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ちょっと宣伝、スペイン語版『外道の家』2巻、発売されました

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 先月末、スペインで『外道の家 2巻』こと、“La Casa de los Herejes ~ volumen 2”が発売されました。
 出版社はこちら。Ediciones La Cúpula
 実は献本は、昨年暮れに送られてきていたんですが、私が昼間に寝ていて呼び鈴が鳴っても起きなかった(笑)ために受け取れず。昨日の仕事明けに再配達を依頼して、本日無事にゲットしました。
 ご覧の様にスペイン語版の装丁は、上巻同様に日本語版のそれと同趣向になっています。ただし、色味は日本語版より彩度が高め。おかげで渋みは薄れていますが、この瀟洒な感じも悪くないですね。
 裏表紙も同様で、テキストや地紋が品良く処理されているので、何となく高級感もあるような(笑)
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 ただし、このスペイン語版単行本は左開きなので、日本のマンガ単行本とは綴じが逆。本文は全て左右反転されてますし、本文だけじゃなく表紙イラストまで鏡像になっていて……表紙イラストくらいは反転しないで欲しいんだけどな〜(笑)。

 そして例によって左右反転された本文は、デッサン狂いにハラハラドキドキで、ページをめくるのが心臓に悪い(笑)。
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 それに耐えながらパラパラ捲っていたら、日本語版とスペイン語版で、1つ大きな違いがあるのを発見。
 日本語版では、蔵から解放された寅蔵は、「ろくでなし」由来の「ロク」に改名され、以後「阿呆のロク」と呼ばれるんですが、スペイン語版ではTobyという名前に変えられている。で、「阿呆のロク」はToby el cretino。
 由来の部分は省略されているようですが、このトビーという名前に、何かそれっぽいニュアンスがあるのかどうか、ちょっと気になるところ。
 また、この中巻には、戒名を使って辱めるというネタがあって、「玄女田又寅蔵信士」という戒名に、「畜奴寅蔵」という隠し文字があるというものなんですが、これは DON TORAZO BESSIERTIAVOという名前になっていて、それがBES/SIER/TIA/VO→BESTIA/SIERVOというアナグラムになっている……と処理されている模様 。
 しかしそもそも戒名というものが、スペインで理解されるものなのかどうか……。
 これに限らず『外道の家』では、例えば「戸籍から抜く」といったあたりも、これまた欧米など戸籍制度のない国だと、ちょっと意味が伝わりにくいのかもな〜、なんて思ったりもします。

 ついでにオマケ。
 スペイン語版では、見た感じフランス語版より擬音の種類が豊富で、1巻のときもZUMBA ZUMBAってファック音にウケちゃったんですが、今回もいろいろ面白いのがあるので、ちょっとご紹介。
・金的蹴りドカドカ→TUMBA TUMBA
・鞭でビシバシ→FCHAK FCHAK
・赤子の産声→BUAAAAH
・サオをクチュクチュ→CHUSKA CHUSKA
・サオをゴシゴシ→ZACKA ZACKA
・アナを指でズブズブ→ZUCK ZUCK
・タマを板で挟んでグシャッと→CRIISH
・タマを握ってゴリゴリ→ÑACK ÑACK
・イチモツがビ〜ンと→POING
 最後のヤツが特にお気に入り(笑)。
 下着を脱がせると、いきり勃った怒張が「ポイ〜ン」……超かわいい(笑)。

ちょっと宣伝、フランス語版「ウィルトゥース」発売されました

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 今月頭、フランスで新しいマンガ単行本”Virtus”が発売されました。読んで字の如く、拙作『ウィルトゥース』のフランス語版です。
 先日、著者用サンプルが届いたので、ちとご紹介。

 版元はいつものH&O。収録作品は『雄心〜ウィルトゥース』のみなので、これまでのフランス語版単行本に比べても、また『ウィルトゥース』日本語版単行本に比べても、ちょいとページ数が少なめの128ページ。お値段は12ユーロ。
 版形は、日本版『ウィルトゥース』のB6サイズに比べて、この仏語版はA5サイズなので、一回り大きくなっています。『雄心〜ウィルトース』の後半部分は単行本描きおろしだったので、このサイズで世に出るのはこれが初めて。やはりクライマックスの、ガイウスとクレスケンスがアレーナに出る見開きなんかは、だいぶ迫力が増しております。

 さて、今回このフランス語版が出るにあたって、絵に修正を入れた部分があります。
 どこかというと、クレスケンスが幼少時の思い出話をするシーン。ここの、父親に犯され云々のくだりが、ちょいとあちらの出版コードに抵触してしまうとのことで、台詞やコマ割りはそのままに、絵のみ4コマ変更しました。海外向けに絵をいじったのは、これが初めて。
 御参考までに、その修正箇所があるページを下に載せますので、日本語版をお持ちの方は、宜しかったらお見比べあれ。
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ちょっと宣伝、アートブック”Hair – Hairy Men in Gay Art”に作品数点掲載されました

