及川健二『ゲイ@パリ』予約受け付け開始

 10月25日、ジャーナリストの及川健二さんの著作『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版/\2,310)が発売されます。現在、オンライン書店bk1で、予約受け付け中。
 以前にもここで書いたことがありますが、じっさい発売される本がどんな内容になったかといいますと、及川さんからメールで目次の一覧をいただいたので、ちょっと長くなりますが、以下にコピペします。
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第1部 フランスの同性愛、最新事情ルポルタージュ
序章
1 ゲイのパリ市長が誕生した日
2 テレビ番組でのカミング・アウト
3 斬新な改革。国民からの高い支持
第1章 フランス人は同性愛者をどう思っているのか
1 五六%のフランス人が同性愛者の路上キスを容認
2 同性愛者は変人か
3 九一%が同性愛者への暴力に怒り
4 フランス人はゲイ・フレンドリーか
5 『Ttu』調査から見えてくるフランス人の「同性愛」観
6 フランス人の五七%が同性婚に賛成
7 同性愛者の九五%が「いずれ同性婚は合法化される」と答えた
8 フランスはカトリック教徒の国か(一)
9 フランスはカトリック教徒の国か(二)
10 八〇%が中学校にコンドームを置くことに賛成
第2章 パートナーシップ制度パクス(PACS)
1 同性愛と強制収容所
2 ミッテラン政権下における同性愛の前進
3 フランスの裁判制度
4 エイズがすべてを変えた
5 同性カップルも利用できるパクス(連帯民事契約)とは何か
6 事実婚(内縁)と結婚の中間にある緩い形での準結婚制度
第3章 焼き殺されかけたゲイ
1 凄惨な写真
2 催眠ガスをかけられ暴行される
3 「汚いホモは死ねばいいんだ」
4 容疑者の逮捕
5 容疑者不起訴。警察への不信
6 ヴァネスト国民議会議員の発言
7 「同性愛はあきらかに人類の生存に対する脅威だ」
8 「同性愛は異性愛より劣等」発言が有罪
第4章 フランス初の同性婚
1 ドキュメント同性婚 三日前〜当日
2 同性愛者と保守派が市庁舎外で激突。民族派・ドヴィリエ欧州議会議員の襲撃
3 「これは歴史的な瞬間だ」ついに結婚式が挙行
4 市長は停職一カ月。社会党重鎮も批判
第5章 ノエル=マメール市長はなぜ同性婚を執り行ったのか
1 「同性婚について話したことのない家庭はない」
2 「政治家は同性愛者の問題に逃げの姿勢でいる」
3 ノエル=マメール氏インタビュー
4 「フランスにおける同性愛者の状況は最良とはいいがたい」
5 ホモ嫌いとの闘い
6 遺伝子組換トウモロコシをジョゼ=ボベと引っこ抜いた理由
7 暴動の原因は差別、サルコジ内相「社会のクズ」発言は危険
第6章 フランスの政治家と同性愛
1 ミッテランの秘蔵っ子
2 ジャック=ラング元文化相はアイドル政治家
3 同性カップルの結婚を公然と支持した最初の政治家
4 『差別的な発言の取締りに関する法律』とジョスパン元首相の敵意
5 シラク大統領がゲイ雑誌『Ttu』に登場
6 シラク氏曰く、「私はパクスの象徴的な貢献を認識しています」
7 フランスでもっともセクシーな女性政治家
8 同性婚賛成に転向した次期大統領候補・ロワイヤルさん
第7章 フランスとHIV・エイズ
1 フランスのHIV新規感染者は七〇〇〇人
2 フランス最大のHIV啓蒙・市民団体『AIDES』とは何か
3 フェラチオでHIVに感染するか
4 HIVと闘う政治家
5 ロメロさんの勇気ある行動
第8章 フランスのトランスジェンダー
1 トランスジェンダーによるデモ
2 女の子ふたりがトップレスになった
3 エコロジスト・性労働者・医師・ブラジル移民・パリ区議
4 様々な人種のトランスジェンダーが働く事務所
第9章 カミーユ=カブラル区議インタビュー
1 横浜エイズ会議、日本のトランス=マコさん
2 初めて選挙にでたときの話、ゲイのドラノエ・パリ市長
3 トランスジェンダー・性労働者が抱える問題
4 性労働者はプロとして認められるべきだ
第10章 一般企業が出展する欧州ゲイ・サロン
