
ドイツのゲイ雑誌”Männer”の2013年12月号に記事が掲載されました。先日ベルリンでインタビュー取材を受けたアレです。
雑誌自体は非ポルノグラフィー系の、カルチャー/ライフスタイル/情報誌といった趣。大判(A4強)のフルカラー誌で、紙質も印刷品質も上々。そこそこセクシーな写真とかも載ってますが、全体的な印象はファッション誌みたいな感じ。目次を見ると内訳は、特集/政治/ライフ/ボディー/カルチャー/情報/レギュラーコーナー…といったラインナップ。
で、全てドイツ語なんで良く判らないんですけど、この号の特集は「フェティッシュ」で、スポーツギアをフィチャーしたメールヌードを撮る写真家の紹介や、レザーシーンの記事なんかに混じって、私の紹介記事も載っています。


二見開き4ページ。2ページ目に先日ベルリンでミーシャに撮られた写真がドバンと。雑誌自体の版型が大きいので、最初見たときちょっとビビった(笑)。雑誌の版元が、英語版”Endless Game”と同じBruno Gmünderなので、同作からのページあれこれが地紋的に散りばめられております。
いちおうオンラインでの販売もありますので、出版社の該当ページリンクを貼っておきます。
http://www.brunogmuender.com/products/details/id/8605_MÄNNER_12_2013/
英語版単行本第二弾”Endless Game”発売です

拙英語版単行本第二弾”Endless Game”、12月上旬に発売です。
版元はBruno Gmünder。ドイツを拠点にして全世界向けに英語その他の書籍をリリースしている、おそらくゲイ出版関係では世界最大手の会社。様々なメールヌード写真集や画集、海外作家のゲイ・コミック本の他にも、有名どころではゲイ向けトラベルガイド”Spartacus”なんかも出しているところで、ゲイ・アートに興味のある人だったら、一度ならずこの出版社の本は目にしていたり、手元にあったりするのでは。
私はこれまで、同社のテーマ別アートブック等に作品を提供したことは何度もありましたが、単著のマンガ単行本としてはこれが初めて。話が動き出したタイミングから察して、おそらく春に出た”The Passion of Gengoroh Tagame”の好評が追い風になったのだと思いますが、表紙画像右下にBruno Gmünder Gay Mangaとあるように、この新レーベルを立ち上げて日本のゲイマンガの英語訳出版を継続していきたいと考えている模様。先日のベルリンでのミーティングでも、そこいらへんのことを色々と相談されました。
収録作品は、2011〜12年にかけて「バディ」で連載した長編(168ページ)『エンドレス・ゲーム』一本。日本でもまだ単行本にはなっていないので、本としてのリリースは世界初ということになります。
実は過去にもこういったことはありまして、たとえば『軍次』シリーズや『闘技場〜アリーナ』はフランス語版単行本の方が先ですし、その他の短編色々なんかも、日本で単行本が出るよりも先に、フランス語版やイタリア語版の作品集に収録された例があります。
マンガ以外の収録コンテンツは、自作解説を兼ねた後書き(英語です)と、あと造本がちょっと変わっていまして、右の写真でお判りになると思うんですが、表紙と裏表紙が折り込み加工になっているので(フラップというんだそうです)、その部分にカラーイラストを4点収録。

マンガ本文の方も、雑誌掲載時の扉ページやロゴ用に空白にしていた部分に手を入れ、コマを描き足したりページ丸々描きおろしたり、仕上で満足がいかなかった部分に手を入れたり……といった、新規加筆修正作業をしております。まぁこれは、日本で単行本が出るときにも、多かれ少なかれ毎度そういう作業はしているんですが。
版型は、B5(マンガ週刊誌サイズ)よりもちょっとだけ小さい、縦23.6×横16.8センチ。サイズが大きめな分、マンガもイラストも迫力倍増。
書き文字の効果音に関しては、いつものように私の方から、欧文に置き換えるために取り払うことも、そのまま残すことも両方可能と提案。結果、先方さんの判断で、日本語の書き文字を残したまま、その上に欧文を小さめに入れるというスタイルになっています。
日英翻訳を手掛けてくれたのは、”The Passion”と同じくアン・イシイ。既に良く知っている仲ですし、担当編集者のセミョンともベルリンで会ったのが功を奏して、東京とベルリンとニューヨークの三角形でメールをやりとりしながら作業。いやはや、便利な世の中になったもんです(笑)。
そして海外版なので、もちろん無修正。下のサンプル画像は、ブログ掲載用にモザイク入れてありますが、実際の本はモロ見え。こういう感じで自分の作品が、海外でしか完全な形で発表できないというのは、毎度のことながら複雑な気持ちになりますね……。