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 先頃ドイツの出版社Bruno Gmunderから出た、”Hair – Hairy Men in Gay Art”というアートブックに、作品数点を提供しています。
「ゲイ・アートの中の毛深い男たち」という副題からもお判りのように、体毛(ヒゲも胸毛も腕毛も脛毛も、とにかく全部)の濃い男たちを、写真に撮ったり絵に描いたりしているゲイ・アーティストの作品を集めた写真集&画集です。
 裏表紙はこんな感じで、中身も同様にとにかく毛深い男のオンパレード。
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写真と絵の比率は、写真の方が多めといったところでしょうか。

 私の絵はこんな感じで、1ページ1点ずつで6ページ。
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 版元のBruno Gmunderのサイトでも、本の詳細やプレスリリースが見られますので、よろしかったらどうぞ。こちら

 収録されているアーティストは、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと広範囲で、日本からは私以外にも、市川和秀先生の作品が掲載されています。
 今回、私が個人的に特にいいな〜と思ったのは、画家では、抜群の技術で太目な熊パパのポートレイトなどを描いているチャーリー・ハンター(イギリス)や、ベアー系好きに幅広く受けそうなディチューイ・ドゥードゥルズ(ニュージーランド)など。
 カメラマンでは、バイカーやトラッシュ、ラフ系のモデルを使って、バイオレンス風味もあるエロティックな写真を撮っているインクド・ケニー(カナダ)、ベア系モデルを使って、凝ったシチュエーションの写真を撮っているベアファイター(ドイツ)、タトゥーやレザーなどのテイストの入った、典型的なアメリカン野郎系といった味わいの写真を撮るマイケル・アラゴ(アメリカ)なんかが収穫。
 他には、まず大御所のトム・オブ・フィンランド、私が面識のあるところで、フランスのグザビエ・ジクウェル、オーストラリアのピーター・スキロウ、アメリカのリック・カストロ、メールなどで知己のあるところで、ザ・ハン(アメリカ)、ロブ・クラーク(アメリカ)、フランツ&アンドレ(イタリア)など。
 前から作品を知っていたり好きだったりというものだと、画家では、ラルフ・コーニッヒ(ドイツ)、マイケル・カーワン(アメリカ)、セップ・オブ・ヴィエナ(オーストリア)、カメラマンでは、ジョー・オッペディサーノ(アメリカ)、デヴィッド・ゴールデンバーグ(イギリス)、トム・ビアンキ(アメリカ)……などなど、総計50名近くの毛深男好きアーティストが集合(笑)。

 というわけで、私の作品が好きだという方はもとより、毛深系、熊系、野郎系などなど好きには、かなり充実した内容のアート・ブックだと思います。少なくとも、凡百のメールヌード本と比べると、テイストがはっきり前に打ち出されている分、好みのあう人にはばっちりマッチするはず。
 本のサイズは18×23.6センチと、 A5より一回り大きめ。しっかりとしたハードカバーで、フルカラー260ページ、厚みも3センチほどあります。各アーティストの顔写真やコンタクト先などのデータも記載。
 残念ながら日本のアマゾンでは扱っていないんですが、アメリカやイギリスのアマゾンで購入可能。とりあえずアメリカに商品リンクを貼っておきます。
“Hair: Hairy Men in Gay Art” (amazon.com)
 というわけで、よろしかったらぜひどうぞ!

ちょっと宣伝、スペイン語版『外道の家』1巻、発売です

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 先月末、スペインで『外道の家』の1巻が発売されました。
 スペイン語タイトルは“La Casa de los Herejes ~ volumen 1”。
 どんな感じなのか、オンラインのスピーチアプリで、このタイトルを喋らせてみました。……こんな感じ(笑)。
 herejesというのは、たぶん英語のhereticと同根の言葉だと思うんですが、異教徒とか異端者とかいった意味。casaってのは、カーサ・ミラとかでお馴染みのように、家という意味。というわけで「異端者の家」という感じなので、ちょっと不思議に思われる方もおられるかもしれませんが、外道というのも元来は「非仏教徒、仏道に外れた者」という意味で、それが転じて現在よく使われるような意味になったので、つまりまんま直訳なんですな。スペイン語でもherejesに「人の道を外れた者」みたいな罵倒のニュアンスがあるのかしらん……。
 出版社はこちら、Ediciones La Cúpula
 児雷也画伯のスペイン語版単行本を出しているところと同じ出版社で、今ならサイトのトップページに新刊書が並んでいて、私の“La Casa de los Herejes ~ volumen 1”もそこに混じってます。右隣がかのロバート・クラムなのが、なんか嬉しいわぁ(笑)。

