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ちょっと宣伝、マンガ『転落の契約』第2話です

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 今月21日発売の「バディ」5月号に、短期集中連載マンガ『転落の契約』第2話掲載です。
 左のサムネを見ればお判りのように、今回の連載はガッツリ王道(って何が王道なんだかw)パターン。
 濡れ場たっぷり、カットバック使いながら、スピード感重視でガンガン攻めております。
 刺身のツマ的に、某所で西原理恵子女史に「魂が抜けている」と評された(笑)女性キャラなんぞも出ておりますが(笑)、エロ場面は「バディ」の大きい誌面で見ると、モザイク入りとはいえ、けっこう迫力があるのではないかと。
 全4話の予定なので、これでちょうど半分。
 是非お買い求めいただき、最後までよろしくお付き合い願えればと思います。

Badi (バディ) 2013年 05月号 [雑誌] Badi (バディ) 2013年 05月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2013-03-21

電子書籍『田亀源五郎小説作品集SINGLE 工事現場の夜』発売です

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 電子書籍(アマゾンKindle)第2弾『田亀源五郎小説作品集SINGLE 工事現場の夜』を発売しました。
 Kindle端末の他、iPhone、iPad、タブレットやスマホのAndroid端末などでも、Kindleアプリ(無料)をインストールすればお読みいただけます。

 第1弾『デカとヤクザとニンジンと 田亀源五郎小説作品集』は、およそ文庫本1冊分の分量を目安に、複数の作品を纏めた作品集にしましたが、第2弾の今回は「手軽に買えてサクッと読める」をモットーに、短編1本を安価でというシングル仕様にしてみました。iTunesとかで、アルバム全体ではなく1曲だけダウンロード購入するみたいなイメージ。
 せっかくKindle出版自体が手軽にできるので、ここは既存の形に捕らわれず、色々なパターンを試してみようかと。

 内容は、1995年に「G-men」創刊号(誕生号)に鬼頭大吾名義で発表した小説に、加筆訂正を加えたものです。
 肉体労働者同士のプレイ系SM+ロマンス風味のホモソーシャルといった官能小説で、濡れ場はがっつりゲイ向けエロ、ただし雰囲気は「肉体派」とかで描いていたような感じにも近いかも。
 というわけで、よろしかったら是非お買い上げくださいませ。

 さて、Kindleの電子書籍というのがどういうものなのか、ちょっとまだ馴染みがない方もおられるかと思うので、購入&購読手順も含めて、ちょっと簡単に解説してみます。
 まず前述したように本の購読は、Kindle端末(Kindle Paper White、Kindle Fire)の他、iPhone、iPad、iPod touchなどのIOS端末、その他のタブレットやスマホのAndroid端末などでも読むことが出来ます。
 Kindle端末以外での購読手順は、まず端末に無料のKindleアプリをインストールして、いつも自分が使っているアマゾンのアカウントを登録します。
 次にアマゾンのサイトで、目的のKindle本を購入します。すると本のデータがアマゾンのクラウドに保存され、同時に自動的にKndleアプリをインストールした端末にダウンロードされます。
 あとは、再び端末のKindleアプリを開けば、もうダウンロードされた本を読めます。私の出しているものは今のところ全てテキスト本なので、ダウンロード時間もほとんどかからないはず。
 購入した本のデータは、アマゾンのクラウドにも保存されているので(そのクラウドから端末にデータをダウンロードして読む仕組み)、端末のデータを消してもクラウドのデータは残っていますし、複数の端末に同時にダウンロードすることも可能です。
 複数の端末に同じ本をそれぞれダウンロードした場合、そのデータは互いに情報を共有しているので、例えばiPhoneで途中まで読んだ続きを、今度はiPadで読むなんてことも可能。
 まぁ論より証拠、やってみると実に簡単なので、スマホやタブレットをお持ちの方は、とりあえずKindleアプリをインストールして、アマゾンから無料サンプルをダウンロードするところから始めてみてください。

 さて今回の本も、販売用のEPUBデータは、ひまつぶし雑記帳(doncha.net)様の「EPUB3::かんたん電子書籍作成(縦書き小説)」を利用して作らせていただきました。
 これもまた、とにかく気軽にがモットーとのことで、簡単至極に作成できます。興味のある方は是非どうぞ。
 また、前回のエントリーでも軽く触れさせていただいた、やはりKindleでゲイ小説を出版されている小玉オサムさんのインタビューが、きんどるどうでしょう【KDP最前線】男同士の真剣な恋「弁護士 隈吉源三」を執筆した”小玉オサム”さんにインタビューで読むことができるので、よろしかったらそちらも是非。

