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ゲイ・アート・ブック”Raunch”に作品収録

Raunch cover
 Bruno Gmünder社から出たゲイ・アート・ブック、”Raunch”に作品が収録されました。
 タイトルのRaunchってのは、「卑俗」とか「猥雑」とでも訳せばいいのかな? まぁそんな感じの切り口で、写真やイラストなどのゲイ・アートをまとめたハードカバーのアートブックです。

Gengoroh Tagame
 私の作品は、この1点のみ。昔「薔薇族」に描いたやつです。

 他はいろいろ、世界のあちこちから総勢40名近くのアーティストやスタジオの、Raunchな写真やイラストを収録。
 というわけで、内容を少しご紹介。

Kevin D. Hoover(アメリカ/ニューヨーク)
Kevin D. Hoover
この人の作品が、かなり私のテイストにマッチしていて、しかも収録作品数も多くて嬉しかった。

Inkedkenny(カナダ/トロント)
Inkedkenny
この人も好きなアーティスト。収録作品数も多し。

左/George Towne(アメリカ/ニューヨーク)、右/Jeremy Lucido(アメリカ/ロサンゼルス)
George Towne & Jeremy Lucido

Robert W. Richards(アメリカ/ニューヨーク)
Robert W. Richards

左/Strut Walker(アメリカ/ニューヨーク)、右/Darren Ankenbauer(アメリカ)
Strut Walker & Darren Ankenbauer

Grae(アメリカ/ニューヨーク)
Grae
キャラや状況設定に親近感。趣味が合いそう。

左/Andrea Madalena(イタリア)、右/Bearfighter(ドイツ)
Andrea Madalena & Bearfighter
左のAndreaとは、先日イタリアでボローニャの個展オープニングやベアパーティで会いました。モヒカンで笑顔が可愛いオーランド・ブルームって感じのナイスガイ。
with Andrea

Rubén Gauna(アルゼンチン/ブエノスアイレス)
Rubén Gauna
先日ベルリンで、Bruno Gmünderのスタッフに、この人の絵をプリントしたTシャツを見せて貰いました。同社が制作販売するようなことを言っていましたが、ネット上では情報が発見できず……って、良く考えたらお土産に一枚いただいていたんだっけ(笑)。
tshirts

《書誌データ》
RAUNCH / Various Artists

Photo Book
Pages: 160
Size: 21,5 x 28,5 cm / 8,5 x 11,25 inch
Format: Hardcover with dust jaket
Colour: full colour
ISBN 978-3-86787-664-3
May 2014
29,95 €

 残念ながら日本のアマゾンでは取り扱いなし。ご注文はアメリカやイギリスのアマゾンなどからどうぞ。

イタリアのボローニャでイベント参加・個展・サイン会などやります

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 5月末から6月頭にかけて、イタリアのボローニャへ行き、ボローニャ大学で毎年開催されている日本文化のイベントNipPopにゲストとして参加する他、ギャラリーでの作品展示、ゲイ書店でのサイン会などを行います。
 また、『冬の番屋』のイタリア語版単行本、”L’inverno del pescatore”も同時期に発売予定。
 これらについて、現時点で私の手元に届いている情報は少ないんですが、とりあえず判っているものだけでもお知らせします。なにしろ、もう出発が間際に迫っているもんで……(笑)。

《作品展示》
オープニング:5月29日 18:00〜
場所:ONO ARTE(ギャラリー)
Address: via santa margherita 10 I 40123 bologna
Tel. +39 051 262465
Website: http://onoarte.com/
(会期がいつまでかという連絡は未だなし。サイトにもまだ情報がアップされていません)

《出版イベントとサイン会》
6月6日 18:30〜
場所:IGOR Libreria(LGBT書店)
Address: Via San Petronio Vecchio 3 – 40125 Bologna, Italy
Tel. +39 051 229466
Facebook page: https://www.facebook.com/igor.thegaybookshop

《サイン会》
6月6日 23:00〜01:00
Feed the bears(ボローニャで毎月開催されているベアイベントだそうです)
Facebook page: https://www.facebook.com/FeedTheBearsBologna

《ワークショップ》
6月7日 10:00〜
前述のNipPop会場で、マンガ制作に関するワークショップを、マンガ家の市口桂子さんと一緒に行う予定。おそらく内容は、ゲイやエロティック・アートに特化せずに、一般的なマンガ制作の話とかになるのではと予想。
Website: http://www.nippop.it/

 現時点で判っているのはこの程度ですが、もし近在の方がいらっしゃいましたら、どうかお気軽にお立ち寄りくださいませ!