 さて、そんなスペイン語版『外道の家』1巻ですが、出版社が送った著者見本数冊が、先週の土曜日に私の手元にも届いたので、中身も含めてちょっとご紹介しませう。
 まず装丁ですが、ご覧のように、日本語版と同じようなイメージになっています。ただ、このスペイン語版は左開き(日本語版は右開き)なので、それに併せたのか、表紙イラストも左右反転されちゃってます。……う〜ん、普通するか? イラストの左右反転なんて……。
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 ただまあ、日本語版の表紙は、私自身で文字組からレイアウトまでデザインしたものなので(実はタイトルロゴの筆文字も、私自信が苦労して書いた文字だったりするのだ)、そのイメージを尊重してくれたのは嬉しいです。で、日本版をデザインする際に私がイメージしていたのが、「日本をモチーフにした本のペーパーバック洋書」というものだったので、こうしてスペイン版が出来上がってみると、まんまそのイメージしていた通りの本になったというわけで、なんだか面白いです(笑)

 裏表紙はこんな感じで、やはり日本語版と同様のイメージなんですが、地紋や文字が減ってスッキリしている分、何となく文芸書みたいな味わい。ステキ、ステキ。
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 背表紙はこんな感じで、これはなかなかカッコイイぞ。ドラゴンのワンポイントも効いている。
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 さて、中身の方はというと、当然のごとく、登場人物は皆流暢なスペイン語を喋っています(笑)。寅蔵くん、けっこうラテン系の顔立ちなので(?)、「ムーチャス・グラシアス」とか喋ってても、あんま違和感ないような。…ってホントかよ(笑)。

 ただ、前述したように日本語版とは綴じが逆になっているわけで、つまり中身の絵も全部逆版、鏡像になっているわけで……ぎゃ〜、デッサンがあちこち……ひぃ、心臓に悪くって直視できない(笑)。
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 あ、絵をやっている人間には周知のことなんですけど、一般的に絵って、左右反転させるとデッサンの歪みとかがはっきりするもんなんですよ。だから自分で絵を描く際も、デッサンの狂いをチェックするために、裏から透かして見たり鏡に映したりするんです。
 で、まあこの本は全編その状態になっているもんだから、もう眺めていると冷や汗タラタラ(笑)。フランス語版とイタリア語版は、日本と本の綴じを揃えて絵もそのままだったから、こんな冷や汗はかかなくて済んだんですけどね(笑)。
 和服のあわせも全て反転しちゃってるので、登場人物全員が死人状態(笑)。

 擬音なんかも欧文に置き換わっているんですが、フォントを変えたり日本語の文字をキレイに消去してくれているフランス語版に比べると、このスペイン語版は、正直そこまでの神経は行き届いていないかなぁ、って感じではあります。手書き文字のセリフ(悲鳴とか)が、日本語の文字が反転している上に、欧文が被さるように乗っているので(まあ白フチとかで可読性は全く問題ないんですが)、スペイン人には気にならないんでしょうけど、私なんかはやっぱりちょっと目に付いちゃう感じ。
 でも、手書き文字でも、もともと欧文のもの(Gen.ってサインとか、used B.G.M. is…ってヤツとか)なんかは、マメにそこだけ鏡像にならないようにしてあったりするんですけどね。丁寧なんだか雑なんだか(笑)。
 で、そんな擬音とかの中で、ちょっと気に入っちゃったのが、これ。
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 ZUMBA! ZUMBA! ってヤツ。
 この「ズンバ」ってのが、何だか昭和のニューリズム歌謡の造語(城卓矢の「トンバで行こう」とか……ね)みたいだと、1人でウケていたんですが、Twitter経由で、今ホントに「ZUMBA」なるものがあると判明してビックリ。
 こんなものだそうです、ズンバ(笑)。

 さて、この単行本発売に際して、出版社主催でちょっとしたイベントが、バルセロナの本屋さんで行われたそうです。
 どうも、出版社の人とジャーナリストとスペインのアーティストの3人で、トークショーみたいなことをして、本をプレゼンテーションしてくれたようで。
 で、編集さんがその会場写真をメールで送ってくれたので、その中から何枚かアップいたしましょう。
 向かって一番右の人が出版社の方なんだそうですが、あとは良く判らず(笑)。

 最前列に陣取っているのが、「いかにも!」って感じなのが、なんか嬉しい(笑)。フランスでの個展やサイン会でも、真っ先に駆けつけてくれるのは、たいがいこういったタイプの方たち。
 ちょびっと女性もいらっしゃいますが、女性比率は日本のイベントの方が高いかも。