入手方法は、残念ながら”The Passion”のときと違って、日本のアマゾンでは取り扱いがないので(Bruno Gmünderの本はいつもそうです……)、海外から直接個人輸入という形になるかと。
とりあえず、アメリカとイギリスのアマゾンの商品リンクを貼っておきますので、よろしかったらご利用ください。
具体的な発売日は、出版社がドイツに拠点を置き、それをワールドワイドにリリースという形のせいなのか、国によってまちまちで、さきほど確認したところ、いずこもまだステータスはプレオーダー状態でしたが、発売日に関してはエディター氏が「クリスマスに間に合うスケジュールにする」と言っていたので、じきに発売中に変わるのではないかと。
ともあれ、初の英語版単行本出版から一年未満(約八ヶ月)という、嬉しいスピードでの第二弾発売となりました。
第一弾”The Passion”が、版元やブックデザインや序文や解説等の面子などが、サブカルチャー/オルタナティブ・コミック寄りだったのに対して、この第二弾は王道のゲイ出版系というのも、個人的には良い感じの展開に感じております。
よろしかったら是非お買い上げくださいませ!
バディ創刊20周年
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Badi (バディ) 2014年 01月号 [雑誌] 価格:¥ 1,700(税込) 発売日:2013-11-21 |
ゲイ雑誌「バディ」2014年1月号、11月21日発売です。直販系のゲイショップ等では既に店頭に並んでいるはず。
創刊20周年記念号ということで、いつもよりも増ページ、内容も充実したものになっています。歴代のカバーモデルさんやグラビアモデルさんたち75名登場ってのもスゴいし、90年代初頭から現在に至る日本のゲイ・コミュニティ&カルチャー史をコンパクトに綴った記事は、資料的な価値も大。
様々なジャンルの様々な方々からのお祝いコメントも寄せられており、そこに混じって私も、お祝いコメント&ちょっとしたイラストを寄稿させていただいております。自分が同誌に描いた懐かしいキャラを、久々に描いてみました。
ただし連載マンガ『奴隷調教合宿』は、先日お伝えしたように、今号では休載です。12月発売の2月号から、再びスタートいたしますので、しばしお待ちを。
しかし創刊当初、高蔵大介さん、戎橋政造くん、上条毬男くんと一緒に編集部を訪ねたときから、もう20年も経ったのかと思うと、おめでたいという気持ちと同時に「もうそんなに経ったの??? 速! 怖!」という感じもしたり(笑)。
ごく初期の号で、小倉東くん(マーガレットさん)たちと一緒に「SM特集」の企画に参加したのも懐かしいし、後に「ジーメン」を一緒に立ち上げることになるTさんや長谷川博さんと最初に出会ったのも、この「バディ」の編集部。
印刷媒体には何かと厳しい状況が続く昨今ですが、末永く頑張っていただきたいです!
ベルリン紀行(2)
10月11日。この日は昼にミーティングが一件入っているので、それまではフリー。
ということで、楽しみにしていた美術館/博物館巡りに。因みにセミョンが、三日間有効のベルリンの美術館/博物館フリーパスをプレゼントしてくれて、さてどのタイミングで使おうかと考えた結果、仕事の案件が一段落するこの日から使うことに。
というわけでバスに乗って博物館島(ムゼウムスインゼル。ベルリンの博物館/美術館が五つ集まっている観光スポット。ユネスコ世界遺産でもあり)に行き、一番手前にある旧博物館へ。古代ギリシャ・ローマ美術を堪能。
ゲイ関係の書籍なんかで、一度は目にしたことのある方も多いのではないかと思う、アキレウスとパトロクロスを描いたギリシャの壷絵。

収蔵数がそれほど多くなく、人気の方もさほどないのか混み合ってもおらず、収蔵品1つ1つを落ち着いてじっくり見られる感じ。名品の誉れ高い『祈る少年』のブロンズ像は、流石の美しさ。


ちょと引っ込んだところに「愛の部屋」的な但し書きの付いた小部屋があり、入ってみるとエロティックなモチーフのものを集めたスペースでした。そんな中から、古代ギリシャ(おそらく)おちんこコレクション(笑)。

も一つ、サテュロス(多分)のゲイ乱交図。

他にも、大股開きの女性ヌードとか、ヘルマフロディテ(両性具有者)の美麗大理石像なんかもあり。
そんなこんなをじっくり見ていたら、いつの間にか昼近くになったので、急いでミーティング場所へ移動。
ミーティングの相手はベルリンのアート・ギャラリー。出版社Bruno Gmünderとは別件なんだけれど、互いにコネクションを作っておくと後々のためになるかも知れないと思い、セミョンも一緒に来て貰う。
このギャラリーの件は、実は今年の頭にニューヨークのギャラリー経由で、春に個展ができないかという問い合わせを貰っていたもの。しかし今年の春は、既にトロントとニューヨーク行きが決定していて、しかもニューヨーク個展もあったので、ベルリンでやるのはちょっと無理と返事したところ、では秋にやってくれないかという話になり、しかし秋はパリ個展と重なるのでやっぱり無理、来年なら空いているよと返事したら、そのままになっていたもの。
それが今回、ベルリン行きが決まった直後に再度連絡を貰い、来年の春でどうだというオファーだったので、だったら丁度いい、近々ベルリンに行くのでその時に一回会いましょうということになった次第。
ギャラリー・オーナーはグザヴィエというフランス人。彼が最初に私のことを問い合わせたニューヨークのギャラリーや、事前にメールで貰っていたギャラリーの資料から予想していた通り、ゴリゴリのコンテンポラリー・アート系。床に奇っ怪な汚れのようなものがある……と思ったら、それも作品だった(笑)。
というわけで、来年の春にそこで作品展示をする前提で、あれこれミーティング。
こちらが、そのグザヴィエ氏。