ちょっと宣伝、新連載『転落の契約』スタートです

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 2月21日発売、月刊「バディ」4月号から、新しい短期集中連載マンガ『転落の契約』スタートです。
 前の『エンドレス・ゲーム』を終えた際に、「『SM抜きのエロマンガ』というテーマで描いていた反動もあり、そろそろガッツリSMを描きたいという欲求がムクムクと(笑)」と書きましたが、その通りの内容になりました。
 まぁ私のマンガとしては、いわば王道パターン(笑)。
 全4回という短めの連載予定なので、マッチョ+ヒゲ+体毛の奴隷系SMがお好きな方は、どうかよろしくお付き合いくださいませ。

Badi (バディ) 2013年 04月号 [雑誌] Badi (バディ) 2013年 04月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2013-02-21

“Stripped: A Story of Gay Comics”で紹介&作品掲載

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 ドイツの出版社Bruno Gmünderから出版された、世界のゲイ・コミックスの歴史と作家を紹介したアートブック”Stripped: A Story of Gay Comics”に、紹介&作品掲載されました。取材協力(人を紹介したり、日本のマンガ出版における世紀修正の説明をしたり)もちょっとしています。

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 これ<は、過去発行された様々なゲイコミック本の表紙を集めたページなんですが、私も持っているものがけっこうあったりして、レア度は情報の密度はさほど高くない感じがします。まだきちんとテキストを読んではいないんですが、ゲイ・コミックスの歴史に関しては、さらりと表面を撫でたという感じでしょうか。  ともあれ全般的にテキスト量はあまり多くなく、基本はあくまでも図版を見せるのが中心といった感じの本。  掲載&紹介されている作家は、まず有名なとろこで、もはやクラシックとも言える大御所トム・オブ・フィンランド、 StrippedGayComics_tom
ベテラン作家で同じ版元Bruno Gmünderから作品集が何冊も刊行されているザックことオリバー・フレイ、
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やはりベテランで私も個人的にお付き合いのあるザ・ハンことビル・シメリングなど。
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 こういった作家たちについて、それぞれ冒頭に1見開き分のテキストで紹介&解説が入り、続いて1ページにつき1枚の絵を掲載しながら、それが1作家につき数見開き続く構成になっています。
 というわけで、画集的な見応えは充分以上にあり。

 で、私も12ページほど絵が載っております。
 一番古いもので、日本のゲイマンガの局部修正の例として『嬲り者』から2ページ、そして『ECLOSION』『Der fliegende Holländer』『LOVER BOY』『MISSING』『エンドレス・ゲーム』から、こちらはオリジナル・データのままの無修正版を、それぞれ2ページずつ。
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 二番目の図版は、私という作家紹介&解説ページなんですが、おそらくデザイナーさんが「日本語かっけえ!」って感覚なんでしょうね、我々日本人から見ると、実に珍妙なことになっているのがご愛敬(笑)。

 他の掲載作家さんたちも、ちょいとご紹介しましょう。まず知り合い関係から。

 イタリアのフランツ&アンドレ。このコミックス”Black Wade”は、英語版がこのBruno Gmünderから、フランス語版が拙作の仏語版版元でもあるH&Oから出ています。ちょっとハーレクイン風味のヒストリカル・ゲイ・ロマンスで、個人的にオススメの一作。
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 アメリカ(カナダだったかな?)のパトリック・フィリオン。アメコミ的なスーパーヒーローものを得意とする作家さんで、Class Comicsというインディペンデントのゲイ・コミック出版社もやっており、やはりBruno GmünderとH&Oから、コミック本や画集が多数出ています。
StrippedGayComics_fillion

 やはりアメリカのデイル・ラザロフ。ただし彼はシナリオライターなので、図版の絵は、左がエイミー・コルバーン、右がバスティアン・ジョンソンという作家。また、カラリングは、私の友人でもあるフランス人のヤン・ディミトリが担当しています。デイルの本も、やはりBruno Gmünderから何冊か出ていたはず。また、この《デイル・ラザロフ/バスティアン・ジョンソン/ヤン・ディミトリ》コンビの作品は、これとは別に描きおろし新作もフル・ストーリー掲載あり。
StrippedGayComics_dale

 知り合い関係を離れたところでは、まずアメリカのミオキ。この本の表紙も、この人の作品。やはり確か、Bruno Gmünderから作品集が出ていた記憶が。「薔薇族」って感じの作風。
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 ドイツのクリスチャン・タルク。カートゥーン調とリアル調のミクスチャーがいい感じ。
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 同じくドイツから<トゥリオ・クラップ。バンドデシネっぽい感じ。 StrippedGayComics_krapp

