ちょっと宣伝、単行本『髭と肉体』発売です

higetonikutai
 明日9月12日、最新マンガ単行本『髭と肉体』が、オークラ出版さんから発売です。
 今回は短編集。主にアンソロジー「肉体派」掲載作を中心に、「G-men」掲載作も一本収録。
 因みに、オフィシャルの英題”FLESH + BEARD”は、1985年制作のオランダ映画”FLESH + BLOOD”(邦題『グレート・ウォリアーズ/欲望の剣』、監督はポール・ヴァーホーヴェン。……お願いだから、どっか日本盤DVDを出して!)のパロディ&オマージュ。

 内容は、かなりバラエティに富んだものになりました。
 どのくらいバラエティに富んでいるかというと、例えばメイン・キャラクターを列記するだけでも、一流企業の重役、イケメンホームレス、明治末期の蛮カラ学生、その後輩の優男、日露戦争時の白ヒゲ将校、馬賊、美形ロシア貴族、中世フランク王国のヒゲ熊騎士、記憶喪失の刑事、ガチムチ巡査長、連続強姦犯のマッチョ囚人、下着女装のサラリーマン、高野聖に鬼に妖怪……といった塩梅。
 ストーリーの方も、ラブあり鬼畜あり、ほのぼのありSM調教あり、現代ものから時代もの、西洋ものから近未来ものまで……といった具合の盛り沢山さ。

 収録タイトルは、『神経性胃炎』『稚児』『長夜莫々』『汗馬疾々』『晒し台』『DISSOLVE 〜ディゾルブ〜』『ECLOSION』『「マゾ」』『雨降りお月さん』の、計9本。
 描き降ろしは、表紙や目次カット等のイラストの他、本編加筆あり、制作裏話アレコレなんかもあり。
 装丁は、ブラックにゴールドを効かせて、カッコ良く作っていただきました。表紙と裏表紙のコントラスト(っつーか、イメージ・ギャップとゆーか)も見所かも。
 本体表紙もゴールド系の特色で、カバーイラストの下絵を使って、これまたカッコ良く仕上げていただいております。ご購入の際には、ぜひ一度カバーを外して、中身もご覧あれ。

 なお、出版社のサイトには、期間限定でここだけでしか見られないメッセージ・カードもアップされていますので、こちらもよろしかったらぜひご覧あれ。

 というわけで皆様、お買いあげ心よりお待ちしております。
『髭と肉体』田亀源五郎(amazon.co.jp)