ミーティングが終わった後、グザヴィエに「是非見ていくべき」と奨められた、絵画館(Gemäldegalerie)へ。博物館島とは別エリアにある、「13世紀から18世紀のヨーロッパ諸国の芸術品の収蔵では世界有数の美術館」(Wikipedia情報)だそうな。
建物自体は、なんかどっかの公民館みたいな感じでしたが、コレクションはお見事の一言! 錚々たる古典絵画の名作群に、溜め息の連続。これ見逃してたら大後悔するとこだったわ……激推ししてくれたグザヴィエに感謝。
しかし、あまりの充実度に見終わったらクタクタになった(笑)。夜はまたグザヴィエと約束があるので、それまでホテルで一休みすることにする。
夜の10時、セミョンと一緒にグザヴィエが指定したミーティング場所へ。用件は、グザヴィエのところのフライヤー等をデザインしているデザイナーを紹介したいといので。
で、ミーティングに指定する店だから、私はてっきりバーかクラブの類かと思っていたんですが……いざ店に入ったら、そこはセックスクラブ……つまりハッテン場でした(笑)。店の入り口で、デカいビニール袋を渡されて「店内で不要なものはこれに入れろ」っつーから、なるほどクローク代わりなのねと、ジャケットを脱いで詰めていたら、隣の人が靴だけ残してあとは全部袋に詰めて真っ裸になったもんだから、もうビックリ(笑)。
横にいたセミョンに「……ひょっとしてここって、セックスクラブ???」と尋ねたら、「そうだよ」と涼しい顔。知ってたんなら事前に教えろよ!(笑)
というわけで中に進むと、全裸の人やらパン1の人やら、レザー、レスリングのユニフォーム、ケツ割れ、Oバックなどの野郎ども(ドレスコードなしのフリースタイルの日だった模様)が、もうウジャウジャひしめいている。そんな中で、ともあれバーカウンターに辿り着いてコーラなんぞを飲んでいたら、グザヴィエが現れて(幸い、素っ裸とかじゃなくて、普通に黒T&レザーパンツとかでしたが)件のデザイナー氏に紹介(この人も普通に服を着ていた)され、「ないすとぅーみーちゅー」と握手。
そして、向こうの方にある檻やらケツ掘りブランコやら、団子になってチュパチュパズコズコやってる野郎どもを尻目に、「で、今度のエクシビションは云々」と打ち合わせ。シュール過ぎる(笑)。
何でもそこは、ベルリンでも有名な店なんだそうで、グザヴィエは是非それを私に見せたかったらしい。確かに、東欧時代の今は使われていない発電所の一角を改装した店で、淫靡でハードな雰囲気はバツグン。レディー・ガガが借り切ってパーティしたこともあるそうな(笑)。ここです。
ミーティングを済ませた後は、店内をアレコレ見物。あぁ、楽しかった(笑)。
セックスクラブを出た後は、同じ建物に今ベルリンで一番クールな巨大クラブがあるというので、入場待ちで並ぶ長蛇の列を尻目に、先刻紹介されたデザイナー氏の口利きで、フリーで中に入れて貰いました。
使わなくなった発電所という、建物や内装自体のクールさもさることながら、とにかく音響が凄かった……。あんまり重低音がズンズンビリビリくるもんだから、お腹下しそうなくらい(笑)。
翌12日は一日フリー。というわけで、また博物館島へ。
まずペルガモン博物館へ行き、憧れのペルガモン大神殿やイシュタル門などを見物。
トルコのベルガマ(ペルガモン)には行ったことがあるんだけど、そこで見られなかったヘレニズム時代の大神殿を、こうしてドイツで見ることができるというのは、なんかちょっと奇妙な感じはあります。また、これだけのものを丸ごと持ち帰るってのも、正直なところ大泥棒だよなぁ……なんて思いつつも、それでも素晴らしさを堪能。
下の写真は、ミュージアム・ショップで買った、ペルガモン神殿の三翼のレリーフが全て収録されている、折り畳み式のカード。お好きな方ならマストという感じの、ナイスお土産品。お薦め。

こちらは、中庭にあったライオンと戦うヘラクレスのブロンズ像(確か近代の作品)。とてもセクシー。

続けて旧国立美術館へ。ドイツ絵画の豊富なコレクションが嬉しい。ただし、残念ながら一部改装中で、三階はほとんど見られず。
アーノルド・ベックリンやカスパー・ダヴィッド・フリードリヒなんかの作品は、日本でもたまに企画展などで見られたりするけれど、古典主義の歴史画とかドイツの近代絵画とかは、あんまりそういう機会もないので貴重。
現物を見られて嬉しかった、ロヴィス・コリントの強烈なサムソンの絵。

