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単行本『筋肉奇譚』明日発売です

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 明日9月12日、マンガ単行本『筋肉奇譚』発売です。
『筋肉奇譚』田亀源五郎
オークス・コミックス/株式会社オークス
ISBN:978-4-7990-0346-6
A5版(148 x 210 mm)
132ページ(カラー口絵付き)
定価:1143円+税
【収録作】
◎クレタの牝牛
◎モンスター・ハント・ショー
◎おでんぐつぐつ
◎転職
◎END LINE
◎社畜哀歌
◎鬼祓
◎MISSING〜ミッシング〜
 ギリシャ神話ネタのぶっ飛び系(『クレタの牝牛』)から、一部で話題騒然の擬人化問題作(『おでんぐつぐつ』)、戦国SM奇譚(『鬼祓』)もあり、はたまたサスペンス仕立てのハードロマン(『MISSING〜ミッシング〜』)まで、アンソロジー「肉体派」シリーズ発表作をメインに、硬軟軽重明暗おりまぜて取り揃えております。
 ブラックにシルバーを効かせた、マットな表紙が目印。
◆内容サンプルはこちら
 恒例の「あとがき+自作解説」の他に、「『クレタの牝牛』のミノタウロスに関する覚え書き」なんつーテキストも、新たに書き下ろしております。これで全ての謎が明らかに!(笑)
 因みに英題の”Muscle Octameron”というのは、収録作品が全8作なので、『デカメロン(十日物語)』や『エプタメロン(七日物語)』に倣って洒落こんでみました。
 というわけで、よろしくお買い上げお願いいたします。

筋肉奇譚 (OKS COMIX) 筋肉奇譚 (OKS COMIX)
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2012-09-12

『銀の華【復刻版】』アマゾンでも予約スタートです

銀の華 上 【復刻版】: 男女郎苦界草紙 銀の華 上 【復刻版】: 男女郎苦界草紙
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2012-11月上旬
銀の華 中 【復刻版】: 男女郎苦界草紙 銀の華 中 【復刻版】: 男女郎苦界草紙
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2012-11月上旬
銀の華 下 【復刻版】: 男女郎苦界草紙 銀の華 下 【復刻版】: 男女郎苦界草紙
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2012-11月上旬

 本体の表紙は、こんな感じになります。
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 背表紙は同じ麻の葉地紋にタイトル&著者名、裏表紙はカラーイラスト(上巻は旧作、中巻は旧作+加筆訂正、下巻は描きおろし新作)を全面配置。
 アマゾンでご購入の場合も、特典小冊子は入手可能(10月30日11月いっぱいまでにお申し込みいただければ、もれなくサイン入り)です。詳しくはこちら
 旧版と復刻版の異同詳細はこちら

映画『家族コンプリート』上映&トークショー出演のお知らせ

 9月22日に渋谷のアップリンク・ファクトリーで、今泉浩一監督のゲイ映画『家族コンプリート』の上映+トークショーが開催されます。
 で、私そのトークショーにゲストとして出演することになりました。映画上映後、今泉監督と一緒にあれこれお話しさせていただく予定です。
 先日、その事前打ち合わせで監督にお会いしたんですが、ほぼ同世代ということもあり、作品制作を始めた動機(私はマンガ、監督は映画という違いはありますが)とか、そういう時期に触れてきたり印象に残っているゲイ映画とか、かなり重なる部分も多々あって、トークも「なんかイケそうですね!」って感じに(笑)。
 そんなこんなで、映画とトーク共にお楽しみいただけるイベントになるかと思うので、お時間のある方は是非お出でください。

『家族コンプリート』日本初公開上映+トークショー
ゲスト:田亀源五郎(マンガ家/ゲイ・エロティック・アーティスト)
会場:アップリンク・ファクトリー(渋谷)
料金:1,800円
2012年9月22日(土・祝)
17:30開場/18:00上映開始、終了後にトークショー

