ちょっと宣伝、『冬の番屋』第5話です

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 5月21日発売の「バディ」7月号に、短期連載『冬の番屋』第5話掲載です。
 今回はもう、全編しっぽりとエロエロ展開(笑)。アナル描写が久々だったもんだから、消しゴムかけをしてくれるアナル好きの相棒が、なんかエラく喜んでおりました(笑)。
 この連載、キャラが良く動いてくれるので、こういうイチャイチャエロエロだけでも、余裕で4、5回は描けちゃえそうですけど、全7回で終わらせることにしたので、そういうわけにもいかない(笑)。最終回に上手く予定エピソードを収めるためには、今からちゃんと計算して配分しておかないとな〜……。
 というわけで、残すところあと2回。
 最後までよろしくお付き合いくださいませ〜。

Badi (バディ) 2011年 07月号 [雑誌] Badi (バディ) 2011年 07月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2011-05-21

ちょっと宣伝、スペイン語版『外道の家』3巻(最終巻)、発売されました

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 先月末、スペインで拙著“La Casa de los Herejes”こと『外道の家(スペイン語版)』の3巻が発売され、私の手元にも著者謹呈用の本が届きました。
 出版社はEdiciones La Cúpula
 これでスペイン語版も全3巻、無事出版完了となったわけですが、1巻の発売が去年の6月、2巻が12月でしたから、2巻と3巻の間はちょいと刊行ペースが早まったわけで、ということはけっこう順調だったってことかな、なんて嬉しく思ったり。
 あちらの書店に3巻が並び始めた頃、さっそく買ってくれたスペインのファンから、メールやFacebookのメッセージで感想が届いたりして、中には「自分の買った本屋のオヤジが、売れ行きが良いってビックリしてたよ!」なんて内容のものもあって、これまた嬉しくなりました。……たとえお世辞だとしても、ね(笑)。

 造本等に関しては、基本的に1巻2巻と同じですけど、一つ違うのは、私の後書きも載っているということ。
 スペイン語版用に新たに後書きを書いた記憶はないので(笑)、おそらく日本語版のそれがまんま翻訳されているんだと思いますが、これは過去のフランス語版やイタリア語版ではなかったパターン(フランス語版では後書き等は一切なく、イタリア語版では翻訳者による解説や私のインタビューが載っています)ですね。
 ただ、後書きは翻訳掲載されているものの、後書き中に謝辞として名前が出てくる、大西祥平さんによる解説や、児雷也画伯や藤本郷君によるゲストイラストコメントは載っていないので、そこいらへんがちょっと判りにくいのでは……なんて思ったり。また、手塚治虫の『奇子』とか、横溝正史&市川崑の『病院坂の首縊りの家』なんていう固有名詞も見あたらないので、何というかこのスペイン語版後書きは、オリジナルの抄訳みたいな感じになっているのかも知れません。
 裏表紙や中身のサンプルなんかは、英語ブログの方に何点か画像を載っけましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。

ちょっと宣伝、『冬の番屋』第4話です

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 4月21日発売の「バディ」6月号に、短期連載マンガ『冬の番屋』第4話掲載です。
 じっくりしっぽりなストーリーのせいか、白ヒゲ親爺が脱ぐまで58ページもかかりました(笑)。1ページめからマッパということも珍しくない私のマンガとしては、これはちと珍しいかな〜(笑)。
 相手役の気弱アンチャンの方は、第2話の回想シーンで既に脱いではおりますが、現時制での脱ぎ場は、これまた今回が初めて。
 で、登場人物が裸になると、ペン入れに必要な時間がドカンと増えるというのを、今回の作画で改めて痛感したり(笑)。
 いや、服のシワとかは、そんな厳密である必要がないので、極端に言うと下描きなしでも大丈夫なんですけど、筋肉だの肉体のアレコレはそういうわけにもいかず、加えて量感を出すためのタッチとか、体毛とかも描き込まなければならないので、描画に要する時間もグッと増えるというわけ。
 そんなこんなで、話もそろそろ佳境にさしかかっており、よろしければぜひお読みくださいませ。
 来月号は、更にしっぽりエロエロにいく予定でゴザイマス(笑)。