 オランダのフロ。カートゥン系の可愛らしい作風。
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 アメリカのハワード・クルーズは、70年代〜80年代に活動していた作家さんらしいですが、ハワード・クラムなんかと通じる、いかにもアメリカのアングラ・コミックといった感じの作風。
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 こんな感じで、様々な作家の作品を大きく紹介したものが、フルカラーで240ページ近くあるというヴォリュームなので、ゲイ・アート好き、ゲイ・コミック好きなら、まず買って損はない充実の内容。
 本のサイズも約A4と大きめで、ハードカバーで造本もしっかり。
 テキストは英語とドイツ語の併記で、情報の掘り下げ度はそんなに深くない気はしますが、それでも一冊まるまる使って世界のゲイ・コミックを俯瞰しているという点で、あまり類書がない貴重な本だと思います。
 ただ残念ながら、例によって日本のアマゾンでは取り扱いがありません。
 それでも欲しい方は、是非アメリカやイギリスのアマゾンから取り寄せてください。

フランスの企画展“AMOUR ÉGALITÉ LÉGALITÉ”に参加

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 フランス、パリで開催される企画展“AMOUR ÉGALITÉ LÉGALITÉ: Exposition d’oeuvres d’art pour la liberté d’aimer”に、描きおろし新作1点と旧作数点を出品します。
 企画展タイトルの意味は『愛・平等・合法』で、同性婚合法化を控えたフランスで、最近では反対活動なども活発化している、marriage equality(婚姻の権利の平等)をテーマにした内容となっています。

 参加作家は私の他、私が知己があったり作品を知っている作家では、キャプテンベアー(コスプレの人なのでおそらく写真かと)、アレックス・クレスタ(写真家)、フル・マノ(刺繍でゲイ・アートを制作する作家)、ニコラ・マーラウィ(私が見たことある彼の作品はアブストラクトなペインティング)など。
 他にゴロヴァック(?)、シロンブリア(?)といった名前が挙がっていますが、ちょっと判らず。
 場所は私がいつもパリで個展をしているArtMenParis
 会期は2月5日〜12日。ドア・オープンは14:00〜18:00(要予約)。オープニング・パーティは5日の16:00〜22:00。
 この企画展のFacebookイベントページはこちら

 私自身は、新作を送る&預けてある旧作を展示という形の参加なので、残念ながら現地へは行けませんが、パリおよびフランス在住の方、期間中に訪仏の方など、いらっしゃいましたら是非足をお運びくださいませ。
 出品する新作は、こちらになります。
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“Amour Égalité Légalité” (2013) 〜楮和紙に毛筆と墨、朱墨、金色墨汁、銀色墨汁

『映画秘宝』2012年度ベスト&トホホ10

 本日発売『映画秘宝』3月号の「爆選! 2012年度ベスト&トホホ10」で、投票&コメントで参加させていただいております。
 まぁ去年の私のベスト1は、これはもうぶっちぎりで《これ》でした。何というかね、映画にしろマンガにしろ小説にしろ、良いと感じる判断基準は自分の中にも色々ありますけれど、最終的には「どれだけそれを愛せるか」ということに尽きるので(例えそれが偏愛の類であったとしても)、去年はもう「ようやく見られた!」しかも「ある意味で期待も上回ってくれた!」という多幸感にひたすら酔い痴れた、この一本に即決でした。
 5位以降はけっこう悩みに悩みまして、ジャック・オーディアールの『預言者』やヌリ・ビルゲ・ジェイランの『Once Upon a Time in Anatolia (昔々、アナトリアで/Bir Zamanlar Anadolu’da)』は泣く泣く落としたし、マーカス・ニスペル&ジェイソン・モモアの『コナン・ザ・バーバリアン』は個人的に擁護したいのでランク入りさせたかったとか、『アイアンクラッド』も入れるべきだったかしらとか、まぁ色々と(笑)。
 というわけで、宜しかったら是非お買い求めくださいませ。

映画秘宝 2013年 03月号 [雑誌] 映画秘宝 2013年 03月号 [雑誌]
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2013-01-21

電子書籍『デカとヤクザとニンジンと 田亀源五郎小説作品集』発売です

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 電子書籍(アマゾンKindle)で『デカとヤクザとニンジンと 田亀源五郎小説作品集』を発売しました。
 Kindle端末の他、iPhone、iPad、タブレットやスマホのAndroid端末などでも、Kindleアプリ(無料)をインストールすればお読みいただけます。
https://amzn.to/4cXaObR