一目で気に入った、ハンス・フォン・マレー(?)という画家の『漕ぎ手』という絵。

前夜の帰りが遅く、起きたのが昼だったこともあり、この日の博物館/美術館巡りはここでタイムアップ。
翌13日。午後にグザヴィエと、夜はセミョンとミーシャに会う約束があるので、それまでに残りの博物館/美術館を片付けることにする。
またまた博物館島へ行き、まずは新博物館へ。収蔵品『ネフェルティティの胸像』が有名な、古代エジプト美術がメインの博物館。
確かにネフェルティティは素晴らしかった。美しい上に、首の筋や目の皺の表現など、幾ら古代エジプト美術がリアリズムに接近したアマルナ様式のものだといっても、その表現は驚くほどモダン。特別扱いで個室に陳列されているのも納得。脇に、目の不自由な人のためのレプリカが展示されており、点字による解説と共に触って鑑賞することができるという配慮も、実に素晴らしい。
とはいえ、このネフェルティティは飛び抜けて素晴らしいものの、他は正直あんまり……。カイロの国立考古学博物館と比較するのは酷としても、なんせ古代エジプト美術のコレクションって、ヨーロッパの博物館/美術館には腐るほどあるので(それだけ盗っ人的行為が多かったってことでもありますが)、それらと比較してもあまりアドバンテージは高くない感じ。
でも、ハリネズミやカバの可愛い置物なんかは良かった。
お次はボーデ博物館へ。実はここ、時間がなかったらスルーしても良いかな……と、最後にまわしていたんですけど、大間違いだった! ここ、すごい!
内容は、中世キリスト教美術や小さな卓上彫刻などがメインの博物館なんですが、とにかく面白いものだらけ。そして異様なものも多い。ルネッサンス以前のキリスト教美術の異様さ、密室的な趣味性の高い小品彫刻の濃さ、そんなのが存分に堪能できる、ちょっと今までに見たことがないタイプのコレクションでした。
というわけで、特に気になったものを幾つかピックアップ。まず、可動関節のあやしい雰囲気の金属製女性ヌード人形。陰毛までしっかり。

キリスト磔刑ジオラマ。

また別のキリスト磔刑ジオラマから、左右の盗賊たち。


縛られた老人(?)の卓上彫刻。

ニンフとサテュロス?

肩だけ可動関節になっている巨大キリスト像。

元来の造形に経年による破損が加わって、まるでコンテンポラリー・アートのようになっているキリスト像。

部屋丸ごとが悪魔崇拝みたいな一室の天井画。

卓上騎馬像の台座に繋がれていたヒゲマッチョ。

三メートル以上ありそうな、見上げるほどの大きさの巨大騎士(?)像。

……きりがないので、ここいらへんにしておきます(笑)。
ボーデ博物館、激オススメ。
その後、グザヴィエとカフェで待ち合わせして、あれこれ打ち合わせ&世間話。次の週にパリに行く予定ありと言うので、私の個展をやっているギャラリー・オーナーのオリヴィエを紹介したり。
グザヴィエと分かれた後は、今度はセミョンと待ち合わせ。待ち合わせ場所はBruno Gmünderがやっているゲイ・ブック・ストア。地下鉄(Uバーン)の駅(ノレンドルフプラッツ)のプラットホームから、レインボーの看板が見えるのですぐ判った。
店内をちょっと見物してから、ミーシャの家に移動して写真撮影。前の記事で書いた、インタビューが載るゲイ雑誌MÄNNER用。
その後、3人でレストランへ。これがベルリン滞在最後の夜。
翌14日。午前中の飛行機でベルリンを発ち、パリで乗り継ぎ、翌15日に帰国。
パリも楽しかったけど、ベルリンも良かったな〜……と思いつつ、今回の出稼ぎ旅行は終了。
2013年ベルリン紀行(1)
10月8日、飛行機でパリからベルリンへ移動。
なんでベルリンにも行くことになったかというと、同地に拠点を置いて、ゲイ・アート関係の書籍やゲイ・トラベル・ガイドなどを、全世界向けに出している出版社Bruno Gmünder(ゲイ・アート画集や写真集の洋書を買う習慣のある人間にはお馴染みの名前なはず)から、私の英語版単行本第二弾を、今年の12月上旬に出すことになっていたから。
そのために春頃から担当エディター氏と、あれこれやりとりを続けていたんですが、「パリ個展でフランスに行くので、もし来られるようだったら来てね」と案内を出したところ、逆に「移動や宿泊の費用は持つから、ベルリンに来ない?」と誘われたので、あ、それもいいなとホクホク乗った次第。
なにしろ私、ドイツに行ったのは30年くらい前に一度きりで、そのときはまだ《西ドイツ》だったし(笑)、しかもベルリンには行ったことがなかったので。
ベルリンのテーゲル空港で、担当エディターのセミョン(Simeonなので、メールをやりとりしてたときはフツーにシメオンと読んでいたんですが、現地で聞いたらセミョンに近かった)がお出迎え。挨拶した後、バスと地下鉄を乗り継いで、まずホテルにチェックイン。
ホテルの名前がAbba Hotelで、最初は「あのABBA」とは関係なく、単に綴りが同じで別の意味があるドイツ語か何かだろう……と思っていたら、1Fのレストランの名前が「アッバ・ミーア」だったので、どうやら本当に「あのABBA」だったみたい(笑)。いわゆるゲイ・ホテルではありませんが、LGBTフレンドリー・ホテルということで、ロビーにはベルリン・ゲイ・ガイドのフリーペーパーなんかが置いてあるし、全体の雰囲気はモダンを主体に程よくデコレーションが入った感じで、部屋は広いわ綺麗だわで実に快適な良いホテル。
シャワーなんぞを浴びて、ちょっと休憩した後、セミョンの案内でベルリン観光へ。
バスと地下鉄(っても地下から乗ったかと思いきや、途中から地上に出て高架になったり、また潜ったり、出たり入ったりするんですが)と市電をフルに駆使して、主だった名所旧跡エトセトラを次々と。ガイドブックに乗っている系の場所は、一通りこの一日でクリアしたんじゃなかろうか。おかげで、最後の頃はもうクタクタに(笑)。
というわけで、ゲイ&レズビアン・ホロコースト・メモリアルで撮った写真が、こちら。

