“Pornogami”、他2冊

 私がたまに利用する、画集とかを取り扱っている海外書店で、Bud’s Art Booksってとこがあります。欲しい本が、amazon.comでは取り扱いや在庫がなかったりするとき、ここで見つかったりするので重宝しております。
 で、この本屋さん、今どき珍しく、一度購入するとその後定期的に、120ページもあるフルカラーのカタログを送ってきてくれます。毎回それが届くと、何か面白い画集や写真集はないかな〜、と、ペラペラ捲って探すのが楽しみなんですけど、数日前に届いたそれを見ていたら、思わず大笑いしてしまった本がありまして、それがこの本。

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“Pornogami: A Guide To The Ancient Art Of Paper-folding For Adults” by Master Sugoi
『ポルノガミ:大人のための古典折り紙技法ガイド』マスター・スゴイ著
 よーするに、折り紙でエッチなヤツをイロイロ作っちゃおうという、思わず「エロ紙」とかベタベタなことを言いたくなるシロモノなんですが、いやいや、日本の伝統的な折り紙が海外でブームになっているとか、聞いたことはありましたが、まさかこんな邪進化を遂げていたとは(笑)。著者名からしてチョーあやしい(笑)。
 興味本位で、pornogamiでググってみたら、画像動画も出てくるもんだから、「しょーもね〜っ!(笑)」と思いつつ、でも何か楽しげで、ほのぼのしちゃったり。

 カタログの同じページには、同様にくだらない(褒め言葉です)エロネタの本が幾つかあって、例えば“Naughty Dots”(エロい点々)っつー、白紙に打たれた点を順番通りに結んでいくと、エッチな絵が浮かびあがる(とはいえ、所詮は折れ線グラフで描いたみたいな絵だけど)本とか、“Where’s Dildo?”(ディルドをさがせ!)っつー、ページのどこかに隠れているハリガタを探すゲームとか、エッチな言葉のクロスワードとか、男女別々に描かれているシルエットで体位が合致するのを選ぶパズルとか、そんなゲームが100も載ってる本とかがありまして(笑)。
 まったく、どれもこれもくだらなくて(しつこいようですが、褒め言葉です)、実にヨロシイ(笑)。
 まあ、かといって本を買いたいかというと、流石にそれはちょっと微妙ですけど(笑)。
 でも、三冊とも日本のアマゾンにもあったので、興味のある方はどうぞ(笑)。
『ポルノガミ』
『エロい点々』
『ディルドをさがせ!』