ちょっと宣伝、ミステリーマンガ描きました

segarekaitai
 久しぶりに、一般向けマンガのお仕事しました。
 24日(あ、今日だ)発売の、「まんが このミステリーが面白い! vol.7」(ぶんか社)という雑誌で、平山夢明さんの短編小説『倅解体』をマンガ化しました。巻中カラー43ページ。
 小説のコミカライゼーションというのは初めての経験でしたが、文字から図像に視覚言語を翻訳するのは、いわば自分の演出スキルの腕試しといった感じで、やってみると実に面白かった。原作の持つ独特のムードを、上手くマンガ的に表現できていればいいんですけど。
 因みに、ジャンル的にはレディコミ誌なんですけど、編集さんから「レディコミだということは、意識しなくていいです」とのお言葉をいただいたので、絵柄や演出をそれ風にシフトするといった配慮を、いっさいしないで描いちゃいました。だから、誌面から浮きまくってやしないかと、ちょっと心配(笑)。皆様、アンケートよろしく(笑)。
 カラーの扉絵は、久々に「職業イラストレーター」モードで作成。いつもの男絵とは、目指す着地点がかなり異なっていますが、久しぶりだったので、これまた新鮮な気持ちで作業できた感じ。
 というわけで、いろいろと楽しんで描けた作品なので、機会があったら、ぜひご一読を。分厚〜い雑誌なので、読みでもありますよ〜(笑)。
 ただこの雑誌、「波瀾万丈の女たち」というレディコミ誌の増刊のせいか、アマゾンでは取り扱いがないみたいです。ご近所の、レディコミ誌が充実している書店や、コンビニなどでどうぞ。
追記/ネット通販、7&Y(セブンアンドワイ)で取り扱いがありました。セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円なので、よろしかったらご利用あれ。こちら