご覧のように表紙イラストも描きおろしました。

Badi (バディ) 2010年 09月号 [雑誌] Badi (バディ) 2010年 09月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2010-07-21

 今回、「表紙用に描きおろしのイラストを」という打診があった際に、私の方から「下手にカラーイラストにして、マンガ雑誌や昔のゲイ雑誌の表紙みたいになるよりは、白黒のマンガ絵をデザイン処理で見せた方が『バディ』っぽくて良いんじゃないか」と提案させていただいたんですが、編集さんのご同意もいただけまして、ご覧のようになりました。
 というわけで、デザイン処理は完全に雑誌側に「お任せ!」状態だったんですが、仕上がりはショッキング・ピンク! しかも、現物がまだ手元にないので確認できないんですが、ホログラフィみたいなキラキラPP貼り仕様だそうです。
 これは私からは出てこない発想ですね〜。良い意味で事前の想像が裏切られて、嬉しい驚きでした。
 というわけで皆様、この「バディ」9月号、ぜひゲットしてくたさいませ。

Rainbow Arts 11th Exhibition 2010のご案内

 毎年恒例、セクシュアル・マイノリティのアートグループRainbow Artsによる夏の作品展が、今年も無事開催されるそうで(何ともう11回目!)、ご案内をいただいたのでご紹介いたします。
 アートを見るのを好きな方も、表現者の方も、これから何かやってみたいという方も、この機会にぜひ足を運ばれてはいかがでしょう?
 以下、いただいたご案内からの引用となります。

Rainbow Arts 11th Exhibition 2010
Rainbow Artsは、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー/トランスセクシュアル)をはじめとするセクシュアル・マイノリティのアートグループです。年1回夏の作品展を中心に、活動をしています。
イラスト、絵画、立体、映像、写真、工芸、音楽、パフォーマンスなど、作品ジャンルもキャリアも多彩なアーティスト達が、自由に参加しています。
LGBTの交流の場としても、出場する人、観に来てくれる人、みんなが楽しめるアートの祭典です。
日時:2010年7月24日(土)〜7月31日(土) 10:00〜20:00
  7月24日は16時開場、オープニングパーティーあり
  7月31日は13時よりクロージングパーティー、17時終了
開場:全労済ホール スペース・ゼロ
  東京都渋谷区代々木2-12-10 全労済会館B1
入場料:無料
WEB:http://www.rainbowarts.info/
出展予定アーティスト(ABC順):
武裸奴、藤島茂雄、月槌と一角、はる、HiDE、日下田治久、Isee.、jiro、楓、加瀬世市、克、Kenji Ishii、KENTO、Кэнъя Симидзу、K.I、小林 世界、kow、正、nama、Noe、Re:Creation 日向燦太、Reo、サトルちゃん、シャム子、SuGuRu、龍谷 尚樹、飛助、鶴羽正高、安貴之、Yosuke、悠、悠次郎、Yuki Nishimura

気になる未公開映画予告編あれこれ

“Valhalla Rising”

 マッツ・ミケルセンが隻眼で唖のヴァイキングを演じる、デンマーク/イギリス合作映画。
 イギリス盤DVDとBlu-rayが出ているのを確認済み。どうせならBlu-rayで見たいので、やはりBlu-rayプレイヤーもマルチリージョン機を導入すべきか、真剣に悩み中(笑)。
“Janosik”

 愛しのミハウ・ジェブロフスキー様が出演している、ポーランド/スロバキア/チェコ合作映画。東欧版ロビンフッドのような、義賊伝説を映画化したものらしい。
 ジェブロフスキー様は髭モジャだし、何としてでも見たい……と調べたところ、(おそらく)ポーランド盤のBlu-rayとDVDを発見。しかし、私が以前利用していた、英語表記のあるポーランドの通販サイトは、久々にページを開いてみたら消滅してしまった模様で、ぐっすん。
 YouTubeでは、ミハウ・ジェブロフスキーのインタビュー動画も発見。