 副題にもありますように、内容は小説作品集です。
 1988〜96年にかけて、ゲイ雑誌「さぶ」や「G-men」に《田亀源五郎/城戸呉八/鬼頭大吾》各名義で発表した、官能ゲイ小説の中から、ハードコアからラブストーリーまで厳選4本をセレクトしました。
 ヴォリュームは文庫本換算で約280ページ(換算基準は後述)。

*収録作
『デカとヤクザとニンジンと』
 95年、「さぶ」に城戸呉八名義で発表したもの。中年ヤクザとマル暴デカの、エロ&ラブ・ストーリー。
『無情の皿』
 96年、「G-men」に鬼頭大吾名義で発表したもの。壮年の板前を主人公にした、和風SM。いわゆる《抜ける系》ゲイポルノ。一部加筆。
『竹の家』
 88年、「さぶ」に田亀源五郎名義で発表したもの。後に「ロマンJune」「Super SM-Z」にも再録。18歳の青年が叔父に奴隷調教されていく、一人称小説。
『檻穽の獣』
 93年、「さぶ」に城戸呉八名義で発表したもの。後に「ロマンJune」にも再録。90年代初頭の東京の風俗を織り込んだ、ミステリー&ハードロマン仕立てのゲイSMもの。
『あとがき』
 各作品の内容や、執筆当時の背景などについて、簡単に解説。

 過去にゲイ雑誌では、マンガやイラストレーションの他、《田亀源五郎/城戸呉八/鬼頭大吾》のペンネームを用いて、それなりの量の小説も発表してきましたが(一部は本家ウェブサイトでも公開)、このままハードディスクのこやしにしておくのも勿体ないので、今回Kindleを使って電子書籍化してみました。
 まだまだストックはありますので、機会を見て出来ればまた続きを出していきたいと思っておりますが、とりあえずこれが第1弾。
 私の書く小説をご存じの方も、そうでない方も、よろしければ是非一度お試しください。
 試し読みも可能で、アマゾンの商品ページにある《今すぐ無料サンプルを送信》ボタンを使って、表題作『デカとヤクザとニンジンと』の冒頭かなりの部分をお読みいただけます。
 文庫本換算の基準は、元となったテキストファイル(強制改ページ含まず)を、Adobe InDesignで《43字×15行》のフォーマットに、自動流し込みした際の総ページ数を基準に算出しています。

 実際の表示例は、こちら。
《Kindle Paper Whiteの場合》
(Kindle Previewerでシミュレート)
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《Kindle for iPhoneでの表示》
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 電子書籍ファイル(EPUB)の作成にあたっては、ひまつぶし雑記帳(doncha.net)様の「EPUB3::かんたん電子書籍作成(縦書き小説)」に大いにお世話になりました。謹んでここに御礼申し上げます。
 ワークフローとしては、まず上記の「かんたん電子書籍作成」のガイドラインに沿った形で、コンテンツを収録したプレーンテキストファイルを作成、EPUB3に変換。
 それを、フリーののEPUBファイル編集ソフトSigilを使って、細かなところを自分好みの形に整えてから、アマゾンが配布しているKindle用の確認ソフト、Kindle Previewerで仕上がりをチェック。
 こうして出来上がったEPUBファイルを、KDP(Kindle Direct Publishing)にアップロードして出版しています。
 Sigilで成形する部分は、これは私の好みの問題なので、別にそのパートはなくても問題ありません。ある程度のHTMLの知識があれば、それを使って見た目の細部を整えることができるといった程度の作業です。
 単純な小説本を出す限りでは、やり方は極めて簡単なので、こんな感じで、かつてゲイ雑誌に小説を書いていらした方々が、それぞれ過去の埋もれた作品とかを電子化して出版していただけると、楽しいんだがなぁ……などと妄想中。

 実際に自分が出版するにあたって、ちょいとアマゾンのKindleストアを調べてみたところ、小玉オサム先生が幾つか御自作をKindleで出していらしたので、早速私も購入してみました。

 電子化にあたって判らないところなどありましたら、訊いて下されば出来る範囲内で個別にお手伝いもいたしますので、ゲイ小説を書いていらした皆様、Kindle出版はいかがですか?
 こんな感じで、僅かながらでも日本のゲイ・アダルト・エンターテイメント文化が、また盛り上がっていくと楽しいかなぁ……なんて妄想しております。
 ま、そのためにも、何はともあれ、拙著『デカとヤクザとニンジンと』、お買い上げ下さいまし(笑)。