1 『欧州ゲイ・サロン二〇〇四』レポート
2 フランスには四〇〇万人近くの同性愛者がいる
3 『欧州ゲイ・サロン 二〇〇五』レポート
第11章 あれこれ雑記『フランス同性愛』
1 パリのゲイ・プライド(la Marche des Fierts)
2 ペニスを模したおもしろHIV啓蒙カード
3 日本のゲイ術は人気
4 田亀源五郎の天才的な作品
5 サルコジ内相側近が同性カップルの親権・養子縁組を支持
6 マッカーシズムで「同性愛」は国賊扱いされた
7 あるレズビアンとの対話
8 映画『愛についてのキンゼイ・レポート』で描かれるレズビアン
9 ボカシとモザイクとエロ
10 パリのゲイ・タウン、マレ地区
第2部 フランスの政治家にインタビュー
パトリック=ブローシュ国民議会議員&パリ市議(社会党) パクス(PACS)法をつくった超ゲイ・フレンドリーな政治家
1 ミッテラン政権、ジョスパン内閣での前進
2 パクスはこうして誕生した
3 同性婚、同性カップルの親権・養子縁組、女性カップルの人工授精に賛成する理由
4 「ホモ嫌い」、ベーグル市での同性婚、ヴァネスト議員の放言、HIV感染拡大
5 与党・国民運動連合(UMP)は同性愛者に貢献しているか
6 同性愛者がスケープゴートにされないか
アレクサンドル=カレル・『同性愛と社会主義』代表 社会主義は同性愛者の人権を守る
1 『同性愛と社会主義』
2 シラク大統領は同性愛者を裏切った。
3 社会党が同性愛者の権利向上に貢献した
4 同性カップルの養子縁組に賛成する理由
5 地方では同性愛差別が根強い
6 映画『ブロークバック・マウンテン』
7 社会主義と同性愛は水と油だと思ってきた
ヤン=ヴェーリングフランス緑の党・全国書記(党首) 緑の党は超ゲイ・フレンドリーな政党
1 直線的経済から循環型経済へ
2 郊外暴動・原発・遺伝子組み換え作物
3 緑の党がゲイ・パレードに参加する理由
4 同性愛について国民運動連合と社会党を採点する
5 緑の党が与党になったら提案するゲイ政策
リチャード=サンチェス・フランス共産党『自由・民主・反差別委員会』責任者 人類解放のために同性愛者の権利が守られるべきだ
1 同性愛者は許し難い差別の犠牲者だ
2 共産党がゲイ・パレードに参加する理由
3 共産党は同性婚・同性カップルの養子縁組に賛成する
4 HIV拡大には予防の原則が必要
5 フランス国民運動連合・社会党・緑の党を採点する
6 映画『ぼくを葬る』はすばらしい
ステファン=ダセ・『ゲイ・リブ』代表 保守の立場から同性愛者の権利を守る
1 ゲイ・リブは国民運動連合(UMP)と友好関係にある
2 国民運動連合は大きな進歩を実現させた
3 保守の立場から同性カップルの養子縁組・同性婚に賛成する
4 社会党はゲイを被害者化している
5 保守政治家が同性愛者から嫌われる理由
6 ゲイ・リブがゲイ・パレードをボイコットした理由
7 幸せなゲイの話があってもいい
クリストフ=ジラール・パリ市助役 パリ市長のブレーンは日本通の同性愛者
1 自分自身に嘘をつきたくないから、カミング・アウトした
2 赤毛のダニー、ベーグル市の同性婚、嫌がらせの手紙
3 ホモ嫌い、パリ市長のカミング・アウト、ゲイ・プライド
4 「結婚しない権利」を持ちたい、だから同性婚に賛成する
5 緑の党は最もゲイ・フレンドリーな政党だ
ブルノー=ゴルニッシュ欧州議会議員&『国民戦線』全国代理 極右ナンバー2が喝!「ゲイ・パレードは認められない」
1 極右ナンバー2が語るイラク戦争・アメリカ
2 「イラク内での自爆攻撃はレジスタンスだ」
3 「ゲイ・パレードは認められない」
インタビューを終えて
あとがき
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 どうです、読み応えありそうでしょ?
 私についても、ちょっと書いてくださったそうで、いやいや、ありがたい限りであります。
 及川さん御自身はノンケですけど、こういった事柄について硬派な立場たら真摯に取り組んでおられる方なので、ぜひ応援よろしくお願いします。
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