ここに限らず名所旧跡を巡っていると、どうしてもナチスや東西分断絡みのものが多いので、けっこうダウナーな気分になってきます。
夜はセミョンに「チケットが一枚あまっているから」と誘われて、James Blakeのコンサートへ。
音楽やパフォーマンス自体は良かったんですが、昼間の疲れでけっこう体力的にキツくなってきて、オマケに前座のDJも一時間以上あったり、ライトの演出がアグレッシブで目をやられたり、爆音&重低音で耳もやられたり……で、最後の方は正直「そろそろ終わってくれないかしらん」とか思ったり(笑)。
翌9日は、夕方まではオフだったので、前日にあちこち見た中で、もっと良く見たかった所などへ行ってみることに。
この写真は、戦禍で半壊したままの姿を残している、カイザー・ヴィルヘルム教会内部のモザイク画。すっごい綺麗。

それからヘルムート・ニュートン財団写真美術館に行ったり、いろいろブラブラと。
夕方になり、セミョンと待ち合わせて、ゲイバーのハッピーアワーへ。そこでBruno Gmünderの他のスタッフにも紹介される。
下の写真は左から、同社が出しているゲイ雑誌MÄNNERの編集者クリスチャン(後日、彼からインタビュー取材を受ける)、私の担当編集者セミョン、名前忘れたけど同社のデザイナー氏、セミョンの上役ミーシャ。

バー自体は激混みで、景色もなかなか良かった(いい男もいっぱいいた、という意味)んですが、やはりオール出版関係者というのがネックなのか、ここだけ切り出すとなんかオタクっぽい感じ(笑)。

当然のことながら、私が加わってもそのオタクっぽさは全く変わらず(笑)。
バーの後は、Bruno Gmünderのオフィスがその近くだと言うので、もう営業は終了していたけれども行ってみることに。
セミョンとミーシャが、鍵を開けて電気を付けて、オフィス内を説明しながら案内してくれる。案内してくれる、と言ったとおり、広い。スタッフ(デスクの数)も多い。セクションも細かく分かれていて、日本のゲイ出版では考えられない規模。
社員は40名くらいって言っていたかな?(ちょっとウロ覚え)全てゲイ男性のみだそうです。たまに女性社員も入るんだけど、長続きしないんですって。そんなものかしらん(笑)。
翌10日。午後から前述のインタビュー&その他もろもろ打ち合わせなので、午前中はフリータイム。またあちこち見物に出掛ける。
下の写真二点は、映画『ベルリン・天使の詩』でもお馴染みの、戦勝記念塔(ジーゲスゾイレ)基部のレリーフ。バトルとキス。


余談ですが、初日にセミョンは私を案内しながら、「ここは『ラン・ローラ・ラン』に出てきた云々」「ここは『クリスチーネ・F』に云々」と、あれこれ説明してくれました。
午後からはBruno Gmünderのオフィスに行って、まずMÄNNER誌のインタビュー。
そんな予感はしていたんだけれど、インタビューの受け答えは全て英語。大丈夫かな〜と、自分でも不安だったけれど、質問の意味が分からなくなることも、自分の答えが伝わらなくなることもなく、何とかクリア。まぁどうせ、最終的にはドイツ語になるわけで、どんなメチャクチャな英語でも、そう大事にはなるまい(笑)。
続けて、セミョンとミーシャと3人で、現在進行中の英語版単行本に関する諸確認やら、今後のアレコレについてミーティング。いろいろ興味深いプランも聞けたので、そのうち時が来たらまたお知らせできるかも。
そこに同社CEO氏がやってきて、ご挨拶。私が同社の社名を「ブルーノ・グミュンダー」と言ったら、「アメリカ人とかは、その発音でいつもトラブルのに!」と喜ばれました(笑)。そのまま雑談していると、電子書籍の話題になり、洋の東西を問わずアダルトものの電子書籍には、同じ問題があることが判る。
CEO氏から「うちの本は日本でも売られている?」と聞かれたので、正直に「残念ながら書店で見かけることはほとんどないし、アマゾンでも取り扱っていない」と答えたら、「やっぱりね〜」とガッカリされました。何でも以前は日本のディストリビューターと契約して配本もあったんだけれど、トラブルがあって以降(もちろん日本の性器の露出エトセトラに関する問題)ルートがない様子。
同社としては、日本や東アジアのゲイ・マーケットも視野に入れたいのに、残念という感じでした。
打ち合わせ諸々が終わったところで、私の単行本の本文レイアウト作業中のデザイナー氏に紹介されて挨拶したり、SNS用に写真を撮られたり。
下の写真は、イタリアのアーティストFranzeの、まだ発売前の新作グラフィック・ノベル”Poseidon- T”を貰って喜ぶ私。