Badicover201106 Badi (バディ) 2011年 06月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2011-04-21

タトゥー

 先日、偶然二件連続で、私の絵をタトゥーで入れているファンから、彼らの写真をいただいたので、ご紹介。どちらもアメリカ人です。

 まず『外道の家』の寅蔵を入れているジム。
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 彼は事前に「タトゥーを入れたいんですけど、いいですか?」と問い合わせをくれて、「もちろんオッケーだよ!」と返事したら、数日後に「できました!」と写真を送ってきてくれたという早業でした(笑)。
 彫りたてらしく、まだ周囲の皮膚が赤くなっているし、撮影場所も背景から想像するにタトゥー・スタジオっぽいですね。

 もう一つは、元々は「さぶ」誌に描いた小説の扉絵で、フランスでエスタンプが発売されたり、イタリア版単行本の表紙とかにも使われた、海外ではやけに人気がある『忠褌』というイラストを入れたデヴィン。
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 彼は、「ゴメンナサイ、実は黙って勝手に入れちゃってたんですけど……」と言ってきたので、ひょっとしたら上のジムとのやりとりを、どっかで聞きつけたのかしらん、なんて想像したり(笑)。
「この絵に一目惚れして、もう矢も楯もたまらず入れちゃって……」とのことだったので、「ぜんぜんオッケーだから、良かったら写真見せて!」と返事したら、喜んで送ってきてくれました。

 こういった例は、厳密には「自分の絵」というものとは違うとは思いつつ、それでも自分の絵に惚れ込まれて、それをタトゥーで入れたいと思っていただけるのは、絵描きとしては何とも光栄というか、嬉しい気持ちになりますね。
 あ、因みにお二方とも、「写真をブログに載せるけど、いい?」と、ちゃんと確認はとってあります。

ちょっと宣伝、『冬の番屋』第3話です

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 今月22日発売、「バディ」5月号に、短期連載マンガ『冬の番屋』第2話掲載です。
 連載開始時に「しっとり系というかしっぽり系というか……そんな感じを目論んでおります」と述べましたが、今回そんな感じ。メンタル面に重点を置いた、じっくり系の濡れ場が続いております(笑)。

 さて、この「バディ」5月号ですが、先の震災の影響で、発売日が遅れて3月22日(火)一般発売となるそうです。
 それと震災の影響により、仙台にあるプレス工場からの発送が出来ない状態で、付録DVDが添付できていないそうです。応募者全員プレゼントという形で対応するとのことで、詳しくはバディのホームページにある告知をご覧ください。

 アマゾンでは発売日が23日となっていて、いつもなら発売前から出ている書影も、アマゾンの商品ページではまだ出ていませんが、下に貼ったように、桜をイメージした「和」の雰囲気で、彩度を抑えたヴィジュアルに、くすんだピンクのポイントカラーが効いた、なかなかカッコいい表紙です。
 リニューアル以降、グッジョブ続き。^^
 小特集「バディのレシピ」では、この表紙のメイキングも見られます。

 世間ではいろいろと予断を許さないことが続き、何かと暗い論調にお目に掛かることも少なくない今日この頃ですが、逆にそんなときだからこそ、イケメンモデルの裸身で夢の世界に遊んだり(グラビアをオカズにセンズリぶっこく、とも言いますが)、ゲイ受けする小ネタでクスクスしたり、映画や観劇や夜遊びなどのゲイ向け情報を仕入れて経済の回転に役立ってみたりとか、ゲイ雑誌にも役立つことがあるかと思います。
 私もそんな感じで、読んでムラムラしたりハァハァしたりするマンガを、これからもずっと描いていきたい……と思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

Img_magazine_201105 Badi (バディ) 2011年 05月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2011-03-23

