ちょっと宣伝」カテゴリーアーカイブ

ちょっと宣伝、『弟の夫』第7話掲載です

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 昨日発売の「月刊アクション」5月号に、『弟の夫』第7話「ママ」掲載です。
 今回は、

1)扉絵の夏菜が可愛く描けたのでお気に入り!
2)お待たせしました、マイクのサービスシーンあります!
3)単行本1巻の発売予定情報載ってます!

 …という感じなので、ぜひ一冊お買い求めを。
 そして、来月は一回お休みさせていただきます。
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「映画秘宝」5月号で未公開映画を7本紹介

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 3月20日発売の雑誌「映画秘宝」4月号の特集「この映画を観ろ! Best 70!!」に、未公開映画7本の紹介記事を書きました。
 この特集、色々な方が色々な映画を推薦していて、もう知らない映画ばかりなので「ほうほう、こんな面白そうな映画があったのか… φ(・ω・`) メモメモ」という感じになり、自分の今後の散財が心配になります(笑)。

 そんな中で私は、まず「おすすめマッチョ映画」というお題で、デンマーク映画”Teddy Bear”、アメリカ映画”Warrior”、スペイン映画”Estigmas”、タイ映画”Bang Rajan”、インド/テルグ映画”Badrinath”の、計5作品について書いたコラムを1本。
 それと「ラブ・ストーリー」ジャンルでイギリスのゲイ映画”Weekend”と、「アニメーション」ジャンルでチェコ映画”Alois Nebel”について、それぞれ推薦記事を1本ずつ書いております。
 よろしかったら是非お買い求めくださいませ。
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『別冊映画秘宝 ロード・オブ・ザ・リング&ホビット 中つ国サーガ読本』にテキスト寄稿しました

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 本日発売のムック『別冊映画秘宝 ロード・オブ・ザ・リング&ホビット 中つ国サーガ読本』に、エッセイを2本書かせていただきました。1本は映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作への思いを、原作小説『指輪物語』の想い出などと絡めて約2,500文字、もう1本は映画『ホビット』三部作の《ドワーフ萌え》を約4,000文字で。

 いや〜、嬉しいお仕事をいただけて、最初はこんな感じだったんですが、


 やがて締め切りが迫ると、こんな状態に(笑)。


 まぁそれでも《ドワーフ萌え》の方は、何とか無事おさまったんですが、思い入れの強い『指輪物語』の方がもう……最初に書いた文章から半分くらい削った(笑)。まぁその大方は、何というかほら、オタクやマニアが好きなモノについて喋ると、過剰なディテール説明やら自分語りが大量に混じってウザくなるとゆー、あのパターンだったので、結果的には削っても全く問題なしでしたが(笑)。

 私の文章は、論とか解説とかではなく、完全にエッセイという感じなので、箸休めにでもお読みいただければ幸いですという感じですが、他の錚々たる方々(添野知生さん、森瀬繚さん、朱鷺田祐介さん、等々)の文章は、内容は濃いわ背景の膨大な資料が伺われるわで、スゴいです。
 かと思えば、キャラクターや世界観をコンパクトかつ的確に解説した、入門向けパートみたいなのも充実しているし、各種キャラ萌えエッセイ&論(柳下毅一郎さんのサム萌えとか、高橋ヨシキさんの大ゴブリン萌えとか)も楽しい。劇場公開版とエクステンデッド・エディションの詳細比較とか、映画と原作の詳細異同解説なんかも、映画誌の別冊ならでは。
 インタビューのラインナップも、ピーター・ジャクソンと荒俣宏さんというのは王道として、『冒険者たち』の斉藤惇夫さんと『指輪物語 エルフ語を読む』および映画6作のエルフ語監修の伊藤盡さんというのが渋い! 余談ですが、荒俣さんのインタビューで、話がギャレス・エドワーズ版『GDZILLA ゴジラ』に飛んだところが、まるで途中から杉作J太郎さんに入れ替わったみたいで可笑しかった(笑)。
 その他、トールキンとその作品世界に関するあれこれとか、ゲームやアニメーションの話とかも、それぞれコンパクトではあるけれどカッチリ押さえられているし、巻末に資料編(【完全版】中つ国の歴史/中つ国小辞典)を配する心配りもにくい。