ちょっと宣伝、”GOKU”三巻&ボックスセット発売されました

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 元旦早々、年賀状と一緒に、フランスから小包が到着。
 というわけで、年末に発売されたフランス語版『君よ知るや南の獄』の3巻の、著者分刷り見本が届きました。
 これで仏語版”Goku – L’île aux prisonniers”も、無事完結。結局、昨年の1月、6月、12月と、ちょうど一年かけて全巻発売されたことになります。

 この『君よ知るや南の獄』は、一時期はフランス語版はおろか、日本語版の単行本発売も危ぶまれた状況だっただけに、2007年の日本語版発売に引き続き、こうしてフランス語版も無事完全発売されて、嬉しさもひとしおです。何しろ、純粋ポルノグラフィというフォーマットにおけるゲイマンガの、その可能性を徹底的に追求したという意味で、ある意味で自分の作品の集大成的な内容の意欲作だったもので。
 さて、それと一緒に、全3巻がボックスセットになっている「コフレ」も届きました。
 こんな感じ。
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 日本語版より、すこし本文用紙が厚めのせいもあって、ボックスの幅は6センチあるので、けっこう存在感があります。
 お値段は45ユーロ。日本円にすると、本日のレートで約6000円。
 因みに、一昨昨年に個展でフランスに行ったときのレートで換算すると、45ユーロだと7000円を優に超えていましたから、ユーロもだいぶ安くなりましたね。あのときは、「ひゃ〜、フランスって何て物価が高いの!?」と、かなり蒼ざめたくらいだったから(笑)。

 因みにボックスの装画は、私が本のカバー・イラストを人物ごとにレイヤーで分けて描いたものを、H&Oのデザイナーが新たにボックス用に再構成したもの。
 ぐるっと廻して見ると、登場人物全員集合という感じで、ちょっと面白い雰囲気なので、せっかくだからデザインチェック用に送ってもらっていた、箱を開いた状態の画像もアップしましょうか。
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 なんかいい感じで、気に入っています。

 もひとつオマケ。
 前にちょっと書いたように、今回の”GOKU”は3分冊ということもあり、日本版のように、メイン・キャラクターの椿中尉とハワード少佐を、それぞれメインにして一巻ずつという方法はとれなかった。
 かといって、代表キャラを3名となると、これまたちょっと難しかったので、常に椿中尉をメインにして、背後に他の登場人物を、それぞれのグループずつのセットで配置し、メインの椿中尉の絵を、ストーリーの進行に合わせて、コスチュームなども変化させていくという構成にしました。
 というわけで、3冊の表紙を並べると、こんな感じ。
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 これまたいい感じで、気に入っています。

 日本語版の装丁もかなりこだわって作りましたし、フランス語版はもうちょっとカジュアルな感じですが、これまたいい感じに仕上がったので、自分の思い入れが深い作品なだけに、それぞれに嬉しい単行本になりました。
 日本語版はもちろん、フランス旅行の際には、ぜひボックスでお求めを(笑)。

“GOKU vol.3″、続報

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 マンガ『君よ知るや南の獄』フランス語版”GOKU”の最終巻ですが、版元であるH&Oのサイトに情報がアップされました。
 それに伴いサイトのトップ絵も、ご覧のように三上くんになってます。
 ……うん、我ながら凛々しく描けてるぞ(笑)。
 例のコフレ(ボックス入り三巻セット)の画像も、サイト内にアップされているので、興味のある方はどうぞ。大仰な化粧箱とかではなくて、カジュアルな感じです。あっちの本屋で、クリスマス・プレゼント用とかに買ってもらえるといいな(笑)。
 あとは、現物が届くのを待つばかりですが、この出版社はいつも対応がしっかりしているので、まず大丈夫でしょう。

ちょっと宣伝、イタリア語版単行本、発売されました

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 前にここで、私のイタリア語版マンガ単行本・第一弾が先々週発売されたとお伝えしましたが、昨日、見本が届きました。
 本のタイトルは”RACCONTI ESTREMI”。英語だとextreme storyという意味だそうな。
 ただ、本を開くと1ページ目に、”Kinjiki”というタイトルがあって、一瞬この『禁色』が副題かと思って、「ひぇ〜、そんなおこがましい、ヤメテクレ〜!」とか思ったんですが、奥付を確認すると、下記の記載を発見。
RACCONTI ESTREMI
di Gengoroh Tagame
collana Kinjiki
volume 1, autunno 2009
 collanaというのは「ネックレス」とか「叢書」とかいった意味らしい。というわけで、これは「禁色叢書・第一巻」なんですな。
 シリーズ全体の名前と判って、ホッとしました(笑)。