 ……ま、ポーランド語なんて、ナニガナンダカサッパリワカンナイんだけどさ(笑)。
“Centurion”

 前にここでも予告編を貼りましたが、2世紀の初め、ブリテン島でピクト人に敗れたローマ軍団の生き残り7人が、囚われの将軍を救出するアクション・アドベンチャーっぽい映画の、予告編第二弾がアップ。
 前のと比べると「へへへ、血がいっぱい出ますぜ〜」みたいな仕様になっている感じなので、ますます楽しみに。少なくとも、セミヌードの野郎ボンデージがあることは確かだしね(笑)。

『アバター・オブ・マーズ』

アバター・オブ・マーズ [DVD]
『アバター・オブ・マーズ』(2009) マーク・アトキンス
“Princess of Mars” (2009) Mark Atkins

 前に予告編を紹介した、エドガー・ライス・バローズの古典SF「火星シリーズ」の第一作、『火星のプリンセス』のアメリカ製Vシネ版。
 ヒット作『アバター』のバッタモンっぽい邦題になっていますが、実際『アバター』のイメージソースにはバローズ作品があるそうで(肝心の『アバター』見てないんで、よーワカランのですが)、この邦題もそこそこ理由はあるんだとか(笑)。

 で、前にも書いたように制作が、B級バッタもんビデオ映画専門のアサイラムだっつーんで、かなりオッカナビックリだったんですが……意外とマトモでした。
 原作では、主人公のジョン・カーターは南北戦争の南軍の士官で、ちょっとスピリチュアルな感じの精神移動で火星へ行くんですが、それを現在の中東で闘っているアメリカ人兵士という設定に変え、精神移動も一応科学っぽいガジェットを噛ませつつ、行き先も我々のいる太陽系の火星ではなく、もっと遠くの別の太陽系の「火星(マーズ)」にアレンジしてあります。
 火星に移動した後のストーリー展開は、基本的には原作を踏襲。まあ、かなり大幅に省略されて刈り込まれていますし、一つ原作にない大ネタもあるんですが、それでもまあ、全体としては原作に沿っていると言って差し支えない範囲ではないかと。

 はい、褒められる要素ここまで!
 いくら「マトモ」だっても、それは単に比較論の問題で……ぶっちゃけ映画の出来の方はというと……いやそのなんだ、まあ予測通りの安さと言うか酷さというか……(笑)。
 とにかく、よっぽどバローズ愛や腰布男愛に溢れている方でもないと、マトモには見ていられないかと(笑)。

 演出はというと、背景やセットがいらないバストアップと、粗の見えにくい超ロングのCG切り返しだけで進む、94分が3時間にも感じられるタルッタルのシロモノだし、火星一の美姫デジャー・ソリスは、プロポーションはともかくとしても、アップになると薹が立ちすぎて肌の弛みが目立ちまくりだし、4本の腕を持つ巨体のはずの緑色人は、フツーに人間サイズで腕も二本、露手している顔だけが特殊メイクで、あとは腕の先から爪先まで衣装でしっかりカバーされてるし……。
 でも、そーゆーのをニッコリ笑って許せる方なら、もう大丈夫!
 火星の住人が全部合わせても20人もいなさそうだとか、ただの窪地を闘技場だと言い張る強気さとか、火星の大気製造工場の内部が、どっかの浄水場か廃工場にしか見えないとか、マヨネーズの容器ですかってな虫とか、「もう、何が出てもぜんぜん気にしないもんね、私の心は宇宙より広い!」ってな気分にさせてくれます(笑)。
 因みに、一緒に鑑賞していた、バローズ愛も腰布男愛も持ち合わせていない相棒は、もう退屈さに死にそうになってました。