 というわけで、お好きな方ならマストの一冊。是非お買い求めくださいまし。
 いや〜しかし、こんな文章仕事ができるとは……あぁ嬉しい(笑)。[amazonjs asin=”4800306167″ locale=”JP” title=”別冊映画秘宝 ロード・オブ・ザ・リング&ホビット中つ国サーガ読本 (洋泉社MOOK)”]

ポルトガルのメディアに紹介記事掲載

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 ポルトガルのフリーペーパー、Time Out Lisboaに紹介記事が載りました。去年の暮れ、英語版『冬の番屋』の出版に際して、メールインタビューという形で取材を受けたもの。
 記事はウェブにもアップされ、下記リンクで読むことができます(ポルトガル語)。
http://cidadequeimada.blogspot.pt/2015/02/fixe-este-nome-gengoroh-tagame.html

ちょっと宣伝、『弟の夫』第6話掲載です

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 2月25日発売「月刊アクション」4月号に、『弟の夫』第6話掲載です。章題は「涙」。
 夏菜のふくれっ面、子供たちの会話、ちょっとドキドキ展開など、盛り沢山で楽しめる内容になったかと。
 是非お買い上げの上、お読みくださいませ!
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世界のクィア・コミック・アーティストによるセクシー・トランプ発売

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 私も作品を提供している、世界のクィア・コミック・アーティストによるセクシー・ピンナップ・イラストレーションをフィーチャーしたトランプのカードセットが、アメリカで発売されます。5月にニューヨークで行われるLGBTQマンガ家カンファレンス、Queers & Comicsのチャリティー商品で限定品。このカンファレンスには私も参加予定。
 作品を提供している作家リストは、下記の販売ページで確認可能。とりあえず私が個人的に知己があるのは、ジャスティン・ホール、岩田巌、エド・ルース、モーリス・ヴェラクープ……といったところかな?
 只今こちらのページで予約受け付け中。商品の発送は3月からだそうです。
 よろしかったらお買い上げくださいませ。

「現代日本のエロティックアート展Vol,2」凱旋展(@ヴァニラ画廊)のお知らせ

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 以前こちらでお知らせしたように、昨年5月〜10月にかけてフランスはパリのエロティック博物館(Musee de l’Erotisme)で開催された、私も作品を出展した企画展『現代日本のエロティックアート展 Vol.2(Japon Erotica: La Nouvelle Generation Vol.2)』の凱旋展示が、2月9日(月)〜28日(土)まで、東京は銀座(新橋)のヴァニラ画廊で開催されます。
 展示内容は基本的にパリの同展に併せたものですが、私の場合は、外性器が露出している作品の展示にいささか問題ありとのことで、パリ展に出品したものから該当作品を除き、代わりにエロティック表現に問題のない旧作を出させていただく予定です。
 会期中にお時間のある方は、是非おいでください。

「現代日本のエロティックアート展Vol,2」凱旋展
ヴァニラ画廊(展示室A)
入場料/500円
平日/12:00~19:00、金/12:00~20:00、土・祝/12:00~17:00、日/不定休

ヴァニラ画廊は2014年春から6ヶ月にわたり、パリ市の「エロティックミュージアム」(※)にて「現代日本のエロティックアート展vol2」と題して、計32名の作家による日本における「エロティックアート」の現在を紹介しました。
オリジナリティに溢れた32名の作品は、その個々のスタイルから言葉を飛び越えて、新鮮な驚きを人々にもたらしました。この度、世界中のアートファンの心を鷲掴みにした作品群が東京に戻って参ります。 パリでの展覧会を記念して、ヴァニラ画廊では凱旋展を開催いたします。 誇り高い成熟した珠玉の作品群をご期待下さい。