 本全体の造りは、サイズはA5、カバー付きのペーパーバック。
 総ページ数は、200ページ強、価格は15ユーロ。
 カバーは、左上の書影だと判らないんですが、葡萄茶色の地色と角版のイラスト部分がツヤのないマットPPで、黒の地紋と白のアルファベット部分のみ、ツヤのあるグロス加工になっています。
 とってもキレイで品の良い装丁。気に入りました。
 内容は、短編マンガ8本に加え、巻末には、私のインタビュー、ラフスケッチ数点、各作品に関する注記、擬音に関する解説なども収録されています。
 綴じは、日本と同じ右開きで、巻末のテキストページだけ左開き。というわけで、マンガの絵も逆版にはなっていないので、ホッと一安心。なぜ安心かというと、絵を描く人なら判るはず(笑)。
 紙質も印刷も上々だし、丁寧に作ってもらえたようだし、嬉しいなぁ。こうなると、解説とかを読めないのがクヤシイ(笑)。

 具体的な収録作品リスト(とイタリア語題)は、以下の如く。
・MASOCHISTA(「マゾ」)
・PATRIOTTISMO – L’ESERCITO DEI VOLONTARI DELLE LACRIME(哀酷義勇軍)
・GIGOLO(ジゴロ)
・BURATTINAIO(傀儡廻)
・GASTRITE DA STRESS NERVOSO(神経性胃炎)
・PATIBOLO(晒し台)
・CHIGO(稚児)
・CONFESSIONE(告白)
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 作品をセレクトしたのは先方で、「未単行本化のものを」とリクエストされたので、当時まだ雑誌掲載のみだったマンガのコピーを渡して、その中から選んでもらいました。
 ただ、契約が締結してからこうして本が出るまでに、例によってけっこう時間がかかったので、その間に日本で出た『髭と肉体』と、収録作品が4本かぶってます。残りの4本は、今回が初単行本化。
 ちょっととりとめのないラインナップのような気もしていましたが、こうして並んでみると、さほど案ずるほどでもないかな。最後を『告白』で締めてくれているあたりも、なかなかいい感じです。
 ただ、イタリア初上陸にしては、巻頭に「ヒゲなし若め主人公」ばっか4本並んでいるのが、ちょいと誤解を招くかもしれないなぁ(笑)。私の十八番の「ヒゲ熊拷問」が、一本しかないし(笑)。

 内容をじっくり見ていると、細かなところも神経が行き届いています。
 例えば各作品のタイトルですが、まず作品のアタマに、本の表紙と同じ地紋を用いた新規の章扉があり、そこにイタリア語のタイトルが書いている。その章扉をめくると、白ページ(つまり章扉の裏は白紙になっている)を挟んでマンガが始まるんですが、マンガの元々タイトルが入っていた場所に、今度はローマ字表記の日本語タイトルが入っている。
 また、マンガに出てくる、ポスターや看板の文字の処理を見ると、例えば『哀酷義勇軍』だと、義勇軍募集のポスターは日本語のままで、欄外に意味を説明した注がある。かと思えば、適性検査の結果が出た掲示板は、これは画面でもイタリア語に翻訳されていて、ちゃんと文字に掲示板に合わせたパースもついている。
 些細なことではありますが、こういったのを見ると、「ああ、丁寧に作ってくれているなぁ」って感じで、生みの親(笑)として実に嬉しい。

 因みにフランス語版では、擬音もフランス語に置き換わっていましたが、このイタリア語版では、日本語の擬音がそのままになっています。どうしてかというと、「そのままにして欲しい」と言われたからで、理由を聞いたら「カッコイイから」なんだそうな(笑)。
 ここいらへんの感覚は、国や個人によってまちまちのようで、スペインの出版社(契約済み)は「置き換えたい」派でした。ちょっと前に会って話したアメリカ人も、「置き換えたい」派。でも、長い付き合いのあるアメリカ人のファンは「英語の擬音は表現力に乏しいから、日本語のまま残して欲しい」派。
 まるで、映画の字幕派と吹き替え派みたいなので、いっそ、擬音の切り替えができる電子書籍版とか作ったら面白いかも(笑)。

ちょっと宣伝、イギリスで出版された世界のエロティック・コミックスの本

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“Erotic Comics: vol. 2: From the 1970s to the Present Day” Tim Pilcher
 去年、イギリスのジャーナリストだというティム・ピルチャーから取材を受けたんですが、それが無事に出版されたということで、謹呈本が届きました。
 う〜ん、これも1月には出ていたものが、送られてきたのは半年遅れ……まあ、ちゃんと送ってきただけマシか(笑)。
「エロティック・コミックス グラフィック・ヒストリー vol.2 70年代から現在まで」という本で、版元はILEXというイギリスの出版社。デジタル・ペイントのHOW TO本やDTPなどの素材集、ポップ・カルチャーのアート・ブックなんかを出している会社のようで、カタログにはタトゥーのクリップアート集(CD-ROM付き)なんてのもあって、これはちょっと欲しいかも(笑)。ってか、表紙の男が好み(笑)。

