Painterによる油彩画風の厚塗り画
STEP 2〜資料を3DCGで作成する


 それでは、3DCGソフトを使って必要な資料を作成していきます。

 まずPoserでフィギュアに「あーでもない、こーでもない」とポーズをとらせ、決定したらOBJで書き出します。アバウトな構図も、この段階で検討・決定します。
step-poser
(因みに使用しているフィギュアは、DAZ 3Dという会社が販売しているMichael 2.0というPoser用モデルを、自分用にカスタマイズしたもの。お値段は$41.96と少々お高いですが、高価なだけあってPoserのプリセット・フィギュアよりもずっとポージングに融通がききます)

 石臼は六角大王でサクッとモデリングし、これまた出来上がったらOBJで書き出します。
step-rokkaku
(レンダリングの際、素材ごとにマテリアルを変えたいので、パーツはレイヤー化してあります)

 その両方をBryceにインポートして、今度はアングルやライティングを「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤。
step-bryce
(見た目の自然さを考えて、カメラの画角は30°に設定。地下牢という設定なので太陽光はオフ、ライトは5灯ほど配置。陰影用の資料なのでテクスチャは貼りません)

 イメージ通りのものができたらレンダリング。
step01
 かなりイメージに近付いたものが出来たので、これから先の作業はちょっと楽になりそう。ひと安心して下絵に取りかかります。
 続きはSTEP 3へ…
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