パリ開催・現代日本のエロティックアート展 Vol.2に参加させていただきます

vanillapariseroticmusee
 5月22日から始まる、ヴァニラ画廊企画・フランスはパリのエロティック博物館(Musee de l’Erotisme)で開催される企画展、現代日本のエロティックアート展 Vol.2(Japon Erotica: La Nouvelle Generation Vol.2)に、作品数点を出品します。
 同展は、現代日本の様々なアーティスト、総勢32名によるエロティックアート作品を展示する内容で、私もその末席に加えていただいた次第。出品作家リストは、以下になります。

朝倉景龍/荒井良/稲垣征次/沖渉二/笠間しろう/カネオヤサチコ/鏡堂みやび/クロダミサト/小宮山逢邦/小山哲生/Saeborg(サエボーグ)/沙村広明/真珠子/須川まきこ/空山基/多賀新/田亀源五郎/たま/所伸一/中田柾志/野口由里子/林良文/春川ナミオ/泥方陽菜/ぴんから体操/福山フキオ/前田寿安/水元正也/宮西計三/室井亜砂二/森馨/山下昇平(五十音順・敬称略)

 会期は、2014年5月22日〜10月30日。エロティック博物館の場所等は、同博物館のサイトをご覧ください。こちら
 展示期間が比較的長めなので、パリにお住まいでなくても、会期中に旅行やお仕事等で同地を訪れる機会のある方もいらっしゃるかと思います。その際は、ぜひお立ち寄りください。

vanillaeroticcatalogsmall
 また、同展の図録も出来上がっており、先日手元に届きました。
 日本国内での印刷のため、残念ながら外性器描写がある作品については、該当部分にマスクが被っていたり、そこを避けたトリミングでの収録となっていますが、カタログ自体は大判のフルカラー、様々なアーティストの美麗で個性的なエロティックアートの数々を、存分にご堪能いただけるかと思います。
 こちらの図録は、おそらく現地での販売の他、銀座にあるヴァニラ画廊さんでも取り扱っていると思います。サイトからの通販もできますので、よろしかったらお買い求めください。
 詳しくはヴァニラ画廊のサイトで。こちら

ちょっと宣伝、『奴隷調教合宿』第九話掲載です

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 5月21日発売「バディ」7月号に、マンガ『奴隷調教合宿』第9話掲載です。
 昨日、手元に見本誌が届いたので、おそらく直販のゲイショップでは、もう店頭に並んでいる頃かと。
 元々が「若めのハンサム系キャラで、ガッツリSMやってる長めの話って、そういえば描いたことないなぁ」ってな発想で始めた話なので、内容もタイトル通りストレートアヘッドなSM調教もの。
 前作『転落の契約』(6/17発売の新単行本『エンドレス・ゲーム』に収録)が、プレイの舞台がほぼ焼肉屋店内と固定されていたので、大仕掛けな責め具だの凝った道具だのをあまり出せなかった(リアリティという要因で)反動で、この『奴隷調教合宿』では割とそこいらへんにポイントを置いた展開が多かったですが、そろそろ幕引きへの助走ということもあって、今回は行為自体はちょっと地味目かも。
 で、最終ページにも書いてありますが、来月号は一回お休みさせていただいて、連載再開は7月発売の9月号からになります。
 引き続きよろしくお付き合い下さいませ。
[amazonjs asin=”B00K1J5IVG” locale=”JP” title=”Badi (バディ) 2014年 07月号 雑誌”]

新マンガ単行本『エンドレス・ゲーム』、6月17日発売です

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 お待たせしました、新しいマンガ単行本『エンドレス・ゲーム』が、6月17日にポット出版さんから発売になります。
 ただいまポット出版のサイトで予約受付中。先着50名様にはサイン本のサービスもあります。送料無料。
 お申し込みは、以下のリンクからどうぞ。
田亀源五郎新作短編集『エンドレス・ゲーム』サイン本予約開始のお知らせ

《版元紹介文とスペック》

ゲイ・コミックの巨匠にして、世界的なゲイ・エロティック・アーティストである田亀源五郎短編集第五弾。
理想の男性・ケンジに導かれ、自らの快楽を追及していく青年・アキラの物語「エンドレス・ゲーム」。
ホモのサディストに愛人として調教される元プロレスラー・玄龍二郎を描いた「転落の契約」。
中編二作品を収録。
雑誌『バディ』連載をいずれも加筆修正して単行本化。
書き下ろしの「あとがき」も収録しました。
著●田亀源五郎
希望小売価格●2,400円+税
ISBN978-4-7808-0207-8 C0979
A5判 / 256ページ /並製・函入
[2014年6月17日刊行予定]

 というわけで収録作品は、バディで連載して昨年冬には英語版単行本が先立って出版された「エンドレス・ゲーム」と、同じくバディ連載の「転落の契約」の2作。

「エンドレス・ゲーム」
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「転落の契約」
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*サンプル画像はブログ用にモザイク処理ましたが、実際はいつものポット出版からの単行本と同じ白い細棒タイプの修正です。
 
 まだアマゾン等のカタログには入っていないようですが、前の単行本『冬の番屋/長持の中』同様にアダルトコミック扱いなので、以前よりも販路が限定されると思います。ご注意ください。
 ともあれ、サイン本希望の方は早めにご予約を!