 で、この「エロティック・コミックス vol.2」は、ポップ・カルチャーのガイド的なアート・ブックです。
 内容は、「USAのポルノ」「ゲイ&レスビアン・コミックス」「ヨーロピアン・エロティック」「乳首と触手:日本の実験」「オンライン・コミックス」という五つの章に分かれており、私の作品は「日本の実験」の章に数点掲載されています。
 英語のコミックスを中心に、それにヨーロッパの作家などを加えた、全ページフルカラー、大きな図版をふんだんに使って、様々なエロティック・コミックを紹介する内容。
 収録作家は、私も知ってるメジャーどころだと、まず序文からしてアラン・ムーアだったりします。因みに、著者のピルチャー氏とやりとりしていたとき、ちょうどその話が決まって、大コーフンしてるメールを貰ったのを、良く覚えてます(笑)。
 ロバート・クラムも載ってますし、アラン・ムーア&メリンダ・ゲビーの『Lost Girls』、サイモン・ビズレーの描いたエロ絵なんてのもある。
 エロティック・コミックの大御所では、私が勝手に「お尻の神様」と呼んでいる、イタリアのパオロ・セルピエリ。とにかく、女性のお尻を描かせれば天下一品なアーティストなんですが、実は男の肉体やチ○コも激ウマで、嬉しいことにアナル・ファックされている男の絵なんてのも描いてくれるので、私も二冊ほど画集やコミック本を所有しています。
 ゲイ系では、トム・オブ・フィンランド、パトリック・フィリオン、ラルフ・コーニッヒ、ハワード・クルーズ、雑誌『Gay Comix』や『Meatmen』の作家たち、などなど。レスビアン・コミックスが幾つか見られたのも収穫。
 他にも、個人的に気に入ったものを幾つか列挙しますと、『ロケッティア』のデイブ・スティーブンスが描くベティ・ペイジや、マーヴェルものとかを手掛けているフランク・チョーのエロティック・コミックスは、流石の洗練された描線が魅力。
『Cherry』や『Omaha, the Cat Dancer』といった、カートゥーン系のエロティック・コミックスも、日本では見られないタイプなので、なかなか新鮮。特に、デフォルメはカートゥーン系なんだけど、塗りがコテコテなので何とも言えない「濃さ」がある、『SQP』という70年代の本なんて、実にヨロシイ。
 日本の肉弾エロ劇画みたいな画風の『Faust』や、表紙デザインもカッコよければ中の絵もカッコいい『Black Kiss』は、入手可能なんだったら、ぜひ本を買いたいところ。他にも、アメリカのオルタナティブ・コミックとかイギリスのアンダーグラウンド・コミックとか、面白い絵が多々あります。
 ただ、日本に関しての章は、正直、ちょっとアレだな〜、と思う部分アリ。それに関しては、まとめて後述します。

 版形は、LPジャケット・サイズのハードカバー。ページ数は190ページ強。前述したように、全ページフルカラーで、紙質や印刷も上等。
 幸い、日本のアマゾンで購入可能です。ポップ・カルチャー、エロティック・カルチャー、サブカルチャーなんかに興味のある方だったら、問答無用に楽しめるはずなので、そういう方にはオススメです。私の絵も、無修正でドカ〜ンと載ってますんで(笑)。
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“Erotic Comics: vol. 2: From the 1970s to the Present Day”(amazon.co.jp)
表紙違いのアメリカ版もあるみたい。
 先日紹介した、『エロスの原風景』と御一緒に、いかがでしょう?