 詳細&予約はこちらから。
 既に予約受け付け中です。
◎予告編

 ちと余談。
 監督に伺ったところ、日本国内ではゲイ映画だということで、上映館に断られるといったことも多々あるとのこと。
 こういった具合に今の日本では、ゲイものだということが集客要素にならず、それどころか逆に、マーケティング的には阻害要素として受け止められてしまっているというのが現状です。
 それが結果、海外の優れたゲイ映画も、日本には入ってこないということになってしまう。この点、北米・南米・欧州など、ゲイ・マーケットが日常レベルでビジネスの場として機能しているエリアとは、大いに事情が異なるというのが、残念ながら日本の現状。
 今回のようなイベントが盛況に終われば、それは例えば興行主側にとって「ゲイものにはビジネスとしての可能性がある」という風に、認識の変化を促せるという可能性にも繋がりますので、草の根運動のつもりで、皆様ご参加いただけると嬉しいです。
 今月14日から17日まで開催される、第21回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(私もこちらのページに応援メッセージを寄せさせていただいております)と共に、オーバーグラウンドなゲイ・マーケットの活性化への応援も含めて、秋の訪れを国内外のゲイ映画と共に過ごされるのは如何でしょうか?

10月11月発売の『銀の華【復刻版】』上中下巻、版元サイトで予約スタート

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『男女郎苦界草紙 銀の華【復刻版】』上中下巻(2012年10月3日11月上旬刊行予定)、版元のポット出版のサイトで先行予約受け付け開始しました。
 先着30名様まで著者直筆サイン入り(三巻セットでご購入でも、一巻のみのご購入でも「1名様」とカウント)。サイン本は定員に達したため終了しました。通常予約は引き続き受付中。

 詳細&ご予約は以下のページで。
ポット出版へ直接のご予約いただくと先着30名様まで田亀源五郎直筆サイン入り!!─『銀の華【復刻版】』上、中、下巻(著●田亀源五郎)の予約を開始しました
 版元直接通販は一般書店への配本より早く発送(予定)され、アマゾンのように在庫切れで待たされることもなく、全巻同時購入の方は特典小冊子も同時発送となりますので、早く&確実にという方にはオススメです。
【追記】
 先着サイン本は終了しましたが、全巻購入特典の小冊子を10月31日11月いっぱいまでにお申し込みいただいた方には、その小冊子にサインを入れてお届けいたします。
 詳細はこちら

「そもそも『銀の華』ってどんなマンガなの?」という方。
 スライドショー形式の内容見本を用意しました。こちら

【参考/旧版と復刻版の違い等について】
◎ページ構成
 基本的に、旧版と復刻版は同じように分冊されています。よって仮に「旧版の上中巻は持っているが下巻を買いそびれていたた」という場合、単純に《話の続きを読む》という点では、旧版中巻の続きがそのまま復刻版下巻となりますのでご安心ください。
◎内容の異同
 旧版収録の原稿は《カラー口絵》や《扉絵コレクション》を含めて、基本的に全て復刻版にも収録されています。
 例外的に、旧版のカバーを外した本体表紙に載っていた《アイデアスケッチ》は、復刻版本体には未収録となりますが、全三巻お買い上げの方への特典小冊子に、その他のスケッチ等と一緒に収録されます。
◎復刻版で増えるコンテンツ
 復刻版の本体裏表紙には、旧版には未収録のカラーイラストが載っています。上中下巻それぞれ1点ずつの、計3点。1点は雑誌に既発表のもの、もう1点は雑誌に既発表のものに加筆訂正を加えたもの、最後の1点は描きおろしの新作です。
 更に復刻版には、旧版のあとがきに加えて、復刻版用あとがきが追加収録されます。
◎修正方法の変更
 基本的にマンガ本文は、オリジナルが輪郭線のみ&白抜き処理なので、特に修正方法は変わっていません。
 ただし、本編の一部(銀次郎の悪夢のシーンなど)、および扉絵、カラー口絵などは、旧版の黒マジックによる全面ジグザグ処理から、ポット出版から既刊の拙マンガ単行本同様の、図像の一部のみを白棒で隠す処理へと変わっています。
◎全巻購入特典小冊子の中身
 上中下全巻購入いただいた方には、特典小冊子『銀の華/単行本未収録図画集』のプレゼントがあります。
 内容はアイデア・スケッチ、関連イラスト、休載広告などで、特に最初期のアイデア・スケッチは、雑誌でもウェブでも完全に未発表のものです。
◎全巻購入特典小冊子の入手法
 ポット出版から直接、全三巻同時ご購入いただいた方には、本と一緒に発送される予定です。
 町の書店やアマゾン等のネット書店でご購入いただいた方には、封入物を3枚揃えてポット出版に送ると、引き換えに小冊子が送られる予定です。詳しくはこちら