ベルリン個展が「芸術新潮」で紹介されました

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 現在発売中の雑誌「芸術新潮」5月号の、海外のアートニュースのコーナーで、拙ベルリン個展の紹介記事が載りました。
 いや〜、それこそ昔から、特集記事に興味があったりすると、ちょくちょく購入していた愛読誌の一つなので、こうして自分の個展の記事が載るとは、何とも嬉しい限り。
 記事を書いてくださった方とも、先日ベルリンでお会いして、いろいろと興味深いお話しを伺うことができました。
 というわけで、よろしかったら是非お買い求めくださいませ。
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ちょっと宣伝、『奴隷調教合宿』第八話掲載です

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 告知が遅れましたが、4/21発売の「バディ」6月号に、集中連載『奴隷調教合宿』第八話が掲載されています。
 いつものように、ゲイSMエロマンガ路線一直線ですが、今回は《畳み掛け》のエピソード回。大ゴマ連打で、ちょっとした責め絵画集みたいにもお楽しみいただけるかと。
 というわけで、よろしかったら是非お買い求めくださいませ。
[amazonjs asin=”B00JDPMK88″ locale=”JP” title=”Badi (バディ) 2014年 06月号 雑誌”]

Mascular Magazineに作品提供

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 ゲイ・アート系のウェブジンMascular Magazineの第8号(フェティッシュ特集号)に、作品を数点提供しました。
 同誌のサイトからPDFを無料でダウンロードできます。
http://www.mascularmagazine.com/
 同号には、世界中から総勢30名ほどのアーティストが参加しており、それぞれ数点ずつ作品を提供。総計260ページ以上、約60MBというヴォリュームなので、お使いの回線状況によって異なりますが、ダウンロードにちょっと時間がかかるかも知れません。
 また、収録作品には外性器の露出やボンデージ、SMなどのアダルト・マテリアルも含まれますので、ダウンロード&閲覧は自己責任でよろしくお願いいたします。

 拙収録作に関しては、自分のフェティシズムが反映された作品を数点セレクト、そこに先方の依頼で、自作品解説を日本語と英語で併記。
 で、この日本語の解説ですが、最初に英文で書いた後、それを再度日本語で書き直すという方法をとったところ(先に日本語で書いちゃうと、それを英訳するのが厄介なので……『あ〜こーゆーの英語で何て言えばいいんだ???』ってことになっちゃうので、最初から英語で考えた方が、自分のボキャブラリのキャパに合った説明だけで留められるから楽w)、そしたらなんか脳味噌の接続が上手くいかずに、直訳調みたいな変に固い日本語になっちゃいました。お前ホントにネイティブかって感じの(笑)。
 まぁ、そこいらへんはご愛敬ってことで、ご寛恕。
 提供作品は基本的に、旧作の中からのセレクトですが、以前企画展用に描いたオリジナル作品(つまりその企画展意外では未発表)を、更にこのMasculine Magazine用に新規着色・デジタル仕上げにしたものが入っています。今のところ、ここ以外では見られない作品なので、宜しかったら是非ご覧あれ。

 前述したように、他の収録アーティストは世界中から総勢約30名と、国籍も作風もバラエティに富んだセレクトとなっています。
 大体が写真作品がメインで、絵画系は私も含めて数人程度。レザーあり縛りあり女装ありコンセプチュアルありと、作品のレンジは色々ですが、野郎系好き&フェティッシュ好きの方なら、かなり面白いラインナップで楽しめるかと思います。

【収録作品例】
Gengoroh Tagame
mascular8tagamec

Aurelio Monge
aureliomongec

Ron Amato
ronamatoc

Olivier Flandrois
olivierflandroisc

Inked Kenny
inkedkennyc

Wim Beullens
wimbeullensc

 もちろん各収録作家のプロフィールやサイトリンク等の情報付き。
 前述したようにダウンロード・フリーでもあるので、お時間のあるときにでも是非どうぞ。

ちょっと宣伝、『奴隷調教合宿』第七話掲載です

doreichokyogassyuku07
 3月21日発売の「バディ」5月号に、連載マンガ『奴隷調教合宿』の第七話掲載です。
 例によって内容は、ラブのかけらもないエロ路線まっしぐらです。
 先月号では一回お休みしてしまいましたが、今月号では、調教の甲斐あって順調に(?)堕ち続けている主人公の痴態を、タップリお楽しみいただけるかと(笑)。
 見せゴマ大ゴマで抜きドコロもしっかり確保。
 是非一冊お買い上げの上オカズに使っておくんなまし。

Badi (バディ) 2014年 05月号 [雑誌] Badi (バディ) 2014年 05月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2014-03-20

aktaさんのコンドーム・パッケージ画を描きました

akta_condom
 HIV予防啓発&陽性者支援のNPO法人aktaさんの、無料配布コンドームのパッケージ画を描かせていただきました。
 新宿二丁目のコミュニティセンターakta、及びゲイバーなどで無料配布されるはずなので、お見かけの歳は是非お持ち帰りになり、ホットなセーファーセックスを楽しんでください!