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“AHMET YILDIZ is my family”というキャンペーン

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 前に「トルコ初の『ゲイの名誉殺人』の犠牲者」のエントリーでお伝えしたように、2008年7月19日、トルコの青年アーメット・イルディス(26才)が、実の家族の手で殺害されました。
 アーメットは、自身がゲイであることを隠さず、トルコ国内やアメリカのゲイの人権運動に参加していました。
 しかし彼の家族は、彼が一族の名誉を汚していると考え、身内に同性愛者がいるという「汚点」を消し去りました。
 つまり、彼は一族の名誉を挽回させるという目的で、実の家族の手によって「処刑」されたのです。

参考1:イギリスのニュースサイト”Independent”の記事
参考2:トルコのベア系ネットゲイマガジン”BEaRGi”の特集号

 この事件は、彼と直接関わりがあったヨーロッパのベア・コミュニティに、大きな衝撃を与えました。
 そして、その中の有志が、彼の死を追悼すると共に、それを通じて、ホモフォビアやヘイトクライムの阻止を、LGBTコミュニティから全世界に向けて訴えかけようという、キャンペーンを始めました。
 それが、記事のタイトルにも書いた、”AHMET YILDIZ is my family(アーメット・イルディスは私の家族です)”というキャンペーンです。
“AHMET YILDIZ is my family”キャンペーンのサイト
ビデオ”Ahmet is my Family (Gay honour killing victim)”

 キャンペーンでは「ホームページやブログにビデオを貼り付ける、友人や恋人に話す、ポスター(キャンペーン・サイトからダウンロード可能)を貼る、メール、SNS、SMSなどに書く、歌を作る……」等々、「何をしても、どう感じても構わないけれど、それを人々に知らせよう。それが、貴方個人のアーメットへのオマージュになる」と、呼びかけています。
 日本にいると、こういった国境や国籍、あるいは人種を越えた、LGBTコミュニティの横の繋がりや、それを通じて生まれるムーブメントといったことについては、正直あまりピンとこないかもしれません。
 国同士が陸続きのヨーロッパや、様々なルーツを持つ人々が共に生活するアメリカとは異なり、日本では、「人種や国籍、文化背景は違うけど、でもゲイってことは同じだね」といった人間関係を、実生活における実感として覚えることも、そうそうないでしょう。
 じっさい私自身も、そういうことを「体感」といえるほど感じられるのは、かつてアメリカのゲイパレードに参加して歩いたときや、ネットを通じて海外の作家仲間やファンの方々と知り合ったときや、個展や海外出版といった作家活動を通じて、様々な人と交流するときといった、比較的特殊といえそうな状況下の場合が殆どです。
 ですから、このキャンペーンの話をフランス人の友人から聞き、中軸となるスペイン人のスタッフを紹介されて、その人から作品制作を打診されたときには、正直なところ、少し戸惑いもありました。
 しかし、それはそれとして、もっと単純に、ゲイである、ただそれだけのために、自分自身の家族に殺されてしまった一人の青年に向かって、彼を「断罪」した実の家族ではなく、彼と同じゲイである自分こそが、彼の本当の家族なんだ、と名乗りを上げたいという心情は、とても良く判ります。
 また、前述した以前のエントリーでも書きましたが、自分より18才年下の青年が貫き通した、最後まで自分自身に正直であり続けた勇気ある生き様に、大いに尊敬の念を覚えたことも事実です。
 それをモチベーションとして、私はこのキャンペーンに、無償の作品提供という形で参加しています。
 具体的には、ポスターやプロモーションビデオで使用するための、アーメットの肖像画を描きました。私自身はアーメットと面識がないので、スタッフが提供してくれたスナップ写真(撮影/Caner Alper氏)を元に、ドローイングを描き起こしました。
 通常の自分の作品とは異なり、自分のセクシュアリティ的な原動力に基を置いたものではなく、かといってイラストレーション的な仕事として描いた作品でもありません。いわば、自分個人が持っている、ゲイ文化に対するパトリオティズム的な心情と、それを踏まえた上でのアナーキズム的な意志が、制作動機となっています。
 これが、このキャンペーンに対する、私自身のオピニオンです。
 というわけで、このキャンペーンに何らかの興味を覚えられた方がいらっしゃいましたら、どうぞブログ等で取り上げてください。
 もちろん、ビデオを貼るとか、賛同するとかだけではなく、興味がないとか、批判意見を述べるとかでも結構でしょう。
 たとえどんな感想や意見であっても、それらは全て「アーメットの悲劇を、世界中の人々に知らせる」ことに繋がるのですから。
 私の参加が、それに少しでも役立つことができれば、と、願っています。
 アーメットは、私の家族です。