内容は、ラグビーのスター選手に憧れるゲイ青年が、不意に起きたカタストロフに巻き込まれ、『クローバーフィールド』か『パシフィック・リム』かってな展開になるゲイ・ラブ・ストーリー。ゲイラブありハグありキスあり添い寝あり、セミヌードありフルヌードあり、触手あり巨大ロボットあり……だけどセックス場面なし! という異色作。
しかもそれが最後には、身の丈サイズのリアルなゲイの心情やゲイ的なテーマを描いた作品として、綺麗に後味良く収束するという、なかなかのものでした。Franzeの前作(Andreと組んだ”Black Wade”)も、ゲイ版ヒストリカル・ハーレクインみたいな感じで良かったですが、テーマ性やユニークさという点は”Poseidon-T”に軍配。
作者自ら作ったPVもあるので、よろしかったらご覧じろ。
長くなったので、とりあえずここまで。
2013年パリ紀行、個展以外のあれこれ
10月5日(土)は、書店les mots à la boucheでサイン会。2009年と2011年にもサイン会をした、マレ地区にある個性的なセレクトの本屋さんです。この書店のことを最初に教えてくれたのは、タコシェの中山さんでした。
フランスでは新刊が出ておらず、既刊のものでも既に品切れのものもちらほら、おまけに春に出た英語版”The Passion”も品切れ……ということで、テーブルに用意されたのは”Gunji”、”Goku vol.2″、”Virtus”という寂しい状況。まぁ、その割りにはそこそこ人は来てくれました。1時間半(15:00〜16:30)のうち、人が完全に途切れたのは二回だけ。

自作の絵をプレゼントしてくれた人も。

アレックス・クレスタやトム・ド・ペキンも来てくれました。
サイン会の後、オリヴィエ(ギャラリー・オーナー)と一緒に、オープニングに来てくれたケヴィンが勤めているフェティッシュ・ショップMr. Bへ。


出来てまだ新しいとのことで、確かに2年前に来たときは、まだありませんでした。確か本店はアムステルダムかどっかにあるショップの、パリ支店だったと思います。
場所はやはりマレ地区で、サイン会をした書店ともすぐ近所。このエリアには他にも2つ(少なくとも)フェティッシュ系のショップがあるんですが、私の知る限り、このMr. Bが一番オシャレ。店内のディスプレイはまるで博物館のようで、様々ないかがわしい(笑)器具が、実に美しく陳列されています。コーヒーのサービスもあり。
ケヴィンからは、お土産にショップのTシャツを貰いました。このTシャツ、流行っているのか、私の個展オープニングでも、また、この後行ったベルリンでも(ベルリンにも支店があります)、着ている人を何人か見かけました。
その晩、ケヴィンにフェティッシュ・パーティに誘われたので、拙著『日本のゲイ・エロティック・アート』出版時からのお付き合いで、現在はパリに移住しているユージ君を誘って、ついでにオリヴィエも一緒に、夕飯の後に行くことに。

ところが残念、ドレスコードに引っかかって入店できず。
ケヴィンは「自分に連絡してくれれば、ドレスコードは問題ないから」と言ってくれていたんですが、この晩はパリ市のホワイト・ナイトというイベントで、マレ地区は凄い人出。携帯回線が完全にダウンして、メールも送れなければネットアクセスもできず、ケヴィンの送ってくれたSMSは翌日の朝にようやく届くという始末。
仕方なくイベントは諦めて、ホワイト・ナイトのインスタレーションなんかを見物しつつ、場所を改めることに。因みに下の写真がそのインスタレーションの一つで、一つ一つイルミネーションが付いた無数の液体入り透明バッグが木のようにカテドラル内に林立して、そこに合唱曲が流れているというもの。すごい綺麗だった。

そして、ベアバー行ったり、レザーバー行ったり、レザー&ラバーバー行って、地下のミックスルームで殿方たちがバコバコやってるのを見物したり……そんなパリの夜(笑)。
10月6日(日)はオフ日だったので、午前中からオルセー美術館へ。お目当ては、9月24日から始まったばかりの、男性ヌードをテーマにした画期的な企画展Masculin / Masculin。(日本語紹介記事)
こちらがそのプロモーション・ビデオ。
午前中のわりと早い時間に行ったのに、美術館の前は既に長蛇の列。1時間弱並びました。