お見舞いとご報告

 東北地方太平洋沖地震の被災地の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
 東京在住の当方は、崩れた本の山やラックから飛び出したCDやDVDで、床が足の踏み場もなくなりましたが、家具自体が倒れたりすることもなく、私も相棒も怪我ひとつなく無事であります。
 とりあえず、お見舞いとご報告まで。

企画展「パゾリーニ・オマージュ【ピエル・パオロ・パゾリーニに捧ぐ】」のご案内

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 明日3月7日から、銀座のヴァニラ画廊でスタートする企画展、パゾリーニ・オマージュ【ピエル・パオロ・パゾリーニに捧ぐ】に、私も参加して、新作1点・旧作2点を出品いたします。
 展覧会の詳細等はまとめて後述しますが、出品作家は先月の『幽霊画廊』に引き続き豪華面子です。ゲイ・アート系からも、稲垣征次さんと奥津直道さんが参加。

 映画監督としてのパゾリーニは、マイ・フェイバリットの一人なので、お話をいただいた際は「ぜひ!」と一も二もなく飛びついたんですが、後々になってから、パゾリーニ作品に私が感じる「好きポイント」と、私自身の作風および方向性の接点を見つけることが、事前に想像していた以上に難しく、オマージュ作を描くのもなかなか難儀しました。
 とはいえ最終的には、上手いこと自分の着地点を見つけることができた感じです。
 左上の図版がその部分なんですが、自分としては「納得!」の作品になったつもりではあるものの、ご覧くださる方にはどんなものか……「これのどこがパゾリーニじゃ!」と思われてしまうかも知れません(笑)。
 旧作2点に関しましては、パゾリーニと直接関係のある作品ではありませんが、画廊様からのご依頼もあり、併せて出品させていただくことにしました。
 いちおう、去年の個展では出さなかった作品の中から、新作とのバランスを踏まえ、同時に「……え〜、何となくパゾリーニ?」な作品を選んだつもりでゴザイマス(笑)。
 というわけで、お忙しい折とは思いますが、もしお時間がございましたら、ぜひ足をお運びいただければと思います。

パゾリーニ・オマージュ【ピエル・パオロ・パゾリーニに捧ぐ】
会場:ヴァニラ画廊(銀座)
   〒104-0061 東京都中央区銀座 6-10-10第2蒲田ビル4階
   TEL 03-5568-1233
   http://www.vanilla-gallery.com/
会期:3月7日(月)〜3月19日(土)
営業時間:平日 12時〜 19時
     土曜・祝日 12時〜 17時
     日曜休廊
入場料:500円
参加作家:稲垣征次
     宇野亜喜良
     奥津直道
     加瀬世市
     かふお
     カネオヤサチコ
     キジメッカ
     熊谷蘭治
     田亀源五郎
     照沼ファリーザ
     林良文
     宮西計三
     森栄喜
     (五十音順・敬称略)

イタリアの映画監督・詩人・小説家のピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975年)。彼の荒々しいヴァイオレンス的要素と、過激なエロティシズム表現に政治的ラジカリズムを注入した芸術創作活動と生き方は、圧倒的なカリスマ性から死後35年が経った現在でも、人々の心を捉え続けています。映画監督として、性と政治、神聖と汚穢の両極を往復する映像美とスキャンダルで1960年代のアートシーンに大きな衝撃を与えたことはよく知られておりますが、アルベルト・モラヴィアに「今世紀後半のイタリアにおける最大の詩人」と賛辞された優れた詩人でもありました。そのパゾリーニへのオマージュを個性豊かな13名の作家が表現致します。パゾリーニに捧ぐ、ロマンティックでスキャンダラスなオマージュ展をどうぞお楽しみ下さい。

ちょっと宣伝、『冬の番屋』第2話です

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 今月21日発売、「バディ」4月号に、短期連載マンガ『冬の番屋』第2話掲載です。
 第1話脱稿時の予感が的中し、案の定、キャラが動き始めてしまいました(笑)。
 こうなると、描きやすい反面コントロールを慎重にしなければ。思いついたことを全て盛り込んでしまうと、肝心の焦点がぼけかねないので。
 まあ、あまり冗長にならないように、上手い具合にエロも配置しつつ、しっぽり読み甲斐のある内容にしたいと思っております。
 今回、回想シーンのタッチを、ちょっといつもと変えたりもしていますので、そんなところもお楽しみいただければと。
 というわけで、宜しかったらぜひお読みくださいませ。