“Euro Bear” 92号に作品掲載

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 ドイツを拠点にヨーロッパ全体で展開しているベア系ゲイ雑誌”Euro Bear”(ユーロ・ベアー)の92号に作品掲載されました。
 誌名にベアーと名は付いているものの、実際に届いた本を見ると、ベア系の条件である「デカい」というのがスルーされている印象で、ヒゲと体毛があれば体型はこだわらずといった感じ。登場するモデルのタイプなんかを見ていると、”Honcho”(まだあるのかしら)とか”Drummer”(これはもうなくなっちゃいました)に近い感じ。

 汎ヨーロッパ展開ということもあって、基本的にテキストはドイツ語と英語が併記。
 内容は、グラビア、ビデオ紹介、パーティ等のレポート、あとはコラム、アーティスト紹介、マンガ……といった感じ。
 マンガは、確かWebでフリー公開されていた(見覚えがあるので)ヘラクレスがオモチャにされるフルカラー・コミックスを、雑誌用にレイアウトを再編集したものっぽいです。やはりセリフ等が独文英文併記。

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 私の作品は、アーティスト・ピックアップみたいな感じで、簡単なバイオグラフィーと共に作品が数点、4ページ掲載されています。
 この話、元々はスペインのアーティスト、クリス・ロペスから「自分は以前の号に掲載されたのだが、同誌は引き続き掲載アーティストを捜しているので、君を紹介したいんだがどうだ」云々というというメールをくれたのがきっかけ。
 で、私が「OK、お願い」と返事して、あとは直接エディター氏とやりとり。
 因みにその課程で、この”Euro Bear”誌ともう一つ、発行元が同じBDSM系のフェティッシュ誌にも、やはり似たような感じで掲載が決まり、PDFチェックとかも済ませたんですが、そっちは既に出ているはずなのにも関わらず、催促しても見本誌を送って来ない……やれやれ。

 話を”Euro Bear”に戻すと、この号にはもう一人、フランスのアーティスト、ジム・ジム・ベアーの作品も掲載されています。この人ともFacebookではフレンドなんですけど、彼もやはりクリス・ロペスの紹介みたい。
 ネットやSNSのおかげで、こういった横のつながりが増えたのは楽しいです。

ちょっと宣伝、『エンドレス・ゲーム』第7話(後編)です

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 21日発売の雑誌「バディ」10月号に、『エンドレス・ゲーム』第7話(後編)が掲載です。
 先月お伝えしたように、今月も8ページ。
 そして残念なことに、来月は元の16ページに戻る予定だったんですが、編集部の都合でまた8ページということになってしまいました。
 16ページに戻るのは、再来月から。
 長編マンガを一ヶ月に8ページずつの月刊連載なんて、余程のイレギュラーな事態でもない限り、読者さんにとっては物足りないだろうと思うし、描く側としても極めて不本意ではあります。ぶっちゃけ16ページでも、月刊ペースで話を進めながら連載するには、一話あたりの枚数が足らないくらいなので。
 とはいえ、私の力では何ともしがたいことなので、何卒ご了承ください。

Badi (バディ) 2012年 10月号 [雑誌] Badi (バディ) 2012年 10月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2012-08-21

お待たせしました、『銀の華』全3巻、10月11月上旬に復刊です

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 長らく絶版状態だった『男女郎苦界草紙 銀の華』の単行本が、10月11月上旬にポット出版さんから復刊されます。旧版と同じく上中下巻の全三巻。
 詳細情報はまた後日のアップとなりますが、とりあえず予告編を作りましたのでご覧ください。こちら
 今までに復刊のご要望も多かったのですが、何より私自身にとっても、当時の自分が全身全霊を傾けた、とても愛着のある長編であるだけに、長らくの絶版状態が悲しく、こうして復刊の運びになったのは嬉しい限りであります。
 基本的に内容は旧版と同じですが(旧版の口絵や扉絵コレクションも収録)、一部の修正が薄くなるのと(本編は元から白抜きなので基本的に殆ど変わりませんが、扉絵等の修正方法が現行のポット出版刊の単行本と同じスタイルに変わる予定)、全巻購入特典の小冊子プレゼントなども予定しております。
 その他、具体的な情報については、いましばらくお待ちください。