ただ、後で知ったんですが、この日は丁度オルセー美術館が入場無料の日だったらしく、どうりで美術館に入った後チケットゲートもなく……混んでいたのは、そのせいもあるのかも。
Masculin / Masculin展は、アートとメールヌードに興味のある方だったら、間違いなく見逃せない展示でした。クラシックからコンテンポラリーまで、西洋美術史における男性ヌード表現を、時代を満遍なく網羅してテーマ別に展示した一大企画展。それと同時に、ポスターにも使われているピエール&ジルを強烈にプッシュしていて、いわば彼らの作品をアカデミックな西洋美術史上に置いて、その価値を再構築しようとしているかのような感もあり。
というわけでゲイ・アート的には、そのピエール&ジルを筆頭に、ジョージ・プラット・レインズの写真作品も充実。同じく写真で、ハーバート・リスト、ロバート・メイプルソープ、デヴィッド・ラシャペルなどのメールヌード作品も網羅。
古典はそれこそ、ルネッサンス以前から新古典まで盛り沢山。近代もバッチリで、エゴン・シーレありフランシス・ベーコンありオーギュスト・ロダンありアントワーヌ・ブールデルあり……。
エロティック・アートや明確なゲイ・モチーフは、パーテーションで仕切られたスペースに注意書き付きで展示されており、ラインナップはジャン・コクトー、アンディ・ウォーホル、ポール・カドモス……などなど。デヴィッド・ホックニーのペインティングの脇には、彼の映画『彼と彼/とても大きな水しぶき』のモニター上映も。
映像上映はそれ以外にも、まず裸体男性が様々な動きをしているのを捉えた、アカデミズム用と思しき古いフィルム。エドワード・マイブリッジみたいな感じのやつです。あと、ジェームズ・ビッドグッドの映画『ピンク・ナルシス』も、出口のところでプロジェクター上映。
耽美系のホモエロティシズムがお好きな方だったら、ジャン・ブロック『ヒュアキントスの死』や、アン=ルイ・ジロデの『光の中で眠るエンディミオン』といった有名作が、同じ部屋に展示されているのに感涙間違いなし。エドワード・バーン・ジョーンズ、ギュスターヴ・モロー、ジャン・デルヴィルの大作なんかも見逃せない。
SM好きとしては、ウィリアム・アドルフ・ブーグローの『キリストの笞刑』が見られて大感激。他にも、イクシオーンの車輪を描いた古典油彩画とか、狂えるオルランド(だと思う)のブロンズ像なんかにもウットリ。様々な作家による聖セバスティアヌスの殉教だけを集めたコーナーなんかもあり。
もちろん、初めて見る画家の絵にも良いものがたくさんあり、特に印象深かったのが、何とも禍々しいアンリ・カミーユ・ダンガー(?)という人の『疫病』(?)という絵や、アレクサンドル・アレクサンドロビッチ・デイネカ(?)という人のロッカールームの体育会系野郎を描いた絵など。
こういった諸々が、テーマや図像学的な共通点を軸に、時代をシャッフルして展示してあるという構成なので、もうこれは面白くないはずがない。会期は来年の1月2日(確か)までやっているので、その間パリに行かれる方は、お見逃しなきように!
そして私のオープニングに来てくれたパトリック・サルファーティの写真作品も、数点展示されていました。

因みに、拙著『髭と肉体』の著者近影も、パトリックが撮ってくれた写真です。
売店ではもちろん図録を購入。

ハードカバーの立派な本で、画集としても秀逸。日本のアマゾンにもあったんですけど、現在のステータスは《品切れ/再入荷予定なし》になっちゃってますね……とりあえずリンクだけ貼っておきます。Masculin / masculin
グッズ系は、マグネット数種、ロゴやマークをあしらった黒Tシャツ、トートバッグ、クッションカバー、缶バッジなど。とりあえず自分用に、セシル・ビートンが撮影したジョニー・ワイズミューラーの、半端なくセクシーなターザン写真のマグネットを購入。

Tシャツも欲しかったんだけど、欲しかったデザインのやつはサイズが売り切れらしくて断念。ミュージアム・ショップの常で、展示内容に併せた(つまりメールヌードの)画集や写真集なんかもあれこれ売られていて、そんな中から、フランス王立絵画彫刻アカデミーのコンパクトなメール・ヌード・モデル・デッサン集を購入。

企画展を見終わった後は、通常展示をあれこれ見てから帰宿。
晩はフランスの同業者ファブリスと、そのパートナーのヤンが一緒に暮らすお宅にお邪魔して、夕飯を御馳走に。
10月7日(月)は、午前中はオフなので散歩でも行こうかと思っていたら、画廊にいきなりノルマンディーから来たという自称サンタクロースがやってきて、ボーイフレンドの誕生日プレゼント用にと本にサインを頼まれ、訊いてもいないのに「私の歌を聴きたいか?」と言い出し、ドイツ語のオペラ・アリアみたいのを朗々と歌い、嵐のように帰っていった……という一幕があり、目が点に(笑)。
午後は、フランス/ドイツのTV局Arteの取材。通訳さんを介してインタビュー動画を収録。
ゲイカルチャーの過去と現在を綴るドキュメンタリー番組用だそうで、そうなると本編で使われるかどうかは微妙な気も。インタビュー内容も、私個人に関する質問と、ゲイ文化全体に対する考えを尋ねるものとが、ほぼ半々だった印象。
一応、女優のように「そこからこっちに向かって歩いてきて!そこで腕組みしてカメラ見て!」みたいなカットもこなしましたよ(笑)。気分はグロリア・スワンソン。
その後、アートフェアで作品を展示しているという、ニコラのブースを表敬訪問。広場に簡易な小屋を作って、かなりの数のアーティストたちが個々のブースで展示をしているという、青空アートフェア・
これがそのポスター。

最初にパリ個展をした2007年のときから、毎回いろいろ手伝ってくれているニコラと「また二年後にね!」と(今のところパリ個展は二年に一度のペースでやっているので)ハグしてバイバイ。
翌日は、朝の飛行機でベルリンに移動するので、夜遊びなどもせずにオリヴィエと二人で夕食&あれこれ打ち合わせ。
しかし、オリヴィエはとにかく良く喋るので、いつの間にか深夜をオーバー。まだまだ喋り続けるオリヴィエを、「ストップ、もう寝るから!」と制して、ようやく荷造り&就寝。
これでパリの全行程、無事終了です。
ちょっと宣伝、『奴隷調教合宿』第4話です