Badi (バディ) 2011年 04月号 [雑誌] Badi (バディ) 2011年 04月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2011-02-21

ちょっと宣伝、カラーポスター描きました

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 現在発売中のコミック・アンソロジー「肉体派 vol.19 極!!エロ」に、折り込みのカラーポスター描きました。マンガは今回お休みです。
 左がそのポスターの部分画像。
 まあ、部分画像でもお判りのように、「公開露出/強制女装/オッサンなのに花嫁」ネタなんですが、何というか「晴(ハレ)と褻(ケ)」の「ハレ」的なものを強調したく、行われている行為そのものはアモラルというか異様でありつつ、しかし全体の雰囲気は祝祭的……みたいなラインを目指して描いた絵です。
 折り込みポスターなので、拡げるとA4近いサイズになりますし、サイズが大きい分、体毛の繁り具合(ヴェールやリボンとの対照を狙って、多めにワサワサと繁っております)なんかも美しく再現されていると思いますので、よろしかったら是非、現物をお手にとってご覧くださいませ。

肉体派(19)極!! エロ (アクアコミックス) 肉体派(19)極!! エロ (アクアコミックス)
価格:¥ 920(税込)
発売日:2011-02-18

『幽霊画廊 ~世にも怪異な魂の競作展~』

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 本日から銀座のヴァニラ画廊で始まる企画展、『幽霊画廊 ~世にも怪異な魂の競作展~』に描きおろしの新作一点を出品しております。
 ゲイ・アートの展覧会ではありませんが、実に面白い企画で、参加アーティストも錚々たる面子揃いなので、その中に交じって、私もいささか緊張気味……。
 因みに私の出品作は、もちろんそっち系(笑)。
 幽霊画というテーマと私のテイストである無残絵/残酷画というモチーフをミクスチャーして、更に日本の浮世絵版画的な雰囲気と西洋の「死の舞踏」的なイメージも混在させてみました。

 というわけで、展覧会の詳細はこちら。
会場:ヴァニラ画廊(銀座)
   〒104-0061 東京都中央区銀座 6-10-10第2蒲田ビル4階
   TEL 03-5568-1233
   http://www.vanilla-gallery.com/
会期:2月7日(月)~2月19日(土)
営業時間:平日 12 時~ 19 時
     土曜・祝日 12 時~ 17 時
     日曜休廊
入場料:500円
参加作家:市場大介
     小妻容子
     小山哲生
     三代目彫よし
     沙村広明
     SHIGE
     空山基
     田亀源五郎
     ツバキアンナ
     鳥居椿
     富崎NORI
     ヴァーニャ・ズーラヴィロフ
     福山フキオ
     亡月王
     宮西計三
     山口椿
     (五十音順・敬称略)

柳田國男によれば、神域や死後の国は遠い隔絶された別の世界ではなく、現世の様々な場所に重なるように存在し、「その現世に寄り添うように神々も霊魂も住まう」とされます。この世界が、さまざまな膜が幾重にも重なっている次元の束だとしたら、垂直に進もうとせずにちょっと横を向いただけで、見えないものを見てしまう可能性は常にあります。人間の無意識に潜む死者への畏れと憧れはまた、生きている人々の存在意義を根底から揺るがすのです。我々とその祖先は、何に怯え畏怖し結界をはり祈祷をささげたのか。”死装束の足のない幽霊”から、あらゆる幽霊のかたちを、ヴァニラ画廊に集った珠玉のアーティストが挑戦いたします。

 というわけで、会期中お近くにお越しの際にでも、ぜひ足をお運びくださいませ。
 初日の今日は、私も夕方頃にでも、ちょっと顔を出そうと思っております。