 では、前述した、ちょっとアレな日本に関する章について。
 まず気になったのは、私の絵は「SHONEN-AI」と「YAOI」の章で使われていていて、それ自体、ちょっとどうよと思うんですが、更に困ったことに、この二つの章に掲載されている図版が、私の絵以外は「小説June」の表紙画像だけ。
 ただ、これに関しては、筆者のピルチャー氏が、やおいとゲイを混同している、というわけではなかったりします。
 じっさいテキストを読むと、例えば「SHONEN-AI」の章では、SHONEN-AIというジャンルは少女マンガのフォーマット内のもので、竹宮惠子の『風と木の詩』に端を発し、青池保子の『エロイカより愛をこめて』や吉田秋生の『BANANA FISH』が生まれたが、今日ではその言葉は既に廃れており、Boy’s Loveという言葉にとってかわられた、と説明したうえで、そのBoy’s Loveには、かつてのSHONEN-AIの要素が含まれるが、ロマンスだけではなくセックスの要素も含まれており、それがYAOIである、などと続けられる。
 そして、次の「YAOI」の章では、こちらもまたBoy’s LoveあるいはBLの源流を、雑誌「June」のmale/male “tanbi” romanceとして、それが「ヤマなし、オチなし、イミなし」の同人誌文化との相互作用を経て、「性的にも直截的なホモセクシュアル・ストーリー」という、現在の形になったとしているので、こうした説明は、決して間違っていないと思う。
 また、私の図版についているキャプションを見ると、私がカバー絵を描いたアンソロジー『爆男』を、ちゃんと「ゲイ・コミック」と明示しているし、拙作『雄心〜ウィルトゥース』を、「ゲイ・コミックとやおいコミックの中間に位置するもの」と解説しているので、これまた正確(ま、これは私本人に取材しているんだから、当たり前なんだけど)。
 一方、やおい寄りの視点からも、本文中には、「ボーイズラブのマーケットは女性や少女をターゲットにしているが、一部のゲイやバイセクシュアルの男性にも読まれている」とした上で、「こだか和麻のような日本のBLマンガ家たちは、西洋の読者に自分たちの作品を説明する際、ゲイではなくやおいなのだと、慎重に区別している」と書いてある。
 というわけで、テキストをちゃんと読めば、筆者はちゃんと、ゲイマンガとやおいマンガを、混同していないということが判るんですけど、でも、だからといって、この二章の図版が、ほぼ私の絵だけだってのは……誤解も生みそうだし、私自身、居心地が悪い(笑)。
 私のところにきた取材も、ゲイマンガ家としてでしたし、質問内容もそういうものだったんですけどねぇ……。
 やおいマンガに関しては正確な論考があるのに、ゲイマンガに関する章はなく、なのに私の絵だけが載ってるってのは、ちょっとモヤモヤ。
 ひょっとすると、権利関係の問題なのかもしれませんね。図版の使用許可をとれるところが、見つけられなかったのかも。
 ピルチャー氏は日本語ができないっぽいし(少なくとも、私とのやりとりは、全て英語でした)、彼に限らず、海外の出版社なりジャーナリストなりが、作家とコンタクトをとりたくて、あるいは、何らかの権利関係をクリアにしたくて、日本の作家やマイナー系出版社に英語でメールを出したんだけど、返事が来ない、みたいな話は、私も何度か耳にしたことがあります。
 ただ「YAOI」の章には、YAOIは既に西洋でも広く知られており、2001年にはサンフランシスコでYAOI-Conも開かれ、出版する会社もここ数年で増えた……なんて書いてあるんだから、海外ルートからでも何とでもなりそうなのに。
 それ以外でも、日本のエロティック・コミックに関しては、前述したようなテキストと図版の齟齬が目立ち、例えば、「LOLICON」の章なんかも、テキスト部分には吾妻ひでおの『海からきた機械』や同人誌「シベール」、内山亜紀、藤原カムイ、雑誌「レモン・ピープル」なんて名前が見られるのに、図版は水野純子の作品や、アメリカで出版された、昆童虫の『ボンデージフェアリーズ』や、唯登詩樹の単行本の書影だけ。
 まあ、ここいらへんは出版コード的に、内山亜紀とかを載せるのが、難しいせいかも知れませんが。
 他に図版で見られるのは、天竺浪人、ふくしま政美、士郎正宗、大暮維人、うたたねひろゆき、玉置勉強、などなど。
 テキストでは、前述したようなモチーフ的な特異性以外にも、日本の出版におけるセンサーシップについて等も書かれており、「松文館裁判」の件が詳細に紹介されていたりします。

“Dictionnaire de l’amour et du plaisir au Japon”

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 フランスから、アニエス・ジアール(Agnès Giard)の新著、”Dictionnaire de l’amour et du plaisir au Japon”が届きました。昨年暮れには出ていた本なんですが、いろいろトラブルがあったらしく、約一ヶ月半遅れで到着。
 前にここで紹介した、同著者による”L’imaginaire érotique au Japon”の、姉妹編といった感じの分厚い大判本で、内容は、日本のエロティック文化の様々な事象を、テキストと新旧織り交ぜた豊富な図版で紹介していく、いわば「日本エロ文化エンサイクロペディア」といった趣。
 図版を提供している作家は、北斎や国芳の浮世絵や、責め絵の大家・伊藤晴雨、昭和30年代の風俗雑誌の大物・喜多玲子(別名・須磨利之、美濃村晃)を始めとして、順不同でざっと列記しますと、沙村宏明、根本敬、福満しげゆき、花くまゆうさく、早見純、大越孝太郎、平口広美、金子國義、西牧徹、天野喜孝、奥津直道、宇野亜喜良 、太田蛍一、水野純子、市場大介、荒木元太郎、渡邊安治、エトセトラ、エトセトラ。
 で、私も図版を数点提供しているんですけど、どんな風かというと、こんな感じで載っています。
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 因みにこれは、昨年のフランスで開催した個展に出品した『七人の侍〜侍之参・水』なんですが、べつに「カッパ」という項目ではなく(笑)、「フィストファック」という項目の図版です。例によってフランス語はサッパリ判らないんですが、本文中に私の名前が出ているのを見ると、前にここでちらっと紹介した、この作品に添えた自作解説が参照されているのかも知れません。