『映画秘宝』とか『ホビット 思いがけない冒険』とか

 本日発売中『映画秘宝』2013年2月号の、巻頭特集「『ホビット 思いがけない冒険』完全攻略!」で、柳下毅一朗さん、添野知生さん、朱鷺田祐介さんに混じって、映画『ホビット 思いがけない冒険』のクロスレビューを書かせていただいております。
 そしてこの巻頭特集、ピーター・ジャクソン監督の直撃インタビューはもちろん、登場人物や設定解説……特に13人もいて覚えにくいドワーフたちの図解とか、『ロード・オブ・ザ・リング』のおさらい、中つ国の歴史から、荒俣宏さんのロング・インタビュー、はたまた杉作J太郎さんの暴走語りなど、まぁ内容が濃いこと濃いこと。私なんかが混じっちゃって、ホント良かったのかしら(^^;)
 しかもこれ、完成披露試写が12月1日で、私はマンガの締め切り直前だったので、見させていただいたのはマスコミ試写の12月6日、原稿の締め切りから雑誌の発売まで10日程度しかなかったというのに、この特集の濃さって……『映画秘宝』さん恐るべし。心の底から感嘆。
 というわけで、とにかく読み応えタップリなので、ぜひお読みくださいませ。

映画秘宝 2013年 02月号 [雑誌] 映画秘宝 2013年 02月号 [雑誌]
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2012-12-21

 で、映画『ホビット 思いがけない冒険』ですが、まぁ詳し感想は雑誌を読んでいただくとして、ともあれ私は《絶賛》。
 あー生きてて良かった……そしてまたもや、三部作完結までは死ねません。

 そしてこうなるとやはり、周辺グッズとかにもちょびっと手を出したくなるので、まずはモレスキンのホビット限定手帳2種(ポケット版)をゲット。
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 あともちろんサントラも。2種類出ているうちの、当然の如く曲数が多いデラックス版。

Hobbit: An Unexpected Journey Hobbit: An Unexpected Journey
価格:¥ 2,183(税込)
発売日:2012-12-11

 この後どれだけ散財するかは、神のみぞ知る(笑)。とりあえずアート&デザイン本くらいは欲しいかなぁ(笑)。

ちょっと宣伝、『エンドレス・ゲーム』最終話です

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 今月21日発売の雑誌「バディ」2月号に、連載マンガ『エンドレス・ゲーム』最終話掲載です。
 途中、急に変則ページ数が入ってページ構成に苦労したり(おかげで以降予定していた展開を改めて組み直す羽目に)、さりげなーく置いた伏線がモザイクで殆ど見えなくなってしまったり(笑)、いささか難儀はありましたが、ともあれ予定の内容を予定のページ数程度できちんと終わらせることができたので、今はホッと一安心。
 ゲイショップにはそろそろ掲載誌が置いてある頃だと思いますが、主人公のエロ坊主に、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 来月の「バディ」では一度お休みをいただきます。
 その後また何か描くと思いますが、『エンドレス・ゲーム』が「SM抜きのエロマンガ」というテーマで描いていた反動もあり、そろそろガッツリSMを描きたいという欲求がムクムクと(笑)。
 さて、どうなりますやら(笑)。

Badi201302 Badi (バディ) 2013年 02月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2012-12-21

ちょっと宣伝、『エンドレス・ゲーム』第10話です

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 11月21日発売の雑誌「バディ」1月号に、連載マンガ『エンドレス・ゲーム』第10話掲載です。
 前回のチェンジ・オブ・ペースの流れで、今回はストーリー上の転換点とエロ場面のサンドイッチ構成。
 一年弱描いてきたこのマンガも、そろそろオーラス。次回で完結となります。
 連載開始から追いかけてくださっている方は、ここいらで第1話から通しでまとめて読み返していただくと、また一層滋味(笑)が増してお楽しみいただけるかと。

 さてこの「バディ1月号」ですが、特集が《裏バディ》ということで、パラパラッと捲ってみたところ、いつもよりエロ比重が多めな感じ。
 それに合わせて野原くろ先生が、肌色率高め&がっつりエロ入りの読み切りマンガ『豪人の裏がわ』を描いていたりするので、ファンの方はマスト。
 あと情報ページでは、拙著『銀の華[復刻版]』をご紹介いただいているんですが、全巻セットのサイン本プレゼントもありますので、ご希望の方はふるってご応募くださいませ。

Badi (バディ) 2013年 01月号 [雑誌] Badi (バディ) 2013年 01月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2012-11-21