朝倉景龍
荒井良
稲垣征次
沖渉二
笠間しろう
カネオヤサチコ
鏡堂みやび
クロダミサト
小宮山逢邦
小山哲生
Saeborg(サエボーグ)
沙村広明
真珠子
須川まきこ
空山基
多賀新
田亀源五郎
たま
所伸一
中田柾志
野口由里子
林良文
春川ナミオ
泥方陽菜
ぴんから体操
福山フキオ
前田寿安
水元正也
宮西計三
室井亜砂二
森馨
山下昇平

ちょっと宣伝、『弟の夫』第五話掲載です

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 本日発売の「月刊アクション」3月号に、『弟の夫』第5話掲載です。
 今回は、ほのぼの散策+カムアウト+兄弟ネタで、章題は「シルエット」。扉絵はイラレで製作。
 是非お買い上げ&お読みくださいませ。そしてアンケートとかもよろしくね(笑)。
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「映画秘宝」3月号、2014年度ベスト&トホホ10に参加しています

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 今年も「映画秘宝」ベスト&トホホ10に参加させていただきました。2014年に見た映画の中から、ベスト10、ベスト・ガイ、ベスト・ガール、ベスト・シーン、映画トホホ3を、それぞれコメント付きで選ばせていただいております。もう1つのアレは、今年はスルー。
 何をどういう理由で選んだかは、掲載誌をご覧いただくとして、ちょうど数日前に飛び込んできた某ニュースで、「え、なんで……だったらもっと上位にすれば良かった!」なとどプチ後悔した拙10位(まぁ判官贔屓みたいな心理です)が、総合で6位にランクインしていたのは嬉しい限り。

 因みに、最後まで悩んで最終的に泣く泣く落としたのは、ここいらへん。
牢獄処刑人
ハワイ
The Painting (Le Tableau)
Highway
3
In the Name Of (W imię…)

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 オマケ。前にツイートした2014年に見たゲイ映画ベスト10。
1.湖の見知らぬ男
2.チョコレートドーナツ
3.ハワイ
4.In the Name Of (W imię…)
5.Pit Stop
6.フリーフォール
7.Tha Last Match (La partida)
8.Lilting(『追憶と、踊りながら』の邦題で2015年5月〜日本公開決定)
9.Out Loud
10.My Last Round (Mi Último Round)

トークショー(1/18)出演のお知らせ〜今泉浩一監督作品アンコール上映『すべすべの秘法』+『家族コンプリート』

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 次の日曜日、1月18日に、渋谷のアップリンクでトークショーに出演します。
 イベントは、今泉浩一監督の映画『すべすべの秘法』+『家族コンプリート』のアンコール上映(1月16日〜20日)で、私は18日(日)の『家族コンプリート』上映(15:20〜)の終了後に、今泉監督と、映画の撮影を担当した田口弘樹さんと一緒に、三人であれこれ喋らせていただく予定。
 ただいま前売り券発売中。あまり広くない会場なので、今のうちに予約が吉かもしれません。チケットはこちら(アップリンクのサイト)で予約購入できます。
 お時間のある方は、是非おいで下さいませ。

 今泉監督とワタクシ。
withImaizumi

 以下、イベントと映画の解説です。
 エロスからキンキーからバイオレンスまで飛び出す、他に類を見ない怪作『家族コンプリート』、それとは対照的に、日本のゲイのリアルをさらりと描いて愛おしい『すべすべの秘法』、どちらもこの機会に是非お見逃しなく!