新単行本『筋肉奇譚』9月12日発売です

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 アマゾンにデータが出たので告知します。
 新単行本『筋肉奇譚』が、9月12日に発売になります。 オークスコミックスから予価1,200円で、成年コミック指定となります。
 内容は主に「肉体派」掲載の単行本未収録作品で、『鬼祓え』や『MISSING 〜ミッシング〜』、そして異色作『クレタの牝牛』や問題作(笑)『おでんぐつぐつ』など、2009〜2012年にかけて描いた短編、全8作を収録。
 この単行本の出版にあたっては、ちょっと紆余曲折があったんですが、最終的には従来のアクアコミックスではなく、成年コミック指定で出していただけることになり、結果、修正も大きなモザイクではなく、以前の「肉体派」と同様のレベルになる予定です。
 版形も『ウィルトゥース』や『髭と肉体』よりは一回り大きい、A5版(「肉体派」や『田舎医者/ポチ』などと同じサイズ)になります。ただその分、価格が少し高くなり、また部数も少ないので、店頭で見つけにくくなるかも知れません。
 というわけで、発売まで一ヶ月ちょいありますが、どうぞお楽しみに!

筋肉奇譚 (OKS COMIX) 筋肉奇譚 (OKS COMIX)
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2012-09-12

ちょっと宣伝、エッセイマンガ描きました

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 今月30日に発売のBL雑誌「花恋 カレン」9月号に、エッセイマンガを4ページ描かせていただきました。
『リレーエッセイ お気に入り☆萌えブーム』というシリーズで、様々なマンガ家さんたちが知り合い繋がりでリレーしていくというマンガエッセイ。で、鬼嶋兵伍先生(前々号)→松崎司先生(前号)→私(今号)……という順番で廻ってきまして、次回は……って、これは実際に読んでいただく方のお楽しみのために、ここでは伏せておいた方がいいかしらん(笑)。
 自分の萌えツボについてエッセイを描くというご依頼だったので、ヒゲや体毛についてガッツリと語らせていただきました。

 さてこの「花恋」、BLマンガ誌ということで、もう表紙からして超乙女、内容もキラキラのBLマンガのオンパレードで、私の場違い感の甚だしいこと甚だしいこと(笑)。
 まぁBL誌関係とのご縁は、決して今回が初めてというわけではなく、旧くは別名義による「小説June」や、実質「さぶ」の女性向け再録誌であった「ロマンJune」から始まり、6、7年くらい前にも「麗人ドラマチック」「コミックJune」「小説ピアス(……だったかな?)」なんかに、マンガやらエッセイやら挿絵やらを、描かせていただいたことはあるんですが、場違い感は今回がダントツかも(笑)。
 というわけで、「花恋」編集部のご英断に大感謝。
 これに限らず、私の絵でも良ければ(笑)、BL誌さんからのお仕事も大歓迎であります。

 そんなこんなで、女性読者さんならともかく、男性ファンはちょっとレジに持って行きづらい雑誌かとは思いますが(笑)、宜しかったらぜひお読みくださいませ。

花恋 (カレン) 2012年 09月号 [雑誌] 花恋 (カレン) 2012年 09月号 [雑誌]
価格:¥ 780(税込)
発売日:2012-07-30

ちょっと宣伝、『エンドレス・ゲーム』第7話(前編)です

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 今月21日発売の「バディ」9月号に、連載マンガ『エンドレス・ゲーム』7話(前編)掲載です。
 今日、私の手元に見本誌が届いたので、一足先にゲイ・ショップにはもう並んでいる頃かも。
 えー《前編》という但し書きがついているように、諸般の事情で今回は8ページだけです。来月からは通常復帰……と言いたいところですが、次回もまた8ページということに。うーむ……。
 というわけで、毎月楽しみにお待ちいただいている皆様には、何とも誠に申し訳ない限りであります。
 ですが前回に引き続き、今回も次回もエロ展開の真っ最中ですので、とりあえず抜き要素はバッチリかと。
 それと今月号には、先日イタリアでも単行本出版が決まった『そらいろフラッター』のおくらさんのマンガも載っております。バディ初登場……かな?
 微細な心理描写を主軸にエッチシーンも入れつつ、そしてカミングアウトというモチーフを逆手にとった発想には、思わず「……上手い!」と唸らされたり。
 今月号が前編ということなので、続きが楽しみです。
 というわけで「バディ」9月号、よろしくお願いいたします。

Badi (バディ) 2012年 09月号 [雑誌] Badi (バディ) 2012年 09月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2012-07-21