NETYさんの年賀状展

2009_new_year 上野NETYさんで2009年1月2日〜30日開催の「貴方だけの年賀状展」に、オリジナル年賀状を一点出展します。
 今年はシンプルなポートレイトがいいかな、なんて考えてあれこれ描いていたら、何故かできあがったものは「プリズン・ブレイクのアニメ版スチル(そんなもの実在しないけど)」みたいになりました(笑)。仕事ではあまり使ったことがないスタイルなので、ちょっと新鮮かも。
 他にもいろいろな作家さんが出展しておられますし、ギャラリー・スペースは入場無料のはずなので、よろしかったらお立ち寄りくださいませ。会場でアンケートに答えると、期間終了後に展示作品が当たるプレゼントもあるそうです。
 それでは皆様、良いお年を。

ちょっと宣伝、『父子地獄』第二話掲載です

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 12月20日発売の雑誌「バディ 2月号」に、短期連載マンガ『父子(おやこ)地獄』第二話が掲載されます。
 ショタ責めと熊オヤジ責めが、ダブルでお楽しみいただけるという、一粒で二度美味しい凌辱マンガ。左のサンプル画像をご覧いただければお判りのように、鬼畜度も一段とアップ。へへへ、このまま突っ走りますぜい(笑)。
 というわけで、よろしかったら第一話と併せて、ぜひお読みくださいませ。
バディ 2009年 02月号(amazon.co.jp)

デカい面

 前にここここで書いた、次のフランス語版マンガ単行本ですが、第一巻の発売日(今回は全三巻の予定なのだ)が、今月22日に決定したみたいです。
 で、版元のH&Oのサイトのトップページが、私のイラストに変わったんですが……おいお前、脇役のクセに、そんなところで何デカい面してんだよ(笑)。
 そんだけ(笑)。

ちょっと宣伝、『父子地獄』スタートです

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 今月21日発売の『バディ』1月号から、短期集中連載『父子(おやこ)地獄』スタートです。
 8月号〜10月号で描いた『童(わっぱ)地獄』(ここここここ参照)の続編ですが、まあ、御期待通り(……なのか?)ご覧のような展開に。こんな感じで、全四話か五話での完結を予定しています。
 こーゆー親子(兄弟でも可)同時責めとか、強制近親相姦とかってのは、自分の好物ネタの一つで、むか〜し『さぶ』に小説として幾つか書いていますが(父子モノの『コンクリートの檻』とか、兄弟モノの『夢の刻印』とか)、マンガで描くのはこれが初めてかも知れません。前に『非國民』を描いたときに、その続編として父子責めマンガを描きたかったんですけど、編集サイドから「ノー」が出ちゃって実現できなかったし……。
 というわけで、念願叶ってのマンガ作品なので、張り切って&ノッております。
 よろしかったら、ぜひお読みくださいませ。
バディ1月号(amazon.co.jp)
 因みに、掲載誌の『バディ』さんは、この1月号からリニューアルして、本のサイズも、これまでのA5からB5(週刊誌なんかと同じサイズ)とでっかくなりました。いただいた見本誌を見ると、さすがにグラビアとか迫力がありますね。
 もちろん、マンガの絵も同様に大きくなっているので、エロシーンの迫力も、面積比通りなら、およそ120パーセント増しのはず(笑)。
 ただ、この版形アップの話を聞いたのが、締め切り前一ヶ月をきってからだったんだよな〜(笑)。
 で、今回はこれが厄介でした。というのも、私の場合デジコミのワークフローを、仕上がり原寸で組んでいるので、版形が変わると、それに合わせて、二値化しているオリジナルのスクリーントーンとか、全て作り直さなければならないんですな。
 まあ、今回は何とかギリギリ間に合って、原稿も落とさずに済みましたが、こーゆー変更は、もうちょっとゆとりをもって、事前に教えていただきたいもんです……と、ちょっと愚痴ってみたりして(笑)。

『サイゾー』とか

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 今月18日発売の月刊誌『サイゾー 12月号』に、ちょびっとですが記事が載っております。
 内容は、「男同士のラブに萌える『腐男子』のヒミツ」という特集の中で、マンガ家という立場から見た、ゲイマンガとボーイズラブマンガの違いとか、腐男子という存在についての個人的な考察なんかを、談話形式で語ったもの。
 フツーにコンビニとかでも売られている一般誌なので、見つけるのも比較的容易かと思われます。
 というわけで、よろしかったらお買い求めくださいませ。
サイゾー 2008年 12月号(amazon.co.jp)