 主演の腰布男は、アントニオ・サバト・Jr。名のある俳優さんのご子息らしい(相棒がそんなこと言ってました)んですが、私は浅学にしてお父君のことはよく知らず。
 まあ、マスクも身体も、そう悪くはないです。肌のタトゥーが変に悪目立ちしてますが、まあ今どきのアメリカ兵なら、それもリアルってもんだし。
 火星に着いたときには全裸で、それから腰布一枚で、首輪はめられて鎖で引きずり回されるあたりは、そこそこそそる感じなんですけど、残念ながらわりとすぐ服を着てしまうし、それ以上の責め場とかもなし。
 
 ま、そーゆーわけなんで、私同様に物好きな方のみ、どうぞ(笑)。

ちょっと宣伝、アートブック”Hair – Hairy Men in Gay Art”に作品数点掲載されました

book_hair
 先頃ドイツの出版社Bruno Gmunderから出た、”Hair – Hairy Men in Gay Art”というアートブックに、作品数点を提供しています。
「ゲイ・アートの中の毛深い男たち」という副題からもお判りのように、体毛(ヒゲも胸毛も腕毛も脛毛も、とにかく全部)の濃い男たちを、写真に撮ったり絵に描いたりしているゲイ・アーティストの作品を集めた写真集&画集です。
 裏表紙はこんな感じで、中身も同様にとにかく毛深い男のオンパレード。
book_hair-cover
写真と絵の比率は、写真の方が多めといったところでしょうか。

 私の絵はこんな感じで、1ページ1点ずつで6ページ。
book_hair-inside
 版元のBruno Gmunderのサイトでも、本の詳細やプレスリリースが見られますので、よろしかったらどうぞ。こちら。

 収録されているアーティストは、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと広範囲で、日本からは私以外にも、市川和秀先生の作品が掲載されています。
 今回、私が個人的に特にいいな〜と思ったのは、画家では、抜群の技術で太目な熊パパのポートレイトなどを描いているチャーリー・ハンター(イギリス)や、ベアー系好きに幅広く受けそうなディチューイ・ドゥードゥルズ(ニュージーランド)など。
 カメラマンでは、バイカーやトラッシュ、ラフ系のモデルを使って、バイオレンス風味もあるエロティックな写真を撮っているインクド・ケニー(カナダ)、ベア系モデルを使って、凝ったシチュエーションの写真を撮っているベアファイター(ドイツ)、タトゥーやレザーなどのテイストの入った、典型的なアメリカン野郎系といった味わいの写真を撮るマイケル・アラゴ(アメリカ)なんかが収穫。
 他には、まず大御所のトム・オブ・フィンランド、私が面識のあるところで、フランスのグザビエ・ジクウェル、オーストラリアのピーター・スキロウ、アメリカのリック・カストロ、メールなどで知己のあるところで、ザ・ハン(アメリカ)、ロブ・クラーク(アメリカ)、フランツ&アンドレ(イタリア)など。
 前から作品を知っていたり好きだったりというものだと、画家では、ラルフ・コーニッヒ(ドイツ)、マイケル・カーワン(アメリカ)、セップ・オブ・ヴィエナ(オーストリア)、カメラマンでは、ジョー・オッペディサーノ(アメリカ)、デヴィッド・ゴールデンバーグ(イギリス)、トム・ビアンキ(アメリカ)……などなど、総計50名近くの毛深男好きアーティストが集合(笑)。

 というわけで、私の作品が好きだという方はもとより、毛深系、熊系、野郎系などなど好きには、かなり充実した内容のアート・ブックだと思います。少なくとも、凡百のメールヌード本と比べると、テイストがはっきり前に打ち出されている分、好みのあう人にはばっちりマッチするはず。
 本のサイズは18×23.6センチと、 A5より一回り大きめ。しっかりとしたハードカバーで、フルカラー260ページ、厚みも3センチほどあります。各アーティストの顔写真やコンタクト先などのデータも記載。
 残念ながら日本のアマゾンでは扱っていないんですが、アメリカやイギリスのアマゾンで購入可能。とりあえずアメリカに商品リンクを貼っておきます。
“Hair: Hairy Men in Gay Art” (amazon.com)
 というわけで、よろしかったらぜひどうぞ!