 というわけで、フルカラーだし、1ページ大、見開き大の図版がバンバン入ってるし、本文を読めなくても画集的にたっぷり楽しめる本なので(個人的には、奥津直道さんの作品の中でも特に好きな、蜘蛛のヤツと鯉のヤツが、1ページ大でデカデカと楽しめるのが嬉しい!)、興味のある方は、amazon.fr.で注文なさるのもヨロシイかと。

“L’IMAGINAIRE EROTIQUE AU JAPON”

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 去年取材を受けたフランスの女性ジャーナリスト、アニエス・ジアール (Agnes Giard) が、彼女が書いた本 "L’IMAGINAIRE EROTIQUE AU JAPON" (Albin Michel/ ISBN 2-226-16676-9 / 35,00 EURO) を送ってくれました。
 お会いしたときには「今年の暮れに出る予定」と言っていたのに、いっこうに音沙汰がなかったもので、はてどうしたんだろうと思っていましたが、約一年遅れで発売されたってわけですな。まあ、私も『日本のゲイ・エロティック・アート vol.2』が大幅に遅れてしまった前科があるので、人のことは言えません(笑)。

 実に立派な本で、造本はセミ・ハードカバー(っつーのかな?)、サイズはB5程度ある大判、本文は330ページ以上で、厚味も3センチくらいあります。例によって、フランス語はさっぱりわややなので、残念ながら読むことはできませんが、全ページフルカラーで、テキストも図版もタップリ。
 日本のエロティック文化全般を論じた本らしく、収録されているアーティストは、表紙を飾る山本タカトさんを始め、横尾忠則さん、村上隆さん、会田誠さん、林良文さん、佐伯俊男さん、吉田光彦さん、室井亜砂二さん、丸尾末広さん、駕籠新太郎さん、今泉ゴッホさん……などなど。
 私の作品は、"LA CRISE DE LA MASCULINITE"(え〜、これは「男らしさの危機」って意味?)という章の扉を含め、5点ほど1ページ大で使っていただきました。また、嬉しいことに、"GENGOROH TAGAME ET LE FANTASME DU SURMALE" と題された、独立した一章もあり。
 でも何よりも嬉しかったのは、この本には昔の浮世絵とかも載っていまして、「自分の作品が、尊敬する月岡芳年と同じ本に載っている!」ってこと。いやもう、クラクラするくらい嬉しいです、マジで。
 あ、エロティック・アート以外にも、コスプレ・メイド・ヤマンバ・ラバー・全身タイツ・女王様・やおい・フィギュア・ドール・エロゲー……などなど、実に盛り沢山の内容です。

 著者のアニエスとは、去年の四月に東京で会ったんですが、そのときの待ち合わせ場所が新宿二丁目の cocoro cafeでした。「待ち合わせにココロカフェを指定するガイジン? ナニモノだい、そりゃ?」と、驚いたもんです(笑)。
 取材は通訳さんも同席で、日本語とフランス語と英語のチャンポンだったんですが、なにしろ私の英語なんてアヤシイコトコノウエナイので、果たしてちゃんと意志が通じていたか、実は今でもちょっと不安だったりする(笑)。本で内容を確認しようにも、フランス語だから読めないし(笑)。
 で、そのときに私に関する質問の他にも、アニエスは「フンドシ大好き!」とのことで、褌についても根掘り葉掘り聞かれたんですが、本に載ってる "Les Fundoshi de Gengoroh" っつーコラムは、多分そのときの話が元なんだろうなぁ(笑)。私は文化人類学者でも服飾史の専門家でもないんで、あんまりヘンなコト書いてなきゃいいんだけど、ま、それとは別に "FUNDOSHI : LE DERNIER BASTON DE LA VIRLITE" という独立した一章もあるんで、多分大丈夫でしょう(笑)。
 それにしてもアニエス嬢、本当に褌がお好きだとみえて、掲載された私の作品も、彼女がセレクトしたんですが、ぜ〜んぶ褌もの(笑)。
 で、取材の後に cocoro cafe の表で写真を撮られまして、そのときの写真が本の巻末のアペンディックスに使われているんですが、これがどーにも顔がマンマルでパンパンに膨れて見える。で、思わず相棒に「この写真、何かすっごく太って見えない?」と愚痴ったら、「だってお前は太ってるだろ?」とゆー、心ない返事が(笑)。

 まあ、洋書なんで「買ってね」とは言いづらいですが、前述のようにとっても立派で、しかもキレイな本なので、知り合いに見せたら「この本、欲しい!」という人が、けっこう何人もいました。
 とゆーことで、興味のある方やご購入を検討される方がいらっしゃいましたら、amazon.fr あたりで探してみてください。