ちょっと宣伝、オヤジ受けマンガ描きました

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11月12日発売の『肉体派 vol.11/オヤジ受・漢全攻略』に、読み切りマンガ『DISSOLVE〜ディゾルブ〜』(24ページ)描きました。
 アンソロのテーマが「オヤジ受け」ということなので、ま、そーゆー内容。ちょっとだけ、ヒネリも入れましたけど。最近描いた読み切りの中では、比較的ページ数に余裕があったので、読ませる要素と抜かせる要素の配分が、けっこう上手くいったような気がします。きっちりエロくて、ちょっと翳りのある内容。
 オヤジキャラのチャームポイントは、目尻にある「カラスの足跡」と、トラッシュな感じの長髪。これまでも何度か言っていますが、ホワイト・トラッシュとかルーザーとかヒッピー系の男は大好物。描くのが面倒くさいから嫌いなツヤベタも、こーゆーキャラなだと苦にならない(笑)。
 ただ、ゲイ受けはイマイチのような気もするので(とはいえ、前にこのBlogで「長髪+ヒゲ」絡みのことを書いたら、すかさず児雷也画伯とaki君から、賛同メールが届きましたが)、相手役は、きっぱりゲイ受け狙いのデザインにしました(笑)。
 とゆーわけで、よろしかったらお読みください。
『肉体派 VOL.11 オヤジ受漢全攻略』 (amazon.co.jp)

ちょっと宣伝、『ポチ(後編)』掲載です

Pochi02 スーツ系マンガ『ポチ(後編)』、21日発売の「バディ」12月号に掲載です。ページ数は前編と同じく16ページ。
 前編はアフターファイブのカラオケボックスの中での出来事でしたが、後編はいよいよ勤務時間中のオフィスでのプレイ。
 プレイと書いたように、後編は、SM度がアップ。とはいえ、縛りや責めではなく、羞恥アンド命令系。「年下に命令されるたり、格下扱いされるのが好き!」というM傾向の方には、特にオススメかも(笑)。
 さて、とりあえず『ポチ』は、今回でおしまいですが、ページ数の関係で入りきらなかったネタや展開があるので、もうちょっと描いてみたい感じもします。とりあえず。「バディ」来月号からは、予定通り『童地獄(わっぱじごく)』続編の『父子地獄(おやこじごく)』をスタートさせますが、ひょっとしたら『ポチ』の続編も、いつか描くこともあるかも?
 というわけで、よろしかったらお読みくださいませ。
 Badi (バディ) 2008年 12月号 [雑誌](amazon.co.jp)

スペインの企画展”Fantasia Erotica Japonesa”に出品中です

Fantasia_erotica_japonesa 10月9日から12月11日まで、スペインはバルセロナのギャラリーARTZ 21で開催されている、日本のエロティック・アーティストを集めた企画展”Fantasia Erotica Japonesa”に、作品を数点出品しております。
 ギャラリーのARTZ 21は、前にここで紹介した、先々月から先月にかけて開催されていた”Love Pryde Show”と同じところ。
 今回の”Fantasia Erotica Japonesa”のキュレーターは、以前ここで紹介した”L’imaginaire Erotique Au Japon”の著者、アニエス・ジアール。
 参加アーティストは、西牧徹市場大介水野純子、などなど。
 アーティスト全員のリストと作品サンプルは、ARTZ 21の”visit the gallery”から入り、ENGLISH > EVENTS > Fantasia Erotica Japonesaと辿って、ARTIST’S DISCOVERYをクリックすれば見られます。
 プレスブックのPDFファイルも、同ページのFULL PRESSBOOK CLICK HERE!からダウンロードできます。もちろん私の紹介も載ってますよ〜(笑)。
 というわけで、会期中にバルセロナへ行かれる方がいらしゃいましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。
 あ、因みに私の出展作は、前回の”Love Pryde Show”から引き続き、同じ内容です。

ちょっと宣伝、リーマン系マンガ(前後編)描きました

Pochi01 9月20日発売の「バディ・11月号」に、前後編の読み切りマンガ描きました。
 タイトルは『ポチ』。11月号に前編、来月発売の12月号に後編が、それぞれ16ページずつ掲載されます。
 担当編集さんに「次のマンガのネタ、何かリクエストある?」と尋ねたところ、「個人的にはスーツもの(サラリーマン)とか萌え♪」とのことだったので、そんじゃあと、以前から温めていたリーマンもののネタを描くことにしました。
 この話の主人公は、顔と身体はいいけど、基本的には平凡な会社員にしたかったので、キャラクターの顔を、いつもよりサッパリめにデザインしてみました。アップじゃないですけど、左上のサンプル画像で、何となく雰囲気はお判りかと。
 内容は……う〜ん、こーゆーのは何て言うのかな? 凌辱じゃないし、いわゆるSMともちょっと違う気がするし。言葉責め系羞恥エロ、ライトSM風味……ってトコでしょうか。行為自体はさほどハードじゃないけど、エロ度は高いと思います(笑)。
バディ11月号(amazon.co.jp)