2014年2月に渋谷アップリンクにて日本初公開された今泉浩一監督長編作品『すべすべの秘法』に前作『家族コンプリート』を加えたアンコール上映。今泉浩一は1990年よりピンク映画俳優としてキャリアをスタートさせ、並行して1999年よりインディペンデントで一貫してゲイ映画を撮り続けている。セクシュアル・マイノリティーの映像作家が極端に少ない日本において、かつドラマ性のある映像作品を継続的に制作している作家、という点で非常に特異な存在である。ごく小規模な製作チームながらその作品は国内よりもむしろ海外で高く評価され、過去の作品はベルリン国際映画祭を初めとする数多くの映画祭に招待され、各国で上映を重ねてきた。国内での上映機会が非常に限られる今泉作品の、1年ぶりの再上映企画となる。

※All movies are with English subtitles.(全作品英語字幕付、DVでの上映)
※18歳未満の方はご覧いただけません

【上映スケジュール】

2015年1月16日(金)~20日(火)

●1月16日(金)
21:00~『すべすべの秘法』

●1月17日(土)
15:30~『すべすべの秘法』(上映後トークショー:マーガレット、今泉浩一)
21:00~『家族コンプリート』

●1月18日(日)
15:30~『家族コンプリート』(上映後トークショー:田亀源五郎、田口弘樹、今泉浩一)
21:00~『すべすべの秘法』

●1月19日(月)21:00~『すべすべの秘法』

●1月20日(火)21:00~『すべすべの秘法』

【上映作品】

『すべすべの秘法』The Secret to My Silky Skin
(2013年/カラー/81分/HDV/ステレオ/With English Subtitles)
※18歳未満の方はご覧いただけません

両親と京都に暮らすリョータは東京での短期研修が決まり、「東京のヤリ友」であるイッセイの家に泊めてもらう事になった。朝はそれぞれが仕事に出かけて夜は一緒に過ごして寝る、ただそれだけになるはずの5日間。家に到着した最初の夜、イッセイはごく自然にリョータとセックスしようとするのだが、リョータは素直に応じることができない。実は彼には東京に来る前から一つ、気がかりな事があったのだった…。今泉浩一の新作長編「すべすべの秘法」はゲイ漫画家、たかさきけいいちによる短編漫画を原作とした、6本目にして自身初となる原作もの。取り立てて派手な事件も事故も起こらない「きわめてありふれた」ゲイの日常を描く、これまでにない味わいを持った作品となっている。またメインキャストに職業俳優ではないノンプロを起用する特徴的なスタイルは健在で、本作でも随所で彼らの瑞々しい姿を捉えている。本作は2013年10月に開催されたベルリンポルノ映画祭での上映を前提に、同映画祭ディレクターのユルゲン・ブリューニンクからの提案を受け制作され、日本では2014年2月に渋谷アップリンクにて日本初公開された。

出演:馬嶋亮太、本名一成、きたがわひろ、藤丸ジン太、ほたる、伊藤清美、赤岩保元
原作:たかさきけいいち(「ウラゲキ vol.4/古川書房」 2005掲載)
監督・脚本・編集:今泉浩一
撮影・スチール写真:田口弘樹
音楽・音響:PEixe-elétrico
英語字幕:川口隆夫 
字幕協力:Jeremy Harley
タイトル題字:赤岩保元
制作:岩佐浩樹
製作:habakari-cinema+records

『家族コンプリート』The Family Complete
(2010年/カラー/106分/DV/ステレオ/With English Subtitles)
※18歳未満の方はご覧いただけません

一軒の古い日本家屋を舞台に繰り広げられる、謎の新型ウイルスに冒されたある三世代家族を巡る悲喜劇。ミスコミュニケーションをテーマに、ゲイの恋愛とセックスを描く日本製激愛男色家族映画/R-18指定ジャパネスクハードコアホモセクシュアルホームドラマ。2010年3月、第34回香港国際映画祭で世界初公開されてから各国の国際映画祭を巡回し、渋谷アップリンクでは今回で通算4度目の上映となる。

出演:神羽亮祐、ほたる、藤丸ジン太、村上ひろし、川合亮、松之木天辺、大木裕之、伊藤清美、今泉浩一
監督・脚本・編集:今泉浩一
撮影・スチール写真:田口弘樹
音楽・音響:PEixe-elétrico
英語字幕:川口隆夫 
字幕協力:Jonathan M Hall
タイトル題字・灯り制作:赤岩保元
制作:岩佐浩樹
製作:habakari-cinema+records