10月21日発売「バディ」12月号に、短期集中連載マンガ『奴隷調教合宿』第4話掲載です。
若いイケメン系アスリートのガッツリSM話というコンセプトなので、今回も責め具やら拘束具やらをフルに使って、がっつりエロエロに徹しております。若いキャラが苦手な方やSM趣味のない方には、お口に合わないでしょうけど(笑)。
内容的には、今回はちょっとチェンジ・オブ・ペースの回。
次回以降の展開をますますお楽しみに! …と申し上げたいところなんですが、次号は一回お休みをいただいて、12月発売の次々号(2月号)から、また連載再開となります。
とはいえ次号(11月21日発売、1月号)は、「バディ」創刊20周年記念特別号なので、お祝いイラストやコメント、あとひょっとしたら対談記事とかで登場予定です。
マンガがお休みだからといって、スルーしないでくださいね(笑)。
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Badi (バディ) 2013年 12月号 [雑誌] 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2013-10-21 |
2013年パリ個展の会場
パリでの個展用の渡航から無事帰国しました。
タイムリーな話あれこれは、Twitterのログを見ていただければ判りますが、とりあえずこちらにも、会場とオープニング・パーティの写真をアップします。
《会場》
1)エントランス。マンガ『エンドレス・ゲーム』の大ゴマを、映画スチル風に再構成。

2)メインの壁面。単行本『冬の番屋/長持の中』の表紙絵『天使A、B』の線画を、金墨汁と銀墨汁のスパッタリングで、タブローとして再アレンジしたものを中心に展示。

3)マンガの原画あれこれ。

4)ちょっと懐かしめのイラスト二点。

5)オーストラリアの企画展用に描いた作品と、マンガ『転落の契約』用に描いた素材用イラスト。

6)赤をキーカラーに用いた展覧会用の作品、新旧あれこれ。

7、8)その他あれこれ。


《オープニング・パーティ》
カメラマンが他にいたわけではないので、自分が撮ったこの2枚くらいしかありませんが、会場後2時間くらい経った頃の写真だったかな? まだ窓の外が明るいので。


《友人、知人、etc.との記念写真》
アレックス・クレスタ(写真家)→パリ個展時のビデオ

フル・マノ(アーティスト)→サイト

トム・ド・ペキン(アーティスト)→Tumblr

ロジェ(システム&ネットワーク・エンジニア+写真家)

ジャン=ポール・クルーゼル(国立グラン・パレ美術館館長)

アルチュール・ジレ(アーティスト)→現在オルセー美術館で開催中の男性ヌード展のオープニング・レセプションに全裸で参加して話題になったときのビデオ

パトリック・サルファーティ(写真家)→紹介ブログ記事

フィリップ(別のギャラリー・オーナー)

オリヴィエ・フランドロワ(アーティスト)→Tumblr

ニコラ・マラウィ(アーティスト)当日、一緒に写真を撮るのを忘れたので、後日アートフェアで彼のブースにて。

《オマケ》
カメラに向かってニコラと二人で、「どうせならセックスしようか?」「じゃアタシがボトムね!「ダメよ、アタシよ!」と言いあってゲラゲラ笑っている写真(笑)。

ちょっと宣伝、来月頭からパリで個展やります(追記:サイン会あり)

10月4日から、フランスはパリのArtMenParisギャラリーで個展をやります。早いもので、もう四回目。
例によって新作旧作いろいろとり混ぜての展示となりますが、これまで企画展用に描いた作品を纏めて持っていく予定なので、雑誌等印刷媒体には未発表の近作が一度に見られるという意味では、ちょっと貴重かも知れません。
オープニング・パーティは、4日(金)の17:00から22:00まで。エブリバディ・ウェルカム。私も会場におりますので、近在の方や渡航予定がおありの方は、是非お気軽にお越しください。
この初日以外は、ギャラリー閲覧は予約制になります。会期の正式な終了日をまだ知らされていないんですが(おいw )、これまでのパターンだと、おそらく10月いっぱいの開催かと。鑑賞ご希望の方は、事前にギャラリーにコンタクトをとってからお出でください。
Facebookのイベントページ:Tagame Dessins Hardcore Drawings
ギャラリーのウェブサイト:ArtMenParis
大きな地図で見る
【追記】サイン会もやります。
マレ地区にある本屋、les mots à la bouche(前にも2回やっているところ)にて、10月5日(土)の15:00から16:30まで。
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ちょっと宣伝、『奴隷調教合宿』第3話掲載です

9月21日発売の「バディ」11月号に、短期集中連載『奴隷調教合宿』第三話掲載です。
こんな感じ(左画像)で、調教は着々と進行、主人公(丹野圭クン、大学野球部三年生)も着実にマゾ性奴への道を堕ちつつあります。今回の見所は、見開き大ゴマ二連発の奴隷宣誓シーンでしょうか(笑)。
さて、この『奴隷調教合宿』、当初は4〜5回くらいを予定していましたが、このペースだと、もうちょっと長くなりそうです。
編集部の了解もとれましたので、途中で中休みの休載も入る予定ですが、主人公がどこまで堕ちてどんな運命を辿るのか、もう少しよろしくお付き合い願えればと思います。
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Badi (バディ) 2013年 11月号 [雑誌] 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2013-09-21 |
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![Badi (バディ) 2013年 11月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Od928ZfxL._SL160_.jpg)